ライター
増戸 聡司 転職トラベラー

【旅歴】 ピースボートで2度の世界一周(北半球航路と南半球航路)と、バックパックでの世界一周で、現在、世界3周して73ヶ国を訪問している転職トラベラー。 元ライザップのトレーナーであり、元警察官。 【その他】 「筋肉番付」の腕立て全国二位、UltimateBeastmaster日本代表(Netflix主催の「SASUKEのような番組」)、大学生アームレスリング全国大会優勝、マラソン3時間14分、エキストラ出演「HERO2」や「寄生獣」

こんにちは。ピースボートの船旅で2度の世界一周をし、その後バックパッカーでの世界一周と、計3度の世界一周をしている世界一周評論家の増戸(ましと)です。

私が初めて世界一周したピースボート71回クルーズが出航したのは2010年10月25日で、もう7年も経つのですが、最近、船で出会った人達をテレビで見る機会が増えてきたので、船で出会った人達のその後の人生の傾向についてまとめてみました。

特に、将来ピースボートでの世界一周を考えている人には参考になると思います。なお画像は全て自分自身で撮影したものです。

 

ピースボートでの世界一周とは?

ピースボートとは、国際交流を目的として設立された日本の非政府組織(NGO)で、また団体が主催している船舶旅行の名称です。

1983年の設立当初はアジアをめぐるクルーズが主体でしたが、1990年以降は世界各地をめぐる「地球一周の船旅」を毎年1~3度実施し、これまで180以上の寄港地を訪れ6万人を越える人々が乗船しています。

街の中や居酒屋さんなどで、このようなピースボートのポスターを見たことがある、という人も多いのではないでしょうか。

ピースボートにはボランティアスタッフという制度があり、例えば乗船前にポスターを貼る活動をすると、貼った枚数によって船代が割引になるというものです。大学生など時間がある人はこの制度を活用し、世界一周の基本料金を無料にしている人も沢山います。

最近では、今年ノーベル平和賞を受賞した国際NGO・核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の国際運営グループの一員にピースボートも参加している、ということでも知られてきています。

 

海外の魅力にとりつかれて再び海外に行く

▲シンガポール在住時に撮った、現地のアームレスリング道場での一枚です。

帰国後に再び海外に行く人が非常に多いです。海外に行くには、留学、ワーキングホリデー、海外青年協力隊、日本語教師、海外赴任、結婚、旅など様々な理由がありますが、私がピースボートで出会った人達は、実際にこれら全ての理由で海外に出ている人達がいます。

やはり私も初めてピースボートに乗った後に、何度も海外に行くようになりました。

例えば最初に乗った71回クルーズの航路が主に北半球を巡るクルーズだったので、次は主に南半球を巡るピースボート第78回クルーズに乗船したり、他にもシンガポール駐在やフィリピン留学に行ったりもしました。

ピースボートで世界を見てきたことによって海外への関心が更に高まり、このような傾向になるのだと思います。

 

国内外で船仲間と再会する人が多い

photo by pixta

私が初めてピースボートに乗った7年前は、まだFacebookよりもmixiの方が利用されている時代でしたが、それでも船仲間と帰国後も繋がることが出来るツールとして大いに役立ちました。

その結果、全国各地で船仲間との交流が続きました。ここでは3つのパターンを紹介します。

1.船仲間が住んでいる土地に遊びに行く

これは全国各地で行われています。私の地元は仙台ですが、特に関東や関西では乗船者が多いので頻繁に飲み会などで集まっています。

また、全国各地から仙台に旅行に来た際に再会した人も20人以上いて、更に10人以上は私の自宅に泊まっていきました。逆に私が日本各地を旅した時はその土地を案内してもらい、また何人もの人の家に泊めさせてもらいました。

このようにピースボートに乗ると日本各地に友達が出来るので、「世界一周の前に日本一周をする」よりも、「世界一周してから日本一周をする」方がより楽しく有意義なものになると思います。

▲ヨルダンでピースボート仲間と撮った写真です。

また、私は2016年の11月からバックパッカーで世界3周目の旅に出たのですが、海外でも数ヶ所でピースボートの友達と再会しました。

2.船仲間と旅行に行く

1と似ていますが、それぞれが住んでいる場所を訪ねるだけでなく、別の場所に一緒に旅行に行くことも多いです。これも国内だけなく、海外に行く人達もいます。

3.同航会

出航日(もしくは帰国日)から丁度1年後や2年後など節目の日には、クルーズ乗船者による同航会(同窓会をもじった造語?)が開催されます。これはピースボート側で行っているわけではなく乗客が自主的に行っているのですが、おそらく毎クルーズで開催されていると思います。

同じクルーズに乗った人達が大人数で集まり、船旅やその後の話をすることは非常に楽しい時間となります。

ライター
増戸 聡司 転職トラベラー

【旅歴】 ピースボートで2度の世界一周(北半球航路と南半球航路)と、バックパックでの世界一周で、現在、世界3周して73ヶ国を訪問している転職トラベラー。 元ライザップのトレーナーであり、元警察官。 【その他】 「筋肉番付」の腕立て全国二位、UltimateBeastmaster日本代表(Netflix主催の「SASUKEのような番組」)、大学生アームレスリング全国大会優勝、マラソン3時間14分、エキストラ出演「HERO2」や「寄生獣」

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