ライター
ROY 合同会社旅と北海道CEO

合同会社旅と北海道CEO/北海道観光インフルエンサー/北海道安平町地域おこし協力隊/ゲストハウスVACILANDOオーナー。札幌出身、”旅”と”北海道”の魅力を伝える道産子。北海道観光情報Instagram「旅と北海道」で、絶対に外さない北海道の観光情報を発信。SNS総フォロワー6万人。2022年から北海道安平町の地域おこし協力隊としても活動し、ゲストハウスVACILANDOをフルDIYリノベーションで開業。他にも、写真、映像、マーケティングやコミュニティマネージャーなど幅広い分野で事業を行う。

みなさんこんにちは、TABIPPO社員のロイです!

僕はこれまで2年間インターンとして参加していましたが、今年から社員としてTABIPPOへ入社することになりました。ですが、最近痛感しているんです。「社会人って思っていたよりも忙しい」って…。しかも、

旅の会社なのに、最近ぜんぜん旅へ行っていない!!!

自分のスケジュール次第で旅の計画もできるはずなのに、社会人生活にまだまだ慣れておらず毎日バタバタ。そんな日々の中でも、「なんとかして海外へ行けないかな〜」と考え、良い解決策を探しに探しまくった結果、僕はとある神プランを見つけました。

それはこちら!!!

プラン詳細は、Peachの公式サイトから
え、札幌からの深夜便で韓国行けるってまじ!?!?

生まれも育ちも北海道・札幌市の僕。新千歳空港は国際線もぼちぼち運行しているのは知っていましたが、こんな便利な深夜便があったなんて全く知らなかったので驚きです。さらに、調べてみるとPeachの札幌-ソウル深夜便は「滞在時間をとことん長くできる効率的なプラン」なことが判明。Peachの深夜便、恐るべし。

心の声「(すごい、これなら仕事に影響せずに海外へ行って帰って来れるんじゃ…?)」


心の声「(よし、すぐにでも行こう…!!!)」

かくして、この後に続く僕の「思いつき弾丸ソウル旅」が決行することになりました。

せっかくなので、何かルールを背負っていきたい!

ただ楽しみに旅へ行けば良いところを、ストイックにも「何かこの旅に制約を付けたいな〜」と考えていたので、先輩のありーさんに相談してみることに。


ロイ:ソウルのスポット情報をただまとめるだけなのってどうかなって思っているんですけど。

ありー:そうだね。だって、今回ロイの旅プランは「ホテルへ泊まらない0泊3日の弾丸プラン」なんでしょ? だったら、その貴重な滞在時間でどれだけ楽しむことができたか、ガチンコ取材しておいでよ。

ロイ:なるほど、そうなんですよ。今回は「金曜の深夜出発→土曜滞在→深夜便で日曜の朝に帰国のプラン」で。で、ガチンコ取材って??

ありー:たとえば、ロイがTwitterで投稿する「応援お願いツイート」に反応してもらった「いいね」の数を「旅中で使える食費」にしてみるとか。決まった時間の中、お金の中でソウルをどう楽しめたかみたいなさ。

軽々と「みたいなさ」って…。結局、そんな過酷なアイデアがこの旅のルールとして採用されてしまいました。


だけど、「こんなルール付きの旅って一回もやったことがないから試してみたい!」と思ってしまったので、僕は覚悟を決めました。そして、下記の内容を旅の2日前に投稿。僕のフォロワーさんにこの旅を託すことに…!!


ドキドキしながら反応を待つこと2日間。「いいね」の締め切り時間に。気になる結果は…

200オーバー!!!


フォロワーのみなさん、ありがとうございました!!過酷な旅になると思っていたけれど、丁度良いくらいの金額(1万円)使えることになったので、美味しい韓国料理をレポートできそうです(泣)。旅の資金調達はこれでクリアしたので、早速旅の様子をレポートしたいと思います!

