旅をテーマに学ぶ「あたらしい旅の学校・POOLO」は、旅と人生をつなぐ大人の学びをコンセプトとしたオンラインスクールです。
全4コースある中で、最もスタンダードなライフデザインコース「POOLO LIFE」は、「旅と仲間で、未来を揺さぶる」をコンセプトとした、旅と仲間を通して人生と社会を自由探求する8ヶ月のコースです。
期間中は、豪華講師陣による多彩な講義が開催され、参加者同士の共創やワークを行いながら自分の人生で大事にする価値観を言語化し、社会を揺さぶる企画を具体的に形にしていきます。
今回は、POOLO LIFE9期卒業生のひーちゃんにインタビューしました。

フリースクール・通信制高校の先生として働くひーちゃんは、30歳という節目に、これからの人生について深く考えたいと思っていたとき、POOLO LIFEと出会いました。
人生の節目を迎え、自分自身と向き合い続けた8ヶ月間。そこから見えてきた自分らしさの軸や原点について、詳しくお話をうかがいました。
見出し
直感を信じて。人生の節目に出会った新たな環境
――POOLO LIFEにはどんなきっかけで出会われましたか?
沖縄に行った初めての一人旅がきっかけです。
滞在していたゲストハウスで、あるシェアハウスに住む方と出会いました。当時は私もシェアハウスに住みたいと考えていたので、そこから色々と調べていくうちにPOOLOの存在を知ったんです。

その後もPOOLOに参加していた方々と知り合う機会があり、「これは何かのタイミングかもしれない」と感じるようになりました。
一人旅のあと、TABIPPOが主催するオフ会「旅人交流会」に参加し、運営メンバーや参加者と話すなかで、直感で面白そうだと思い参加を決めました。
ちょうどその頃は、30歳という節目の年。もともと旅が好きだったこともあり、旅を通して自分の価値観や人生について考えられる点が、「なんだか面白そうなコミュニティだな」と思ったんですよね。
――初めて一人旅に行かれたのには、何か特別な理由が?
29歳で離婚したことが、大きなきっかけでした。
気持ちの整理に時間がかかりましたが、1年ほど経って「やりたいことを全部やろう」と少しずつ前向きになりました。
ずっと一人旅をしてみたかったこともあり、大好きな沖縄に一人で行き、ただゆっくり過ごす時間を持ちたいと思ったんです。

心と向き合う余白が必要だと感じ、1〜2年ほどセルフケアの時間を取り、人生を見つめ直すことにしました。宿泊先は直感でゲストハウスを選びましたが、その選択がPOOLO LIFEへの参加につながったんです。
もともと直感を大切にするタイプではありましたが、当時は自分の軸が分からず、教育の仕事をこのまま続けていくべきか悩んでいました。
気持ちをうまく言葉にできず、「この先どうしよう」というモヤモヤを抱えていた時期でもあります。

そんな葛藤を抱えながら、自分と同じような経験をした女性をサポートする仕事を始めようかと迷っていて。実際にカウンセリングの勉強をしたり、資格を取得したのですが、どこかでずっと引っかかっている感覚がありました。
――人生の節目を迎えた時期に、POOLO LIFEでどんなことを期待していましたか?
講義やチーム活動での自己開示を通して、自分自身を理解し、今後の方向性が定まるかもしれないという期待がありました。仲間と自己理解を深めたり旅ができることも、単純に楽しそうでしたね。

一方で、「旅人が集まるコミュニティって、どんな人がいるんだろう」「馴染めるかな」といった不安もありました。以前、スキルを学ぶ別のコミュニティに入っていた経験があったのですが、少しミスマッチだと感じたことがあったんです。
けれどその経験が、「スキルを身につけることよりも、今の私には自分の気持ちを言語化していくことの方が大事だ」と判断するきっかけになりました。
仲間との対話で大切にしたい価値観が見えてきた
――実際に参加してみてどうでしたか?
序盤で参加前の不安は払しょくされました。
まず、「自分と合う人たちがこんなにいるんだ」と驚きましたね。人と壁を作ってしまいがちな私でも、自分らしくいられる心理的安全性の高い環境だと実感できました。
「この人たちなら大丈夫」と思えるオープンな雰囲気があったんです。

