モロッコといえば何が思い浮かびますか?砂漠、スーク(市場)、雑貨、料理など、モロッコにはたくさんの魅力が詰まっていますが、特に女子にオススメしたいのが「リヤド」に泊まること。
リヤドとは、もともと中庭のあるモロッコの伝統的な家(邸宅とも訳されます)のことを指します。そういった伝統的な家を改装して、旅行者が滞在するためのゲストハウスとなったものがモロッコには多数存在しています。
ハマムと呼ばれるアラブ式サウナやプール付きといった高級ホテルにも匹敵するほどのゴージャスな造りのものからバックパッカーが気軽に泊まれるドミトリーまで、価格帯もさまざま。
今回ご紹介するのは、全4部屋という小ささにも関わらず日本人の旅行者が年間を通して多数訪れる「リヤドブッサ」。有名ガイドブックに大きく掲載されていることも人気の理由ですが、リピーターも多数いるとのこと。女性を中心に、なぜここまで多くの日本人を惹きつけるのか、その理由に迫りたいと思います。
カワイイもの好き女子にはもちろん、モロッコってなんだか不安……という人でも行きたくなること間違いなし!
1. マラケシュ名所・フナ広場まで徒歩5分!
photo by maho
リヤドブッサのあるマラケシュは、モロッコで最も多くの観光客が訪れる一大観光都市。最大の目玉はメディナと呼ばれる旧市街で、エリア全体が世界遺産に登録されています。
モロッコの歴史ある建築物と、フナ広場から広がる迷路のような巨大なスークがマラケシュの観光名所。リヤドブッサはそのフナ広場から徒歩約5分という好立地にあります。
お買い物に疲れたら宿に戻ってミントティーで一休み、なんて使い方ができるのがこの宿の大きな魅力です。
2. 真似したくなるインテリア
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リヤドブッサは赤を基調にしたインテリアで、どこを切り取ってもフォトジェニックです。
オーナーのブリジットさんはフランス人。モロッコ自体がフランス領だった歴史もあり、イスラム様式とフランスのエッセンスが混じったおしゃれな空間は「自分の部屋もこんな風にしてみたいな」と思えるほどかわいくて真似したくなります。
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「このランプ素敵!」「このクッション真似したいなぁ」「このキーホルダー欲しいな」(最後に雑貨をプレゼントしていただきました!)などなど、インテリアに終始テンション上がりっぱなし。
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滞在中は残念ながら雨でしたが、天気がよければパティオで朝食もとれるようです。
3. 最高のおもてなし
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到着してまず驚いたのが、マラケシュの地図と一緒に「観光プラン」を英語でプリントしたものを手渡してくれたこと。
滞在日数にあわせて「ここは混雑するから朝一番に行くべき。次はこっちに行って〜、2日目はこっちのエリア!これで効率よく観光できるよ」と丁寧に説明してくれます。
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ちなみに、ブリジットさんのイチオシ観光地はマジョレル庭園。リヤドブッサのようなキュートな色使いのインテリアが好きな女子なら気にいること間違いなし!
他にもタクシーの価格相場や交渉の方法をレクチャーしてくれたり「スーパーに行きたいんだけど、どこが近くてオススメ?」といったこちらの質問に答えてくれたり、レストランの手配も電話でしてくれるなど、本当によくしてくれました。
ホテルと違うリヤドならではの魅力は、このようにスタッフがフレンドリーで距離が近いところ。
中庭にあるソファが共有のラウンジのようになっており、そこでくつろいでいると前述したオーナーの他にもマネージャースタッフのアリさんとその奥さんなどもいろいろ話しかけてくれました。