Peachの深夜便で新千歳から仁川へ

今回は「男2人の弾丸ソウル旅」を裏テーマにしようと思い、僕の友人であるライターのたくしも同行することに。

ランサーズ社「新しい働き方LAB」のコミュニティマネージャー/フリーライターの彼
僕たちが利用したのは新千歳22:00発、仁川25:10着のフライト。これなら仕事を休まずに行けるので二人とも大喜び!! お互い仕事終わりの20:00に空港で集合し、予算の1万円を握りしめてフライトに搭乗しました。※2名で1万円の挑戦です。

行程① 1:10 仁川国際空港に到着!

約3時間のフライトなので、本を読んで寝落ちしてたらあっという間に仁川国際空港に到着しました。いや〜、深夜便は快適ですね。25時でも空港は意外と賑わっており、コンビニやファストフード店、人気のタピオカドリンク店も営業していました。


両替所やWi-Fi、SIMカードのお店も営業しているので、深夜でも安心して渡航することができました。

早速僕らは日本円(1万円)を両替し、今回の旅の食費である101,800ウォンをGETしました!(100ウォンで約9円です。この記事では、分かりやすく1ウォン0.09円で計算します。)

行程② 深夜のスパが染みた…

ソウル市内へは深夜バスかタクシーで行くことが可能です。コスパ的にはバスのほうが良いですね。空港から市内への夜行バスは40分に1本間隔で出てるので、不自由無く移動することができます。市内のバーやクラブに行って、韓国に着いた瞬間から遊ぶのもいいですね。

今回僕たちは、噂で聞いていた「空港内の24時間営業のスパ」に滞在することにしました!


仕事終わりでシャワーなんて入らないままフライトに乗ったので、疲れた心と身体にお風呂が染み渡ります… 最高…。

シャワーブースや湯船があり、各種アメニティやタオルも揃っているのでとっても便利でした。しかも、仮眠スペースまでありました。このサウナは、3時間7000ウォン(630円〜)で入れます。深夜便で到着したらスパで一日の疲れを取ってから、朝にソウル市内に向かうのがベストだと思います。

ソウル市内へ移動してみた

行程③ 男旅はレンタル自転車でスマートにはしゃぐべし

今回の旅で、弾丸韓国旅行に欠かせないものが分かりました。それが、レンタル自転車です。

ソウル市内の主要観光地は中心部に固まっているので地下鉄でも移動はできますが、乗り換えが面倒だったり駅から少し歩かなければならない場所も多いようです。

その点、レンタル自転車は弾丸旅行という限られた時間を有効に使うことができるのでスーパー便利でした。ちなみに料金は、2時間2,000ウォン(180円)、1日券が5,000ウォン(450円)です。安い!!しかも楽しい!!

行程④ 9:00 朝食は南大門市場へGO!

そういえば、実は僕ら…スパの仮眠室が快適すぎて寝坊しました(笑)。出発を予定していた時刻の1時間後に慌てて起きて、スパを出ることに。スパの延長料金もしっかり取られて…これもまた旅ですね…!

さて、空港から電車に乗ってソウル市内へ移動します。まず、向かうのはソウル最大級の市場・南大門市場。朝6:00頃からお店が開いているところも多く、早朝からがっつり観光をしたい深夜便利用者にはもってこいの場所です。


昨日の夜から何も食べていないので、早速朝ごはんにしましょう。今回の弾丸韓国は1万円で韓国料理を食べまくるというのがテーマなので、1食目はちょっとこだわりたい。

「韓国っぽいものを食べたいよね〜」なんて話していたらいい感じのお店を発見。代表的な韓国料理はいくつもありますが、韓国に来たので、念願の一発目はビビンバと冷麺に決定!!


たくしがビビンバ、僕は冷麺です。朝いちなのでお腹のコンディションを調整しなければ(笑)。

韓国ってだいたいどの店へ行ってもキムチやナムルなどがサービスとして出てきます。日本の”お通し”とは違って料金がかからないので良いですよね。さて、ここで僕の食費残高を載せておきますね。