同期メンバーとの写真
POOLO LIFEでは個人発表の機会がありますが、そこで自分の過去について話そうと考えていました。キックオフの前に「卒業する8ヶ月後の未来の自分」へ手紙を書く機会があったのですが、そこで「勇気を出して自己開示すること」を一つの目標にしていたんです。
でもその前に、9期が始まってすぐのチームミーティングで自分の過去について話すか相談してみました。

チームミーティングの様子
勇気を出して自分をさらけ出すと、誰も私を評価することなく「話してくれてありがとう」と受け止めてくれて。その瞬間、「安心していられる場では、人はこんなにも自然に自己開示できるんだ」と実感しました。

チームメンバーから「それはひーちゃんらしさだから、話した方がいい」と背中を押してもらえたことが大きな支えでした。
キャリアブレイク中の仲間も多く、「悩んでいるのは自分だけじゃないんだ」と心強く思えましたね。
――POOLO LIFEではそれぞれが「探究テーマ」を決めますが、ひーちゃんはどんなテーマにしましたか?
「自分の大切にしている価値観とは?」です。
参加前の私は、自分の軸ややりたいことがまだはっきりせず、仕事やコミュニティ選びの小さな違和感にも気づきにくい状態でした。

自分とちゃんと向き合い、価値観を言語化することでやりたいことを見つけ、自分に合った道を考えられるようにしたかったんです。
――探究テーマはどうやって深めていきましたか?
週一回のオンラインチームミーティングで、「バリューズカード」というカードゲームを使い、自分の大切な価値観を5つに絞りながら仲間と対話しました。
普段なら恥ずかしくて言えない考えも、安心できる場で言語化し共有することで、自分の価値観に気づくことができました。

自分の価値観を知ることのできるカードゲーム「バリューズカード」
たとえば、私の大切にしたい価値観には「安心」や「幸福感」があるのですが、「なぜその価値観が大事なのか」を軸に話を広げていくうちに、思考がどんどん深まりました。
教育や人材など、人と関わる仕事をしているメンバーとは教育談義をしたこともあります。さまざまなテーマに沿って語り合う時間も貴重でした。
こうした仲間との深い対話を通して、大切にしたい価値観ややりたいことが少しずつ明確になっていったんです。
参加前はずっとモヤモヤしていましたが、キャリアやライフプランを落ち着いて考えられるようになり、気持ちも晴れていきました。
教育の仕事に誇りを持てるように
――先生として活躍されているひーちゃんですが、とくに印象に残った講義は何ですか?
株式会社TALENT代表取締役の佐野貴さんによる、「『才能』の見つけ方と活かし方」です。この講義では、自分にとってのやりがいや欲求の見つけ方を学ぶことができました。
じつは、これまで受けてきた学校の授業とはまったく異なるテイストの講義に惹かれたことが、POOLO LIFEに参加した大きな理由の一つです。
哲学や心理学などに興味はあったものの、「なぜ」を問う授業を受ける機会はほとんどなかったんです。

今の職場でも同じような授業があるので、「学びを自分の仕事にどう活かせるか」という視点で受講していました。
POOLO LIFEの講義は、職場の授業でも取り入れたいと思える内容ばかりで、仲間との対話を通してその気づきを深められたのも大きかったです。
また、チームミーティングや1on1の文化が根付いていたおかげで、対話を通して自分と向き合う時間もたくさん持てました。

全力で楽しんだ運動会
その中で無意識に子どもたちのことを考えている自分に気づき、以前悩んでいた女性向けサービスの仕事は「今じゃない」と思えるように。
「今の私がワクワクするのは教育の仕事なんだ」と腑に落ちた瞬間、「やっぱり教育がやりたい」と自分でも納得できました。
――POOLO LIFEを通して、やりたいことも少しずつ明確になっていったんですね。
はい。POOLO LIFEで案内のあった長野での子ども向けイベントに参加したことをきっかけに、長野のある町役場が主催するサマーキャンプに携わる機会がありました。このサマーキャンプへの参加が、とくに大きな転機になりましたね。
そこで福祉か教育かの進路で迷っていた大学生のスタッフに出会ったのですが、野外活動という過酷な現場だったこともあり、その方は教育の仕事が自分には合わないと感じたようでした。
一方で私は、「大変だけど、それでも楽しい」と思えたんです。

