こんにちは。世界を旅する栄養士たけひろです。
皆さんはインドカレーが好きですか?僕もインドカレーが大好きだったのでインドに行くやいなや、すぐにカレーを食べましたが、本場のスパイスは日本人の僕にとっては強すぎて、お腹を下す羽目になりました。
しかも本場のインドカレーは想像以上に刺激が強く、思っているほどおいしくない…。正直、ただ辛いだけのものが多く、日本にあるインドカレー屋さんの方がよっぽど美味しいです。
そんなことを思っていた僕は、ある町でインドカレーの真髄を知ることになります。今回は栄養士の僕が100点満点をあげたい町「リシケシ」を紹介したいと思います!
緑あふれるヨガの聖地リシケシ
インドの首都ニューデリーより北に位置し、ヒマラヤ山脈の山中にある町がリシケシです。
ここはバラナシの汚いガンジス川からは想像もできないような美しく青きガンジスが流れ、ニューデリーからは考えられないような木々の緑に囲まれたとても綺麗な町です。
リシケシはヨガの故郷とも言われ、世界中からヨガを習いに様々な人が集まる、ヨガの聖地です。
ベジタリアンの町
しかし、これだけでは栄養士は100点を与えません。栄養士の僕にとってこの町がすごいと思った理由は、町全体がベジタリアンというところです。
町にあるカフェやレストランでは肉料理の扱いがほとんどなく、基本的にはベジタリアン料理でした。
何より、今まで食べてきた刺激的なインドカレーとは違い、野菜の旨みとスパイスの香りが調和した非常に美味しいカレーをたくさん食べることが出来ました。
禁酒の町
photo by pixta
また「町にお酒がない」のも、この町のすごいところ。綺麗なレストランでも、雰囲気のいいカフェでも、お酒は提供されません。
唯一町の外れにお酒を販売する商店がありますが、店主もお酒を販売していることを隠しながらやっています。
それだけ町が徹底されているようです。
インドカレーの真髄。医食同源のアーユルヴェーダレストラン
アーユルヴェーダとは「インドの伝統医療」で、その考え方は医食同源です。その人の体型や体調別に食材やスパイスを変えることで体調を整え、病気にならないような食事をすることに重点を置いています。
リシケシにはこのアーユルヴェーダの考えに基づいたレストランがありました。もちろん全てがベジタリアンメニューですが、ここのレストランのカレーが非常においしかったです。