行程⑤ 12:00 歴史を感じる定番スポット・景福宮

次は、人気の観光名所「景福宮(キョンボックン)」へ。韓国を代表する古宮でドラマの撮影なども頻繁に行われています。せっかく来たので見ておきたいですよね。


男2人で歴史スポットっていうのも、なかなか乙なもんですね…。日本の建造物とはまた違った雰囲気の場所だったので、ぜひソウルへ行った際には足を運んでみてください。

行程⑥ 13:30 男だって疲れたらスイーツを

その後は、近くのインサドンというエリアに行きました。


こちらのエリアは韓国の伝統工芸店やアートギャラリーが数多く並んでいたり、伝統茶屋でスイーツや王道の韓国料理も楽しむことができます。で、僕らはブラブラ歩きながら、ついついアレを食べたくなっていました。

そう。男だってスイーツを食べたいんです!!そして、すぐさまかき氷屋へイン。


こういうリッチなかき氷、人生で初めてだったので密かにテンションが上がりました(写真もめっちゃ撮ったし、ストーリーも上げました)。

上がるテンションに比例してかき氷が溶けていっていることに気がつくのは、この写真を撮って5分後の出来事でした。時すでに遅し。

さらなるグルメを求め、中心地の明洞へ

明洞へ移動。ここはソウル最大の繁華街で、渋谷や原宿のような賑やかな場所でした。飲食店やお土産屋さん、コスメショップなどがすべて揃っています。そして、英語が話せなくても安心してください。日本語がかなり通じるエリアなので、買い物には困りません。

行程➆ 15:00 男子のスイーツ旅は続く

さて、僕らがスイーツ好きなのはもう伝わったでしょうか? そうなんです、かき氷だけじゃ物足りなくなってしまい(笑)。続く明洞エリアで狙うのは、日本でも大流行中のタピオカドリンク。もちろん韓国でも流行っていますが日本と違って、待ち時間0で買うことができました。

このエリアでおすすめなのがこちらのThe Alley(ジ・アレイ)。中でも、黒糖ミルクのタピオカが定番商品です。

そろそろ折り返し地点ですね。

行程➇ 16:00 カメラ旅にシフトチェンジ

その後、ソウル市内で写真を撮って周りました。中でも、明洞大聖堂という教会が僕らの一押し。韓国カトリック教会のシンボルとして、信者だけでなく多くの観光客が訪れる場所となっています。本当に美しい。


次におすすめしたいのが、梨花洞(イファドン)壁画村です。壁や階段、電柱などいたるところにアートを感じられる芸術的な場所。インスタ映え間違い無しの撮影スポットがたくさんありました。


そして、北村(ブクチョン)韓屋村も要チェック。韓屋と呼ばれる伝統的な作りの民家が並んでいます。ドラマの撮影でもよく使われていたりするほど有名な観光スポットです。


自転車があると観光スポットを回りやすくて本当に助かります。弾丸韓国はマストで自転車レンタルですね。

行程➈ 19:00 ディナーは肉!肉!肉!

再び明洞に戻り、夜ご飯の時間にします。この時間になると日も暮れてきますがまだまだ帰国までは時間があります。


韓国最後のご飯は相談した結果、「ここは肉だろ!」という分かりやすい結論に。サムギョプサルという韓国の焼き肉を楽しみます。残高を使ってお腹いっぱい食べられる店を探したところ、なんと2時間食べ放題で14,800ウォン(1,332円)のコスパ最強店を発見!! 日本の焼肉よりも肉厚で食べごたえがありました。


間違えてビールも飲んじゃったのでいい気分です。


それでもまだ947円残りました。つまり、これは最後の締めでアレがいけるな…。

行程➉ 21:30 明洞でショッピングをはさむ

しばし、お土産を買う時間にします。夜ご飯を食べてもまだまだ時間に余裕があったので、焦ることなく買い物できました。深夜便ってやっぱり最高だな。


ソウル土産は食品やコスメが人気のようですね。韓国コスメは安くて上質なようなので(僕も買いました笑)、ぜひ買ってみてはいかがでしょうか?

行程⑪ 23:00 韓国ラストはこれ…

23:40の電車に乗って仁川国際空港へ向かうので、そろそろ帰る準備をします。ちょっとだけお金が余っているので、最後にこれを片手に空港まで行きたいと思います。

……。


タピオカ!!だって美味しいんだもん!!!!

そして、今回の旅の食費は約900ウォン(83円)の余り!!


