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1998年富山県生まれ。上京後の2年間「TABIPPO学生支部」活動を経験した後、社内インターン生へ。旅と競技観戦が趣味。将来は海外に住むことが夢。

こんにちは!TABIPPO編集部の宇於崎朱音です。

この記事は、2022年8月6日に行われた講義「ニューノーマルなキャリアデザインとニューノーマルな旅のデザイン」のレポート記事です。

初回講義である今回は、TABIPPOの代表取締役である清水直哉が登壇し、POOLOが始まるこれからの心構えやキャリアのデザインの考え方、これからの旅のカタチをテーマに話しました。

トークでは、観光業界に起こっている変化や、これからの時代に求められることなど、清水の意見をたっぷりと聞くことができ、POOLO生への熱い言葉が贈られ続けた1時間半でした。

プログラムに参加している方も、していない方も「ニューノーマルトラベラー(=自分と世界を豊かにする旅人)」や「あたらしい観光」を考えるべく、ぜひこの記事をご一読ください。

「POOLO(ポーロ)」とは?


「POOLO」は、株式会社TABIPPOが運営するニューノーマルトラベラーが育つ学校です。世界中を旅した経験をもつミレニアルズを、「あたらしい旅が、自分と世界の豊かさをつくる」をミッションに次世代を担う人材へ育てます。

2019年の開校以来、延べ400名以上の生徒が卒業し、自らの人生を豊かにするだけでなく、実際に社会のアップデートに着手する人材を輩出してきました。

今期では、仲間と学んで人生をアップデートするキャリアデザインコース「POOLO 4期」と、挑戦で地域をアップデートする次世代リーダーコース「POOLO NEXT 2期」の2コースを用意しています。

講師紹介

(以下、トークより抜粋)

旅の効用によって、3軸で人は成長する

TABIPPOでは、ビジョンの解像度を上げるということを大切にしています。

例えば、”人が成長するということ”。これを僕らはこのようなグラフで考えます。


人が成長することに「x軸・y軸・z軸」があるとしたら、x軸は”旅は人を幸せにする”こと、y軸は”旅は人を強くする”こと、z軸は”旅は人を利他にする”こと。

この強くするというのはスキルを身につける意味での強さであったり、性格的な強さであったりとさまざまな解釈があります。しかし、いくらどんな強さを持っていても、他人に迷惑をかけていたら「成長している」とは言えませんよね。

そしてこの3つの軸は旅をすることによって無限に広がると考えており、このグラフの面積を増やしていける人をPOOLOでは育てていきたいと考えています。

ぜひこのグラフは、みなさんのキャリアデザインを考えるうえで大切にしてほしいです。そしてこれが、僕らが掲げているビジョンの「旅で世界を、もっと素敵に。」の言葉にも繋がってくることも覚えていてほしいと思います。

「POOLO」で意識してほしいこと


TABIPPOは創業以来、想いを持って自立した1人ひとりが集い、中立的で、柔軟で、余白がある自立分散組織を貫いてきました。

そんな自由な僕らの会社が運営する「POOLO」は学校ですが、規則や縛りはありません。たくさんの余白があって、誰のどんな挑戦も応援するコミュニティです。

肩書きやヒエラルキーももちろんなく、主役はみなさん自身。ぜひ有効活用して、素敵な8ヶ月を過ごしてください。

「ニューノーマルトラベラー」とは


近年、観光や旅行に大きな変化が生まれています。その要因はさまざまですが、新型コロナウイルスの影響やグローバル化、気候変動、そしてSNSやテクノロジーの急速な発展など、社会が未知の事態を迎えたことで既存の価値観の多くが通用しなくなったことが大きな理由として挙げられます。

オンラインでイベントを催行していることを含め、生きることや仕事をすること、移動をすることの境界線は徐々に薄くなっていますよね。

また、現代人の欲求は過去と比べ高次元化していると言われています。「モノには満たされているけど、人生には満足していない」という日本人は少なくありません。自己実現や社会貢献を自分の欲求と据える方も多いと思います。


そしてそれぞれの変化要因から、旅の価値や方法もさらに多様化しています。

これまでの旅は、主に娯楽や消費のために存在していましたが、今では投資や価値ある体験としての意味合いがさらに加速しています。

「暮らすように旅をする」という言葉も生まれ、ひとつのライフスタイルとしての旅が確立しているのが現代です。


さらに、旅行者が旅に求めるものは商業的なものではなく、非日常や人との繋がりに変化してきているのも現状。

「2拠点生活」や「ワーケーション」という言葉の流行を含め、旅先を拠点として動いたり、地球や環境に優しい旅をしたり……という時流もあり、旅というものが高次元化しているのがわかりますね。

旅というのは、人類が生まれたときから自然とあるもので、価値や在り方は時代と共にずっと変化し続けているもの。

『左利きのエレン』という漫画に「最も古いものは最古のものじゃなく昨日まで新しかったもの。本当に古ければ一周まわって価値が出る。」という言葉がありますが、それと同じように、”娯楽として消費する旅”はもう古いものになってきていると僕たちは考えています。

「観光」や「旅行」「旅」「移動」など、似たような言葉のそれぞれの意味すら曖昧になってきている現代。

せっかく旅をするのなら、自分の人生や社会、世界の豊かさを作りながら旅をしてほしい。そしてそれが現代に求められている「ニューノーマルトラベラー」だと、僕らは思っています。このPOOLOの活動期間を通して、みなさんもそんなニューノーマルトラベラーに近づいてくれると嬉しいです。

POOLOで向き合ってほしいこと


この8ヶ月は、1人ひとりの理想を実現するために使ってもらいたいと思っています。誰もが皆、生きていて「問題」に直面する場面があると思います。僕は「問題」というのは理想と現実のギャップのことを言うと思っていて、つまり自分の理想をちゃんと把握できている人しか、「問題」には向き合えないのだと思います。

人間は、理想に向かって行動する生き物だと僕は考えます。みなさんの理想も間違いなく”幸せになること”かなと思っていて、たぶん幸せになりたくない人はいないと思います。

それをTABIPPOでは「豊かさ」と呼んでいるのですが、その「豊かさ」というものこそが、みなさんの理想のはず。それに向かって行動していってほしいと願っています。

また、コミュニティのなかには色々な人がいます。価値観の合う仲間が集まっているので、さまざまな人との交流を楽しんでください。最初のうちは、SNSの交流やSlack上での呟きもすこし怖く感じるかもしれませんが、小さなことから少しずつ慣れていってほしいと思います。

POOLOは元々”余白”があるようにできています。それぞれが余白を埋めるための行動をしていくことで、有意義な8ヶ月の活動をみなさんで作り上げていってくださいね。

講義参加者の感想ツイートをチラ見せ!

今回の講義を受けて、参加者の皆さんがTwitterで感想を投稿してくれています。POOLO生の”生の声”が聞けるので、気になる人は要チェック♪

「旅をおすすめする会社」だけではないTABIPPO。これからの「学び」を楽しみにしてくださるPOOLO生の皆さんが”わくわく”を共有し合うことができた、第1回目の講義だったようです。

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TABIPPO公式LINEでは最新のイベント情報のほか、ニューノーマルトラベラーの学校「POOLO」のお知らせなど、ワクワクする話をたくさんお届けしています。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

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1998年富山県生まれ。上京後の2年間「TABIPPO学生支部」活動を経験した後、社内インターン生へ。旅と競技観戦が趣味。将来は海外に住むことが夢。

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