狂犬病
ライター
佐々木 拓馬 フリーライター

せかいいっしゅうしましょう じぶんのいきたいところにいきましょう むずかしいことはなしにして さぁ、いきましょう

狂犬病は、世界中で毎年5万人もの命を奪っている恐ろしい病気です。

日本で生活しているとあまりなじみのない病気な気がしますが、狂犬病感染者の95%は日本人旅行者に人気の東南アジアやアフリカで感染しているのです。

だから、決して旅人にとって関係ない病気ではない狂犬病。今回はそんな狂犬病の恐怖に注目して、狂犬病の予防知識をまとめていきます。

狂犬病の感染経路

16010906400_bec13560b9_bphoto by Bengin Ahmad
そもそも狂犬病という病気の発生源は、病名のせいで「犬」と思われがちですが、実際には犬以外にもコウモリやネコなどのさまざまな哺乳類です。

狂犬病に感染した生物に噛まれたり、引っかかれたりすることで感染することが多いですが、粘膜や傷口をなめられたりしても感染します。

確かに、犬が人間に病気を感染させることは多いですが、実際には哺乳類はすべて狂犬病に感染するため、すべての哺乳類に対して注意すべきでしょう。

狂犬病の症状

4369627924_ccd7f6f7ff_bphoto by RLHyde

狂犬病の症状は感染した位置(噛まれた箇所や傷口)によっても大きく変わります。一般に脳から遠ければ遠いほど、症状がでるまで時間がかかるとされています。

狂犬病の初期症状は発熱などの風邪に似た症状や、目の前が「ちかちか」する程度の症状です。この症状の次に、急激に病気が進行する急進期に入ります。

急進期には強烈な不安感や水や風を恐れる症状などの精神疾患が始まります。この症状が現れたあと、二日から一週間程度で筋肉や脳がマヒし、死に至ります。

地域

10012162166_cde34d427e_bphoto by Free Grunge Textures – www.freestock.ca
現在、狂犬病は南極大陸を除く、すべての大陸で感染が確認されています。そのため、世界中ほとんどどこでも感染する可能性があります。

ただ、日本をはじめとしたほとんど感染者を出していない地域は狂犬病清浄地域に指定されており、ほぼ狂犬病に感染する可能性はないとされています。

厚生労働大臣指定狂犬病清浄地域(2010年指定)

日本・イギリス・アイスランド・ノルウェー・スウェーデン・ハワイ・グァム・フィジー・オーストラリア・ニュージーランド

狂犬病の予防方法

imasia_11075900_Mphoto by pixta
狂犬病が発症した場合の致死率はほぼ100パーセントです。症状がでてしまった時点でまず助かりません。しかし、狂犬病は予防接種によってその感染をほぼ押さえられます。

狂犬病の予防接種は5回に分けて行われ、日本では接種日、3日後、7日後、14日後、28日後、90日後というスケジュールで接種します。

最初の二回分を一回にまとめて接種することもできます。一度ワクチンを接種すれば、3年間効果が持続します。

まとめ

狂犬病は本当に怖い病気ですが、日本に住んでいるとその危機感にさらされることがほとんどありません。

そのため危機感が薄く、「まぁ狂犬病なんてならないでしょ。」と軽い気持ちで予防接種をしないで海外を旅する日本人旅行者がとても多いです。

しかし、実は2006年にフィリピン在住の二人の日本人が、日本に帰国後に狂犬病でなくなっているのをご存知でしょうか?自分の命をまもるためにも、絶対に狂犬病の予防接種をうけるようにしましょう。

ライター
佐々木 拓馬 フリーライター

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