めっちゃ買い物上手じゃないですか!?(笑)。まさかここまできれいに使い切れるとは!

みなさんの応援で決まった1万円はほぼピッタリなくなりました。美味しいもの食べられる金額設定まで応援してくださって、ありがとうございました!!

行程⑫ 23:40 仁川国際空港へ向かう

空港へ向かう電車はソウル駅発が23:40です。これに乗りさえすれば余裕で帰りの飛行機に間に合いました。わざわざタクシーで行かなくても良い、ちょうど良い時間のフライトです。この時間まで韓国で遊べちゃうなんて、まじで深夜便恐るべし。


フライトの時間は2:40なので、チェックインを済ませてまだちょっと余裕がありますね! 空港内のお店はまだやっているところも多いので、お腹が空いた人はこのタイミングでご飯を食べておくのも良いかもしれませんね。それか、フライト前に冒頭に紹介したスパで1日の疲れを取ってから飛行機に乗るのもありかも。

行程⑬ 2:40 仁川国際空港発

空港で落ち着いて、新千歳行きのフライトに搭乗です。3時間のフライトでしたが席に座った瞬間に爆睡してました。翌日も仕事なので、この時間にちゃんと寝られることは大事ですね。

行程⑭ 5:30 新千歳空港に到着

早朝に新千歳に到着です。新千歳から市内への移動はバス、JRともに問題ありません。新千歳から札幌駅までは1時間弱で到着するので、学校や仕事にも余裕で間に合いますね。新千歳空港にもスパ施設があるので、そこでリラックスしてから向かうのも良いかもしれません。

大満足の弾丸ソウル旅まとめ


この旅で感じたことは、「ソウルは1〜2日の日程でも、十分(すぎるほど)満喫できるということ」。今回は滞在時間が1日でしたが、それでも多くの観光スポットを周ることができました。本気で計画を立てれば、まだまだ他のスポットにも行けそうです。

今回の旅は(先輩の無茶な提案で)予算が決まっていましたが、「1万円って、大人2名で韓国を楽しむのにちょうど良い金額だったな〜」とも思いました。食費は1名5,000円程度あれば問題なさそうです。

Peachの弾丸ソウル旅はホテル代もかからず、フライトも安価でした。その浮いた予算で美味しいものを食べたりお土産を買ったりと多くのアクティビティができるようになり、旅自体の充実度も上がるのは間違いないと思います。

さらに驚いたのが、交通アクセスや空港での待ち時間になんの問題もなかった点です。時間も深夜なのでちょっと不安でしたが、きちんと交通機関も整っていたし、空港内の施設も非常に満足でした。

◎気になったらPeachで予約を!

Peachの深夜便は、なかなか休みを取れない会社や学生の方におすすめしたいです。

仕事や学校終わりに空港へ行き、1日2日丸々韓国を楽しんで、そのまま職場や学校に行く。この流れはなかなか旅に出られない人にとっては、かなり魅力的なものになると思います。

もう、時間やお金がないから旅に行けないという心配はしなくてもいいですよ!!!


気になった方は、ぜひ下のリンクから今回僕が搭乗した札幌-ソウルの深夜便をチェックしてみてくださいね!

プラン詳細は、Peachの公式サイトから
実は台湾→札幌にも同様に、朝帰りでそのまま会社行ける便があるらしく、今度は台北に行くのもいいかな…なんて思っています。


以上、TABIPPO社員ロイの旅でした!

ライター
ROY 合同会社旅と北海道CEO

合同会社旅と北海道CEO/北海道観光インフルエンサー/北海道安平町地域おこし協力隊/ゲストハウスVACILANDOオーナー。札幌出身、”旅”と”北海道”の魅力を伝える道産子。北海道観光情報Instagram「旅と北海道」で、絶対に外さない北海道の観光情報を発信。SNS総フォロワー6万人。2022年から北海道安平町の地域おこし協力隊としても活動し、ゲストハウスVACILANDOをフルDIYリノベーションで開業。他にも、写真、映像、マーケティングやコミュニティマネージャーなど幅広い分野で事業を行う。

RELATED

関連記事