ライター
sakiko gorai ヨーロッパ在住ライター

ヨーロッパ在住のライター、Saki。ポーランドを拠点に自由に旅する暮らし方を実践中。30才のときにアパレル会社を退職してカナダへワーホリ。2020年〜フランス人夫とヨーロッパへ移住。ニュージランド、アメリカ、韓国に短期留学したり、一人で国内外へ旅行したり……いろんな場所の空気・文化を感じるために旅するのが好き。趣味はファッション・映画・読書。

世界遺産の街、古都「クラクフ」


続いて、ふたつ目にご紹介する街は、クラクフ。ワルシャワから特急電車で約2時間半、飛行機で約50分ほどです。

17世紀初頭までポーランド王国の首都だったクラクフ。歴史地区が世界遺産に登録されています。

クラクフのおすすめ①ヴァヴェル城

旧市街にあるヴァヴェル城。中世ポーランドの王宮を見学することができます。隣接するヴァヴェル大聖堂も必見ですよ!

■詳細情報
・名称:ヴァヴェル城(Zamek Królewski na Wawelu)
・住所:Wawel 5, 31-001 Kraków, ポーランド
・地図:
・アクセス:トラムWawelu駅目の前
・営業時間:9:30〜17:00(月曜日のみ9:30〜13:00)
・料金:10PLN〜(チケットによって入れる場所が異なります)
※詳しくは公式HPからご確認ください
・公式サイトURL:https://wawel.krakow.pl/

クラクフのおすすめ②ヴィエリチカ岩塩坑


ヴィエリチカ岩塩坑は厳密に言うとクラクフではないのですが、クラクフからバスで40分ほどの場所にあります。少し遠いですが、クラクフに行った際にはぜひ訪れていただきたい場所です。

ヴィエリチカ岩塩坑は、岩塩が採掘できる洞窟で、世界最古の岩塩鉱&世界最古の製塩企業。こちらも世界遺産に登録されています。

巨大な岩塩坑の全長は、なんと300km!観光コースでは3.5kmの坑道を散策できます。

ツアーの終盤で訪れる、塩でできた教会「キンガ礼拝堂」は息をのむほどの美しさ。巨大なシャンデリア、床、階段、天井、壁画まですべて「塩」でできているなんて……驚きです!

■詳細情報
・名称:ヴィエリチカ岩塩坑(Kopalnia Soli „Wieliczka”)
・住所:Daniłowicza 10, 32-020 Wieliczka, ポーランド
・地図:
・アクセス:クラクフ中央駅近くのバス停(Politechnika)から304番のバス(Wieliczka Miasto行き)に乗車。Wieliczka Kopalnia Soliで下車。(乗車時間40分ほど)
・営業時間:8:30〜17:00
・定休日:なし
・料金:77PLN〜(人数制限があるので公式サイトでの事前予約がおすすめです)
・公式サイトURL:https://www.kopalnia.pl/

街中に潜む小人の銅像を探せ!小人の街「ヴロツワフ」


最後におすすめするのは、小人の街ヴロツワフ。

ヴロツワフへはワルシャワから特急電車で約3時間40分、飛行機で1時間弱です。

なぜ「小人の街」と言われているのかというと、街中に小人の銅像が潜んでいるからです。その数、400体以上!街を歩いていると、いたるところで小人を見つけます。

本格的に小人探しをしたい!という方は、観光案内所で小人MAPを手に入れることもできますよ。

■詳細情報
・名称:Informacja Krasnalowa “Krasnal INFO”
・住所:Sukiennice 12, 50-107 Wrocław, ポーランド
・地図:
・営業時間:10:00〜18:00

ヴロツワフのおすすめ①中央市場広場リネック


カラフルな建物がずらりと並ぶ、ウロツワフの中央市場広場、リネック。ヴロツワフの地元っ子が集まるのも、このリネックが定番です。お土産ショップやカフェやレストラン、バーが立ち並んでいます。

昼はカフェで休憩しながらお土産探し、夜はレストランやカフェをハシゴ♪なんて楽しみ方もおすすめ。

日本より物価が安めのポーランド。カジュアルな店なら2000円ほどで食事とお酒を楽しめます。ビールは1杯200円ほどでいただける店がほとんど。ポーランド産のウォッカもお手頃です。

若者が多く活気ある街なので、にぎやかな夜を楽しめますよ!

■詳細情報
・名称:中央市場広場(リネック Rynek)
・住所:Rynek, 11-400 Wrocław, ポーランド
・地図:
・アクセス:ヴロツワフ中央駅(Wrocław Główny)から徒歩約20分

ヴロツワフのおすすめ②オドラ川のナイトクルーズ


運河に囲まれ、12の島々を結ぶ120以上の橋が架かるヴロツワフは、「水の都」とも呼ばれています。

そんなヴロツワフでのおすすめアクティビティは、街の中心を流れる「オドラ川」のクルーズ。特におすすめは夕方〜夜にかけての時間帯です。歴史ある建物の光がオドラ川に映し出され、ロマンティックに輝きます。

昼はオドラ川沿いを散歩するのもおすすめですよ。また、オドラ川沿いの散歩には、歴史地区「大聖堂の島」オストルフ・トゥムスキがぴったり。

ヴロツワフについてもっと知りたい方におすすめの記事はこちらです
「ヨーロッパ最高の旅先」として注目度上昇中!「ポーランド・ヴロツワフ」の魅力

個性あふれるポーランドの街へ


それぞれが違った魅力をもつ、ワルシャワ、クラクフ、ヴロツワフ。

中世の雰囲気が色濃く残る街並みや、王宮、ファッション、塩でできた美しい教会、リバークルーズなど……さまざまな見どころが詰まっています。

街ごとに違った特色を持ちつつも、ポーランド特有の「穏やか」な空気感は共通です。この空気を味わうと、きっと戻ってきたくなるはず。あなたもポーランドの穏やかで個性あふれる街を訪れてみませんか。

All photos by sakiko gorai

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sakiko gorai ヨーロッパ在住ライター

ヨーロッパ在住のライター、Saki。ポーランドを拠点に自由に旅する暮らし方を実践中。30才のときにアパレル会社を退職してカナダへワーホリ。2020年〜フランス人夫とヨーロッパへ移住。ニュージランド、アメリカ、韓国に短期留学したり、一人で国内外へ旅行したり……いろんな場所の空気・文化を感じるために旅するのが好き。趣味はファッション・映画・読書。

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