山岳信仰というものをご存知でしょうか?山岳信仰とは読んで字のごとし、山を崇拝の対象にすることです。荒々しい姿をした山や雄大な山には、神様が住んでいるんじゃないか?と古代から考えられてきました。
実は、日本だけでなく世界中にもそんな信仰の対象になっている山々は存在するのです。今回はそんな【世界七大聖山】をご紹介したいと思います。
ネパールのエベレスト
探検家や登山家の憧れの山と言えば、こちらのエベレストではないでしょうか。世界最高峰としてヒマラヤ山脈にそびえるその姿は、まさに神聖さそのもの。その荘厳な美しさは、登山家だけでなく多くの地元民からも愛され、また畏れられてもいます。
ちなみに、ネパール語ではエベレストのことを、「サガルマタ」(世界の頂上)と呼ぶそうです。
日本の富士山
日本での富士山に対する信仰は、縄文時代からとも平安時代からとも言われていますが、いずれにせよ遥か昔から富士山が日本人にとっては崇拝の対象であったことが分かります。