ライター

大学生時代から自立を目標にフランス(リヨン)へ留学し、バックパッカーになる。旅では銃と遭難で2回ほど死にかけたが、「死ぬこと以外かすり傷」と実感し、出会うものすべてに魅了される。社会人になってからの目標は日本一周。途中駅で下車し、その日見つけた宿に泊まるぶらり旅が好き。

「友人や恋人と夏らしいことをしたい!」
「イベントやテーマパーク、水遊び……すべてを満喫したい!」
「夏休みを使って海外旅行を楽しみたい!」

そんなふうに、夏にあれこれ計画してみるけれど、結局「暑さ」と「人混み」に疲れて、気付けば半分以上家の中で涼んで終わっていた……そんな経験、ありませんか?

実は、そんな“人混みも炎天下も避けて、賢く楽しむ夏”を再現できる「並ばない・待たない・混まない」の三拍子が揃った夢のような場所があるんです。

今回は、そんな“夏を満喫しながらも、自分のペースでゆったり過ごせる”非日常空間、「志摩スペイン村」の魅力をたっぷりご紹介します。

志摩スペイン村ってどんなところ?

志摩スペイン村は、三重県志摩市にある複合型リゾート施設で、伊勢志摩の美しい海と緑に囲まれた環境の中で、まるでスペインに旅したかのような雰囲気を楽しめるのが特徴です。

今回紹介するテーマパーク「パルケエスパーニャ」を中心に、ホテルや温泉施設も併設されており、大人から子どもまで一日中遊びつくせる魅力が詰まっています。

イベントも花火も水遊びも充実していて、どのアトラクションも30分以内の待ち時間。さらには、遊び疲れたあとに癒せる天然温泉まで完備された、まさに“穴場”。

そして何よりこの場所には、「無理をしない夏の過ごし方」というテーマが根底に流れています。それはまさに、スペインの伝統文化“シエスタ”——日差しの強い午後の時間帯にしっかりと休む、という心と体に優しい習慣に通じるもの。

これから紹介する公式アプリを駆使しながら、穴場テーマパーク「志摩スペイン村」で夏を大満喫してくださいね!

志摩スペイン村を120%楽しむなら、まずは公式アプリの準備

speinspeinvillage無料|iOS/Android対応の公式アプリはこちら:https://www.parque-net.com/app/
志摩スペイン村は、夏の混雑シーズンであっても1アトラクションあたりの待ち時間が約30分と、ストレスなく楽しめる穴場的テーマパーク。

でも、せっかくならもっと効率よく、もっと快適にまわりたいですよね?

そんなときに頼れるのが、公式スマホアプリ。混雑状況やイベント情報をリアルタイムでチェックできるので、なんと全27アトラクション制覇も夢じゃないんです!

待ち時間にイライラせず、次に回るルートを恋人や友人と相談しながら過ごすのも、楽しみのひとつ。暑さ対策もばっちりしながら、スマートに夏の思い出をつくりましょう。それでは、ここからはおすすめのアトラクションや、楽しみ方をご紹介していきます。

スペインの各種フェスティバルを見ながら幸運になれるフェリスクルーズ

speinspeinvillage実はこの写真にも2匹の幸運イルカが……?見ると幸運になれると言われるイルカが暮らす島が舞台。大小33個の噴水が次々と吹き上げ、四季の花々が咲き誇ります。天気が良い時は虹も見られるとか。

異国情緒あふれる空間をのんびりとボートに乗り込み島内を周遊しながら楽しめます。セビリアの春祭り(フェリア・デ・アブリル)や牛追い祭り(サン・フェルミン祭)など、スペインのフェスティバルが一同に味わえる最高のアトラクションです。

speinspeinvillage
ペインの牛追い祭り(サン・フェルミン祭)とは、パンプローナの伝統的なお祭り。アトラクションでは、数百人が闘牛用の牛を追い立てながら、市街地の約850メートルのコースを駆け抜ける熱狂的な様子が再現されています。

さらにアトラクションの最後には99%濡れると思わせて濡れない不思議な仕掛けがあるので、気持ちもヒヤッとしたい方は、ぜひ立ち寄ってみてください。

熱さを吹き飛ばす爽快感スウィングサンタマリア

speinspeinvillageスペイン村にはゆったり巡回できるアトラクションから大の大人も絶叫してしまうほど迫力満点のアトラクションがそろっています。絶叫系が得意な方におススメしたいのは”スウィングサンタマリア”。

大航海時代、コロンブスを乗せて大海原を航海し、アメリカ大陸発見に大貢献したサンタ・マリア号がモチーフになっています。いくつもの嵐を乗り越えてきたことが再現されているかのようにダイナミックなスウィングは最大70度!

まるで無重力を味わえて、“ふわっ”とした感覚があるときは一瞬「安全ベルト外れたかな!?」と確認してしまうほど。最高到達点では一瞬”ピタッ”と止まるので正直肝が冷えるくらいのスリルを味わえます。

夏なら外せないアトラクションのひとつです。もちろん高さもお墨付きなのでスペイン村をドローンのような視点で一望したい方にもピッタリです。絶叫と爽快感で、夏の始まりを一気に駆け抜けましょう!

