ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

今回は、日本で何かと注目されているポーランドを取り上げます。ポーランドは日本の国土の80%ということもあり、国内の移動がポーランド旅行の鍵を握ります。

幸いなことに、ポーランドの鉄道網は充実しているので、鉄道をうまく使いこなすと、ポーランドの旅がより楽しくなるでしょう。さっそく、ポーランド鉄道・ホームページからの購入方法を紹介します。

 

まずはアカウントを作成しよう

Photo by:新田浩之

ポーランドの鉄道には長距離列車の運行をメインとする会社PKP Intercityがあります。まずはPKP Intercityのホームページへアクセスしましょう。本当はアカウントを作成しなくてもチケットは購入できます。ただ、アカウントを作成すれば、自動的に情報が入力されるので、とても便利です。

上部右にある言語バーで「EN」にし、英語に切り替えます。そして、右側「SEARCH」の下にある「My account」をクリックしましょう。

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右側に「Registration」とあり、「Create account」をクリックしてアカウントを作成していきます。なお、ポーランド時間23:45~24:30(月初は25:00)は技術上の理由により、チケットを購入することはできないのでご注意を。

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アカウントネームやパスワードを順々に入力していきます。なお、チェックボックスの1つ目を外してもアカウントは作成できます。

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あなたのメールボックスにPKP Intercityからメールが届いていると思います。メールに記載されているリンクをクリックすると、このようなページに飛ぶはず。これでアカウント作成は終了です。

ホームページはシンプルなデザインなので、簡単にアカウントを作成できますよ。

 

PKP Intercityから国内線のチケットを購入してみよう

Photo by:新田浩之

アカウントを作成したところで、PKP Intercityから国内線のチケットを購入してみましょう。まずはトップページに戻ります。

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ここではワルシャワ中央駅からグダンスクまでのチケット購入を想定します。右側を見ると自動的に「Warszawa Centralna」(ワルシャワ中央駅)と入力されていました。下のe.gに目的地であるグダンスクを入力します。「Gdańsk Główny」がポーランド語で「グダンスク中央」という意味です。

後は日付と発車時刻(arrivalを打てば到着時刻からの検索も可)を入力すればOKですよ。

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ヨーロッパでは珍しく縦スタイルの表示になっています。目の前に表示されているのが候補の列車です。まず、注目すべきはボックス上部にある「TLK」や「EIP」といった文字。

これは列車種別を表しています。簡単に日本語で置き換えると「EIP」は「超特急」「IC」は「特急」「TLK」は「急行」です。速い列車ほど価格が高くなります。

なお、ボックスの下部には1等、2等、そして価格が表示されています。値段の値はポーランドの公式通貨、ズウォティ。レートは2018年6月現在、1ズウォティ=29円です。乗りたい列車を選択し「CHOOSE」をクリックします。

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すると、自動的に下にスクロールされます。ポーランドの優等列車は全車指定席です。さて、普通の方は「Number of passengers by normal fare」に乗車人数を指定します。

もし、割引に該当する場合は下のボックスから人数を指定しましょう。少し重要なのが「Preferred seat position」という項目。ここで、窓側もしくは通路側が選べます。特に特記事項がなければ、このまま進みましょう。

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あなたが選んだ列車情報が表示されますが、なぜか予約するのに制限時間があります。サッと確認したら、下にスクロールして「choose」を押します。

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すると、再度、あなたが選択した列車情報が出ます。ここでもう一度チェックしましょう。このページには時間制限がありませんから、じっくりとチェックできますよ。

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OKであれば下にスクロールし「Payment option」から「Credit cards」を選択。黄色の「Buy and pay」へと進んでいきます。

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クレジットカードの支払いはVisaもしくはMaster Cardのみです。American Expressには対応していないようなので、ご注意ください。ここでクレジットカードの情報を入力します。その後、チケットをPDF形式でゲットできます。

なお、国内線の場合はチケットをスマホに保存して、スマホごと車掌に見せたらOK! ただ、念のためチケットをプリントアウトすることをおすすめします。なお、夜行列車の場合は必ずプリントアウトしましょう。

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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