ライター
清澤 一輝 クリエイター

学生時代にバックパックひとつで、世界を西回りにぐるりと一周。日本にいた頃は英語も喋れず、今まで”ひとり旅”もしたことがなく「世界一周」がはじめてのひとり旅。人生において1番大切なことは「行動」し、「経験」することだと信じている経験主義者。好きな飲み物はチャイ。

それに加え、受刑者の身内の方がダンスを楽しみに来ています。

 

名簿に名前を記入し、荷物チェックを済まし、ようやく中へ!

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photo by Kazuki Kiyosawa

僕たち観光客の荷物チェックはかなり簡単に済まされます。
(受刑者の身内は何やら厳重そうでした)

腕にスタンプを押してもらい中へ!実はこのスタンプ、イベント終了後出口で受刑者かどうか見分けるために押されます!なので絶対に消さないように注意してください!そして、番号の書かれたビジターパスを首からかけます。何だか僕たちが囚人みたいです。

 

入場のオススメは開演の1時間前!

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photo by Kazuki Kiyosawa

15時からのイベント開演ですが、席を取るために1時間前には着いているのがベストです!中に入るとお土産Tシャツなどが販売されていますが、立ち見にならないためにもまずは先を急ぎましょう!(イベント終了後にも買えます!)

中に入るとダンスを見るにあたって2つの選択肢があります!

■上からダンス全体を眺める。(しかし受刑者から遠い)
■2受刑者の目の前で迫力を楽しむ(しかし全体は見えない)

これは自由です!イメージとしては運動会の応援を屋上で見るか、校庭でみるか。(僕は校庭で見るために階段を降りて、1番前の席を陣取りました!)

 

ついに「囚人ダンス」がスタート!その迫力に圧巻!

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photo by Kazuki Kiyosawa

彼らはダンサーでなければ、パフォーマーでもない。彼らは罪を犯した「囚人」。この光景は、中々写真じゃ伝わりません。ダンスの曲はPSYやマイケル・ジャクソンのような有名な曲から、フィリピンの伝統的な(?)曲まで、炎天下の中、1時間以上も踊り続けていました。

最後は、観客も囚人と一緒になってダンスを踊ることができ、記念撮影まで可能です。罪を犯してしまった罪人ですが、この時ばかりはまるでアイドルのような扱いを受けていました。

 

「経験」こそが「人生」だ。

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photo by Kazuki Kiyosawa

最近よく思うんです。人生に無駄なことなんて1つもなくて、「人生」って多くの「経験」で出来上がった魂の結晶なのかなって。テレビとかスマホの液晶画面越しに見ている風景は、結局は「画面を見ている」行為に過ぎないんです。

 

「囚人と一緒に踊る」…こんな経験、人生でなかなかできるものではありません!そんなかけがえのない経験をアナタの人生に刻みませんか!フィリピン・セブには魅力的なスポットがたくさんありますが、

是非、タイミングが合えば訪れてみて欲しいです!

 

■詳細情報
・名称:セブ・プロビンシャル・ディテンション・アンド・リハビリテーション・センター
・住所:Cebu City, Cebu, Phillippine
・アクセス:キャピタルセンター前からバスで15分。
・営業時間:毎月最後の土曜日のみ鑑賞可能。(月曜日~金曜日8:00~17:00の間に電話で予約が必要)
・電話番号:(+6332)253-5642, (+6332)253-1882
ライター
清澤 一輝 クリエイター

学生時代にバックパックひとつで、世界を西回りにぐるりと一周。日本にいた頃は英語も喋れず、今まで”ひとり旅”もしたことがなく「世界一周」がはじめてのひとり旅。人生において1番大切なことは「行動」し、「経験」することだと信じている経験主義者。好きな飲み物はチャイ。

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