白壁が美しいサンタクルス通りに癒しを求めて

アトラクション以外にもスペインを再現した要素がパーク内には凝縮されています。ったおえばサンタクルス通りは南スペインの小さな町をイメージしたエリアで、白壁に飾り付けられた季節の花や色とりどりの絵皿が出迎えてくれます。

写真映えはもちろん、アトラクションで高ぶった心拍数を一旦落ち着けてゆったり落ち着くのもまた一興です。

speinspeinvillage遠くに見える「ハビエル城博物館」はあのフランシスコ・ザビエルの生家をモチーフにしたもの。実物と同じサイズで精巧に造られた、歴史的にも意味のある建物です。

旧石器時代の洞窟「アルタミラ洞窟」の壁画の実物大の世界でたった3つしかないレプリカも見たい方は、かなり高い位置にあり赴く前に諦める前にぜひ太陽の洞窟へ。イルミネーションを見ながら長~~いエレベーターを利用すればあっという間に到着しますし、何より城内はしっかり適温の冷房が完備されているので立ち寄らない方がもったいないかもしれません。

夏の暑さにつかれた時はパークで休憩

speinspeinvillageチュロス(シナモン・チョコ)各550円/冷んやりチュロス800円パークにはいたるところに休憩場所があります。店内でスペインのバル気分と最高の接客を堪能するのもアリですが、外ならほぼ待ち時間ゼロで楽しめるので無駄なく過ごしたい方はぜひ外で一休み。

スペイン村で一押しなのはどの料理よりもチュロス。スペイン発祥のお菓子なだけあってか力の入れ具合が違います、正直、他のテーマパークや映画館で食べるチュロスとはレベルが違うくらいサクサク、ジュワット感でクセになりますよ♪

さらに疲れた時にはひまわりの湯で全身リラックスタイム

実は、スペイン村は当日中であれば再入園が可能です。再入場の方法は入場ゲートでハンドスタンプとチケットをスタッフの方に見せるだけ◎

花火前に1日中楽しんだ汗を露天風呂や泡風呂でさっぱりと流しさらに塩サウナで整いたい方や、雰囲気をより一層味わうために浴衣へ着替えたい方はぜひこのタイミングで駐車場から徒歩で向かえる「ひまわりの湯」へ。

speinspeinvillage

・名称:ひまわりの湯
・住所:〒517-0212 三重県志摩市磯部町坂崎
・地図:
・営業時間:日帰り:9:00~23:00 最終受付22:00
※8月9日(土)~8月16日(土)の期間日帰り入浴は、最終受付20:00までの営業
・電話番号:TEL:0599-57-3700
・料金:ひまわりの湯のみご利用の方
大人:1,400円|小人:1,000円
パルケエスパーニャご入園の方
大人:1,100円|小人:800円
※当日のパスポートまたは再入園スタンプを提示した方が対象
・公式サイトURL:https://www.parque-net.com/himawari/

夏季限定|遊びつくすならナイター花火

speinspeinvillage2025年7月26日(土)から8月24日(日)まで、ナイター営業を実施し、ナイトパレードと花火「ムーンライトフィナーレ」が開催されます。

ナイトパレードは19:30から、花火は19:55からなのでお土産を買って回るのもよし、お風呂で楽しむ準備をするもよしです◎

食卓を彩る奇跡の一皿を持ち帰るなら陶器工房カンタロ

speinspeinvillageペインのトマト祭り「ラ・トマティーナ」を彷彿とさせる食器も♪
スペイン風の食べ物や調味料はもちろん友人に渡せるテーマパーク特有のクッキーやチョコなどあらゆるお土産が揃っていますが、スペイン村に来たらぜひカスエラを見てほしいです!陶器マニアでなくとも見た瞬間壮麗な食卓がイメージできてしまうこと間違いなし。

陶器工房「カンタロ」では、”情熱の国・スペイン”をイメージさせるビタミンカラーの食器シリーズや、スペインの伝統料理アヒージョに使われるスペインの耐熱陶器「カスエラ (Cazuela) 」が購入できます。いつもの食卓を華やかに彩ってくれるお気に入りアイテムを見つけてみてはいかがでしょうか。家族の誕生日プレゼントにもおススメです◎

穴場テーマパークで大満足の夏を過ごそう!

直行便でも日本から約16時間以上かかるスペイン。

でも、遠くまで行かなくても日常からふっと抜け出して“友人や恋人と自分らしく夏を楽しめる場所”は、実はすぐそばにあるのかもしれません。

“無理をしない、でも心はしっかり満たされる”

そんな新しい夏の過ごし方、シエスタのようなひとときを、この夏ぜひ体験してみませんか?

「行ってみたいけれど、長期休みも取れないし、旅費もかかる。それに日本よりも乾燥した暑さはちょっと苦手で……」

そんなふうに感じていた方も、この記事をきっかけに、日本でスペインのシエスタ気分を味わえる場所へ、気軽に足を運んでいただけたら嬉しいです。

・名称:志摩スペイン村
・住所:〒517-0212 三重県志摩市磯部町坂崎
・地図:
・アクセス:
【電車】近鉄「鵜方駅」下車後、直通バスで約13分
【車】伊勢自動車道「伊勢IC」から約20分・営業時間:9:30~20:30(夏の時期はナイター営業あり)
・電話番号:0599-57-3333
・駐車場あり※1,300円/1日(約2,400台)
・公式サイトURL:https://www.parque-net.com/
・入場料:公式ページをご確認ください

Bon voyage!

ライター

大学生時代から自立を目標にフランス(リヨン)へ留学し、バックパッカーになる。旅では銃と遭難で2回ほど死にかけたが、「死ぬこと以外かすり傷」と実感し、出会うものすべてに魅了される。社会人になってからの目標は日本一周。途中駅で下車し、その日見つけた宿に泊まるぶらり旅が好き。

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