旅をテーマに学ぶ「あたらしい旅の学校・POOLO」は、旅と人生をつなぐ大人の学びをコンセプトとしたオンラインスクールです。
全4コースある中で、旅を仕事の1つにする「POOLO JOB」では、3ヵ月間、毎週講義を受けながら、旅先の経験をコンテンツ化する力と発信力を磨きます。プロの編集者の添削サポートを受けながら、ライティング課題・SNS課題をこなし、仲間とともに「トラベルクリエイター」を目指すコースです。
今回は、「心のままに旅して生きる」を人生のモットーとして掲げる、POOLO JOB5期卒業生のさきさんにインタビューをしました。現在は、かねてより夢見ていた世界一周の旅に出ています。
POOLO JOBの受講料に対し、「費用対効果を気にするので、絶対に回収します」と笑いながら話す一面や、ご自身の考えをしっかりと持ち芯の通った強い一面など、さまざまな顏を持つさきさん。

3か月間のPOOLO JOBに参加して、「“生きている文章”で人の背中を押せるようになった」と語ります。
なぜPOOLO JOBに入ったのか、何を学び、受講料は回収できたのか。生きている文章を書けるようになった軌跡とともに、今後の目標を伺いました。
見出し
「心のままに旅して生きる」ために、もっと表現力を磨きたい
ーーはじめに、POOLO JOBに参加した理由を教えてください。
自分が好きな場所で、好きな人と好きな仕事をしたいと思ったからです。
学生時代からバックパック旅をしていますが、旅先で出会った方が好きなスタイルで仕事をしたり、楽しそうに生きる姿を見てきました。
もちろん大変なこともあると思いますが、まずは心のままに、わくわくする方向に生きてみようと思って。

そのためにも、まずはしっかりスキルをつけようと思い入会を決めました。
ーー具体的に、どんな場所で、どんな人と仕事がしたいなどイメージはありますか?
自分がそのときに行きたいと思ったところで、自由に仕事がしたいと思っています。
一緒に仕事をする人は、お互いに高めあえる人がいいですね。どんなことが起きても下を向かず、前向きな人と働きたいです。

今はたまたま会社が許容してくれて正社員のまま世界一周に出ていますが、それが続くとは思っていなくて。
自分がスキルアップすることで、自由に世界を旅しながら働き続けられる仕事をしていきたいです。
ーー「心のままに旅して生きる」をモットーとする、さきさんらしい選択ですね。POOLO JOBでは、どんなスキルアップを期待していましたか?
ライティング力の向上ですね。
私は、元々カメラが好きなんです。撮影したその場の空気を残せる感覚が心地良くて。
存続が危ぶまれている地域、新潟県市野々にある古民家。「ここにしかないものを」と思い撮影
でも撮影を続けて行くうちに、写真の中にある自分の想いを、もっとちゃんと伝えたいと思うようになりました。

だからこそ、ライティングを学ぼうと思ったんです。カメラとの相性も良いですしね。しかも、取材と撮影の両方ができる人があまりいないようで、私はそこに目をつけました。
“私が伝えたい誰か”そのたった1人に向けて書くメッセージ
ーースキルを得るために、受講中に意識していたことを教えてください。
講義で「伝えたい1人に向けて書く」ことを教わってからは、常に意識するようになりました。「誰に」「何を」「どう」伝えるかも大事になります。
じつは、POOLO JOBに入る前から、noteやXに投稿していました。ただ、自分の書きたいことを書きたいように書くという、自己表現の場だったんです。
さきさんご自身が「自己表現」だと感じる過去の投稿
でもPOOLO JOBに参加してからは、記事ごとに誰にどんな思いを届けたいのかを考えて書くようになりました。
それと、継続すること、締め切りを守ること。当たり前かもしれませんが、未熟な今だからこそ、当たり前をちゃんとやることが大切だと思って意識していました。
あとは、AIに頼りすぎないことですかね。受講中に編集者に質問ができるメンター会があって、AIの使用について聞いてみたんです。
そうしたら、やはりAIを使って書いた文章はすぐにわかるそうで。「AIに頼って書いた文章よりも、自分の言葉で書いている文章を採用したい」と仰っていて、「やっぱりそうだよな」と思いました。

