みなさん、こんにちは!TABIPPO編集部の西嶋です。
今回は、1月12日にTABIPPOオフィス本社で行われたPOOLOの講義 「世界の教育から学ぶ!『これからの僕らに必要な教育論』」の様子をレポートします。登壇者は、セブ島とフィンランドで教育実習ができる「Global Teacher Program」を運営する平岡慎也さんです。※ゲストプロフィール詳細は、文末に記載しております。
そもそもPOOLOとは?
POOLOのことを初めて知る方も多いかと思うので、簡単に説明すると、TABIPPOが今年3月に21世紀型のグローバル人材を育成するべく200名のメンバーを募集し、新しい学びの場としてオンラインとオフラインの両軸でコミュニティを作りながら、1年間を通して21世紀型のグローバル人材に育っていくというプログラムです。
詳細については、POOLO公式サイトをご覧ください。次期POOLOに参加してみたいなと考えている方はぜひ読んでいただけたらうれしいいです。
英語×教育×旅
今回の登壇者は、2014年から2015年にかけて「世界中の学校で先生になる旅」というテーマで世界一周したという平岡慎也さん。渡航国は5大陸41か国で、中高の教員免許(数学)を保有。今までに読んだ本は1500冊にのぼるそう。
現在はフリーランスとして、宿泊施設の運営や訪日観光客を対象とした京都での観光ガイドに加え、留学プログラムを作る「Global Teacher Program」を運営されています。
Global Teacher Programとは、英語を学びながら海外で2週間の教育実習ができるというプログラムのこと。現在はフィリピンのセブ島とフィンランドで実施しており、現地の公立小学校および語学学校と提携。主に教師をめざす学生が参加し、学生にとっても現地の子どもたちにとっても学びになるプログラムを提供しています。
平岡さんは、3年前、大学4年生のときにGlobal Teacher Programを立ち上げました。年に1か国のペースで事業を拡大しており、今年からはハワイでの実施が決まっているそうです。
世界の教育 ウソorホント
「世界中の学校で教育実習をしたい」という想いのもと、20か国40校で実習や先生・生徒へのインタビューを行ってきた平岡さん。POOLOのメンバーに対して、世界の教育に関するクイズを出してくださいました。そのうち2問を紹介します!
「フィリピンの学校にもパソコンはある」→半分ホント!
フィリピンでは、生徒が多く、設備が不足していることもしばしば。午前は小学生、午後には高校生と校舎をシェアする学校も多い中で、パソコンルームはたった1室だけということも。
またフィリピンでは、生徒たちは特進コースと普通コースに振り分けられます。平岡さんが実習した学校では、特進コースの子どもたちは毎日パソコンに触れるし、パワーポイントを使った資料作成もお手のもの。一方、普通コースの子たちは、テキストブックでパソコンの使い方を学んでいたそう。