ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

旅人だったら誰でも知りたいあんな疑問やこんな疑問を、プロフェッショナルたちに直撃してみた「プロフェッショナルに聞いてみようシリーズ」。今回は元旅行会社社員の桃(@XxPeach)が旅行に関する疑問をお答えします!

今回のプロフェッショナル:元旅行会社社員・桃

18歳の時のスイスひとり旅で、海外にハマる。多くの人に同じ感動を味わって欲しいという一心でベンチャーの旅行会社に就職。入社半年以降約1.5年間営業トップを取り続ける。退職後はライター・ブロガーとして旅や英語を中心に発信中。

質問:現地で滞在を延長したい!どうすればいいの?

本当は5日間の旅行だったけど、天候が悪くて見たいところが全然見ることができなかった…。ツアーだから往復の航空券はセットで付いているけどあと3日は滞在したい…延長できるの?

そんな疑問をTABIPPO編集部で元旅行会社の桃がお答えします。

回答:基本的には延長できません……


photo by unsplash

基本的には現地に着いてからのツアーの延長は、出来かねます。もしどうしても現地に滞在したいのであれば、まず旅行会社にご相談ください。

その後対応によっては、ツアーで予約している航空券を、航空会社に問い合わせキャンセルしてもらい、さらにご自身で新たなチケットをご購入いただく必要があります。

 

この場合、ツアーに関しては離団(ツアーを途中でやめること)という形になり、離団証明書を提出いただく必要がある可能性もあります。

旅行会社にはお客様のツアーを、責任を持ってスケジュール通りにサポートする義務がありますが、この離団証明書を持って自分の意思でツアーを離れること(サポートがされないことに同意する)を意思表示をしていただく証明書です。

そのため離団後、万が一ストライキや事件・テロなどが起こった場合、旅行会社からのサポートは発生しません。片道だけのチケットもかなり高めなので、出発前の予約時に出来るだけ旅程は確定しておくことを、オススメします。

 

次回のプロフェッショナルに聞いてみよう〜旅行会社編〜は「海外でテロや事件が起こったときに、旅行会社ってどんな対応をしてるの?」お楽しみに!

プロフェッショナルに聞いてみよう」は、弁護士・キャビンアテンダント・医師・航空会社・旅行会社編で順次更新中です。すべてのバックナンバーは「プロフェッショナルに聞いてみようシリーズ」で今すぐチェック!

ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

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