ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

夜のパレードは意外とパリピ

イベント期間中には、街中の人が集まるパレードも行われます。事前情報がなかった私は、某テーマパークのキラキラしたパレードを想像していました。

可愛らしい音楽が流れてキャラクターや子どもたちが踊るのかなと待っていると、想像していたファンタジーな世界ではなく、クラブで聞くような音楽が聞こえてきます。すごく現代風のかっこいい雰囲気で「めちゃくちゃイケてるし今っぽい〜!」と思っていると、次はヘビメタバンドが登場。

え、ゴリゴリのロック?シャウトしてますやん?と頭の中はだいぶ混乱していましたが、さまざまなパフォーマンスがあって飽きることなく楽しめました。ケベックのウィンター・カーニバルは、予想をいい意味で裏切ってきます。

■詳細情報
・名称:Quebec Winter Carnival
・開催時期:毎年1月〜2月頃
・公式サイトURL:https://carnaval.qc.ca/en

 

この時期にアイスホテルも訪れてみよう

カーニバルの一環ではないのですが、この時期に多くの人がイベントと併せて訪れるのが「アイスホテル」。文字通り雪と氷で作られており、見学するだけでなく実際に宿泊することもできます。部屋の中に作られた氷のベッドの上にマットレスを敷き、その上で寝袋を使用して寝るのだとか。

「いやいや、寒すぎて寝られないでしょ」と思いながら部屋に入ってみると、あれ意外といけるかも。かまくらの中が寒くないのと同じように、氷でできた部屋も凍えるほどの寒さではなく、寝袋を使えば安心して休めそうです。

 

アイスホテルで楽しみにしていたのが、氷でできたグラスでお酒を飲むこと!ホテル内にバーがあり、その場で色鮮やかなカクテルを作ってくれます。

こ、これぞ映え(バエ)……!ホットワインを飲みたい気持ちを抑え、読者のみなさんにオシャンなカクテルを見せるべく冷たいお酒を頼みました。冷たい。

氷を食べたことがある人ならわかると思いますが、このグラスの淵に口をつけているとくっついて離れなくなってしまいます。ちょっとずつ舐めて溶かすようにして、気をつけて飲んでくださいね。

■詳細情報
・名称:Hôtel de Glace
・住所:1860 Boulevard Valcartier, Saint-Gabriel-de-Valcartier, QC G0A 4S0 Canada
・公式サイトURL:https://www.valcartier.com/fr/activite/hotel-glace/

 

いい意味で想像と違ったケベック・ウィンター・カーニバル

All photo by Abe saxophone

あまり予習せずに参加したケベック・ウィンター・カーニバルは、いい意味で予想を何回も裏切られました。石像が印象的なハルビンや札幌とはまた違い、冬の時期ならではの寒さや雪を楽しめるコンテンツが多かったように感じました。

寒いとどうしても家にこもりがちですが、ぜひ次の冬は日本を飛び出して、ケベコワの方たちと一緒に冬を楽しんでみませんか?きっと冬が好きになれるはずです♪

ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

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