AIを使わずに書くと、時間がかかったり拙い文章になってしまったりもします。でも、受講中は時間をかけて練習することで、より自分らしい表現のスタイルが早く掴めるようになる気がしますね。
生きている文章で、人の背中を押すことができた
ーー卒業後の現在、学んだことを活かして何か変化はありましたか?
AIを使わずに書くことで、「生きている文章」を書けるようになった気がします。
1年前くらいに書いたものも、読み返すと当時の記憶が蘇ってくるんですよね。読み手の感情にも、より訴えることができる文章がかけるようになったと思います。
私は「タビイク」という20代向けの旅人育成プログラムで、ニューヨークでの年越しイベントの引率として関わっていますが、私のnoteがきっかけで、ニューヨークの年越しイベントに申し込んでくれた方がいました。

「誰に何を、どう伝えるか」を意識したことで、読み手にしっかりとメッセージが届き、挑戦したい人の背中を押すことができたんだなと、うれしくなりました。
ーーお仕事の実績はいかがですか?
POOLO JOBで学んだことを日々意識した結果、卒業後の今、いくつかお仕事をいただけています。
一定期間で受講料が回収できるような収入目標を掲げていたのですが、世界一周の準備に追われた月を除くと達成できています。
日頃の積み重ねや、ご縁によるところが大きかったなと思いますね。講師の方に言われたことをやる、うまくいっている人を真似するなど、適切に行動し続けて達成できたと感じています。

私は、払った分は絶対に回収したいという、ケチ臭い部分があって(笑)。
POOLO JOBの受講料を払った分は、絶対に回収したいと最初から思っていました。旅も同じですが、やっぱりお金をかけて投資したなら、それ以上のリターンを絶対に回収したいですよね。
挑戦を応援できる場づくりを目指して
ーー今後の目標はありますか?
挑戦する人を応援する場所を作りたいです。
もちろん旅に関わったこともしていきたいですが、コミュニティや環境、場づくりにも力を入れていきたいです。

今は、会社員としてクライアントワークに慣れたり、副業として、少しずつ将来に向けた仕込み作りをしています。
この副業が、会社員の収入を超えるタイミングがきたら、独立もしたいですね。
ーーすでに動いているアクションや、何歳までにどうしたいなど、具体的なプランはありますか?
今は、少しずついろいろなものをかじっている状態ですね。
先ほどのタビイクや、TABIPPO CARAVANで記事を書いています。世界一周中は少し離れてしまいますが、朝活コミュニティの運営にも携わっています。

私は現在26歳ですが、20代は自己投資をして、自分のレベルを上げる期間だと考えています。だから、お金を使う方に全振りするつもりです。
30代になったら、先ほどのコミュニティ運営などをしっかり確立できたらいいなと考えています。
自己投資の一環で、新たなコミュニティにも参加。
ーー今後も、さきさんのモットー「心のままに旅して生きる」を体現されていく予定でしょうか。
そうですね、まずは自分が、心のままに生きたいと思っています。自分が自分を幸せにすると言いますか。
その後で、周りの女性たちが、自分の心のままに生きられるような環境を整えたいと思っています。
タイ タオ島。見知らぬ国ですべてを自分で決める経験は、さきさんの世界を広げてくれた
たとえば私の友人は、結婚して出産するというライフステージに夢中な人が多くて。
それ自体は良いことだと思うのですが、もっと自分の心に向き合って、いろんな選択肢があることを伝えていきたいですね。
結婚や出産だけに盲目になって、自分の人生に向き合えないのはもったいない気がします。みんながもっと自分の人生を生きられたら、人生がより楽しくなると思うんですよね。

私は、あえて結婚してから世界一周に旅立ちました。
「こんな人もいるんだよ」「こんな選択肢もあるんだよ」ということを、知ってもらえたらうれしいです。
編集後記
「心のままに旅して生きる」を掲げ、その時々の自分と向き合いながらも、将来の目標に向かって着実に歩みを進めているさきさん。
POOLO JOBで学んだ、読者を意識することや継続の大切さをご自身のものにして、成果もしっかり出ているようです。
今、POOLO JOBに参加したいけれど迷っている。そんなあなたへ。
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All photos by Saki