安全な移動方法は?
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フィリピンにはマニラのメトロを除き鉄道自体がありません。そのため、市内などの短距離移動はタクシー、中・長距離移動にはバスか船、もしくは飛行機を利用する必要があります。
タクシー
一番おすすめできるのはやはりタクシーです。特に夜間移動の際には、短距離の移動であっても、女性一人あるいは二人で歩くことは絶対に避け、タクシーを利用することをおすすめします。
その際には、必ずメーター初乗り運賃の40ペソカウントになっているかを確認するようにしましょう。そして、できれば空港やホテルで手配してもらった車に乗車するのがベターです。
最近では、タクシー乗車アプリ「GrabTaxi」「EASYTAXI」を利用する人も増えてきています。ドライバーの個人情報が明確なため、法外な乗車料金を請求されたり、誘拐などの犯罪防止に繋がると評価が高く、マニラ空港にも「GrabTaxi」専用ブースが設置されています。
おもちゃのような外観の乗り合いタクシー「ジプニー」や、サイドカータイプの「トライシクル」「自転車タクシー」は可愛らしい外観ですが、安全を優先するなら避けたほうが無難です。
バス
空港がないエリアに移動したい場合は、長距離バスを利用することになります。例えば人気の世界遺産「コルディリェーラの棚田群」がある「バナウェのライステラス(棚田)」は、マニラ市内から直行でも10時間ほどかかります。なるべく快適な乗車時間となるようクオリティの高いバス会社を選ぶのがコツです。
おすすめのバス会社は、外国人観光客に人気のある「フロリダバス」、たいていのバスターミナルに自社専用のターミナルがある「Victoryliner」です。オンライン予約もでき、バス車体そのものも日本の高速バスと遜色ないクオリティです。
船
ボラカイ島などメジャーアイランドや、小さな離島に移動したい、という場合には船を使うケースも多くあります。「SuperFerry」は外国人利用の多い人気フェリー会社です。
飛行機
フィリピンではLCC人気も定着しています。特に日本でも格安航空券手配先として人気の高い「セブ・パシフィック航空」はプロモーション割引も多く要チェックです。
宿泊事情は?
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おすすめはやはり外国人観光客が多く宿泊する一流ホテルです。セキュリティも安心できるうえに、立地もよく一番リラックスできる環境です。何名かで旅するグループ旅行なら、旅行客用宿泊型コンドミニアムも割安でおすすめです。
主要観光地の治安状況は?
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突発的なテロなどの事件以外では、まず安心して観光客が楽しめる程度のセキュリティは確保されていると考えてよいでしょう。特に都市部マニラでは、地域ボランティアと主要施設の警備員に専門トレーニングを受けさせて、警察との連携を強めています。
ただし銃規制が緩いお国柄、銃を使用した殺人事件が多く、特に短期滞在の個人旅行者を狙った強盗,窃盗事件が頻発していることを考えると、人が少なくなる時間帯の広大な公園などでの一人歩きは避けるようにしたいですね。
両替したい時は?
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日本円からフィリピンペソへの両替には、空港、ホテル、銀行の利用が可能です。そしてアジアのほとんどの国と同じように、街中には両替商がたくさんあり、よいレートでの両替をすることができます。
両替商を利用する時にはなるべく大きなショッピングモール、あるいはメインストリートに面した店を選びましょう。そして、両替には基本パスポートが必要になります(パスポートが不要な両替商もあります)。
余りにも汚れている・しわがひどい・敗れている紙幣は受け付けてもらえないため注意しましょう。
もう一つ注意したいのは、フィリピン紙幣の種類の多さです。「20、50、100、200、500、1,000ペソ」まで6種類あるうえに、新札と旧札両方とも流通しているため、事前に紙幣の写真をWEBで確かめておきましょう。両替時には間違っていないかよく確かめることが必要です。
お得に買い物ができる場所・お土産品
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いわゆる「ばらまき」用の安いお菓子やコスメを買うなら、大型スーパーやマーケットがおすすめです。特に大型スーパーはエアコンが聞いている中で清潔なパッケージの商品を安心して購入することができます。
南国フィリピンならではの、ドライフルーツは外れがありません。マンゴーやバナナといった定番フルーツ以外にも、ジャックフルーツやノニの実、グアバなどは珍しいと喜んでもらえるでしょう。
また、人気の美白石鹸パパイヤやコスメ類は、マーケットに小規模生産のホームメイドの製品がとても安く購入できます。
安く買い物ができる場所:ブランド品
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ブランドショッピングを楽しみたい人には、やはりマニラ切ってのハイストリート、マカティ地区散策をおすすめします。中でもアラヤモールにある「グリーンベルト」は、高級ブランドショップが立ち並び、マニラセレブ御用達として有名です。
現在は、グリーンベルト1~5までの建物があり、ブランドアイテムは「4」になります。観光客目当てのセールがよく行われており、掘り出し物が見つかる可能性が高いですよ!
マナー
日常生活で使うショッピングモールや公共の交通機関では手荷物検査をすることがあります。これは安全のために行うものなので、日本人にとっては慣れない文化ですが、きちんと協力するようにしましょう。
会話例
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ありがとう (サラマット ポ)
こんにちは (マガンダン ハポン)
すみません (マキキラアン ポ)
これはいくらですか? (マグカーノ バ イト)
また会いましょうね (キタキタ ポ タヨ ウリッ ハ)
まとめ
いかがでしたか?少々危険なイメージが付きまとうフィリピンですが、危険なエリアと安全なエリアを把握し、決して危険なエリアに近づかないことを守っている限り、他の国に比べて危険な国であるとはいえないでしょう。
青い海や豊かな自然の中で思い切り楽しむことができるアクティビティに虜になる人は多く、手工芸品にも魅力的なものが多いためショッピング天国でもあるフィリピンは、まさに女子旅の目的地にぴったりです。