そんな他者とのフラットな比較や、職場とは違う環境で子どもと関わった経験が、私にとっての転機になりました。
今の教育の仕事に加え、「子どもたちの可能性を広げる新しい仕事にも挑戦したい」という思いが確信に変わっていきました。
参加前に迷っていた女性をサポートする仕事を始めるのは、今の自分と少しズレているような感覚がありました。想いはあるのに、考えを深めようとすると立ち止まってしまうんです。
これまでの経験をもとに始めようとしていたその仕事が、いつの間にか「やらなければならないもの」になっていたのかもしれません。

ボランティアスタッフとして参加したサマーキャンプ
POOLO LIFEを経てサマーキャンプのボランティアに参加し、「やっぱり教育の仕事が好きだったんだ」と自覚できました。
長く携わってきたことを、改めて新しい気持ちでやっていきたい。教育が自分に合っているということが、ようやくはっきり分かった瞬間でした。参加前に定まっていなかった自分の軸が見つけられたのだと思います。
動き出した夢の続き。頼れるお姉ちゃんのような先生に
――今の仕事の現場で「POOLO LIFEでの学びが活きた」と感じるエピソードはありますか?
たくさんあります!POOLO LIFEで学んだことは、すぐに授業で実践してきました。
その一つが「バリューズカード」です。自分でカードを購入し、小学3年生から高校3年生まで希望者を募って選択授業で使いました。中には難しい言葉もありましたが、小学生にはその意味を自分で調べてもらうことで学びにつなげました。

実際にやってみると面白かったですね。私なら選ばないような「勝利」を残す小学生もいて、それぞれの大切にしたい価値観ワードを否定せず認め合う雰囲気が、とても温かく感じられました。
終わったあとも「またやりたい」と言ってくれる子どもたちを見て、自分の学びを現場で広げられたこと、そして子どもたちの反応を見ることができたことが、すごく嬉しかったです。
講義や対話を通して自分を知る過程で、新しくやってみたいことも生まれました。その一つが、子どもたち向けのオンラインコミュニティ作りです。

横のつながりを持ちながら自分と向き合える場をつくることで、子どもたちが自分をもっと好きになれる環境を提供したいと考えています。
卒業後には資料を作り、職場に「子どものための環境作りがしたい」と伝えました。
心理的安全性の高い環境で自己開示ができるようになるのは、大人も子どもも同じだと思います。POOLO LIFEでは、まさにそれを体験できました。

――もうアクションを起こしているんですね!そんなひーちゃんの今後について教えてください。
これからは、「ウェルビーイング×教育」を追求していきたいです。
その一つの手段として、子どもたちが自己探究できるオンラインコミュニティを作ろうと考えています。理想とする「こういう先生がいたらいいな」像を目指して、子どもたちに良い影響を与えていきたいですね。

子どもたちの可能性を信じられる大人でありたい。教育者というよりも、「頼れるお姉ちゃん」のような存在になりたいです。
――最後に、参加を検討している方に向けてメッセージをお願いします!
もし「検討している」という段階なのであれば、絶対に入った方がいいと思います!
自分自身も大切にしていて、人にもよく伝えるのですが――「自分自身の直感を信じてほしい」です。
興味があって何か心に引っかかるものがあるなら、その「刺さっているもの」をぜひ言葉に出してみてください。

メンバーとのタイ旅行は忘れられない思い出
私はこの8ヶ月間で、旅への向き合い方や価値観、やりたいことなどが大きくアップデートされた感覚があります。きっとPOOLO LIFEに入ったら、そんな人生にプラスになる出来事にたくさん出会えるはず。
悩んでいるのなら、少しの勇気を出して恐れずに飛び込んでみてほしいです。
編集後記
8ヶ月間を終えたひーちゃんは、「ワクワクがちゃんと湧いてくるようになりました!」と明るく話してくれました。
離婚という大きな出来事が自分と向き合う時間を作り、そこからPOOLO LIFEとの出会いへと自然につながっていったひーちゃん。
仲間との対話を重ねる中で、自分の大切にしたい軸や「やっぱり好きだった教育」という原点に立ち返っていく姿がとても印象的でした。
明確になった人生の方向性と新しく見つけたやりたいこと。キラキラと話すその笑顔に、こちらまで元気をもらえたインタビューでした。
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