ライター
Yuki 海外旅行課に配属 / 35ヵ国以上訪問

旅が好きで旅行会社に入り、それまで国内派だったのに海外旅行課に配属され海外にハマる。 会社に入るまで2ヵ国しか行った事がなかったのに、いつの間にか35ヵ国以上訪れる事に。もちろん並行して国内旅行もかかさずに。 一生旅を楽しみ生きていければ幸せだと思っています。

ライン川観光で外せない街と言えばワインの名産地であるリューデスハイムですよね。日本の旅行ツアーでも組まれることの多い観光名所です。リューデスハイムは「ラインの真珠」という愛称がある、本当に可愛らしいコンパクトな街です。今回はこのリューデスハイムについてご紹介します。

 

概要・特徴

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リューデスハイムはフランクフルトの南西部、世界遺産に登録されているライン渓谷中流上部沿いにある小さな街です。この辺りはぶどう畑が多いワインの名産地でもあり、リューデスハイムにはワイン酒場やワイン専門店がいくつもあります。

街で一番有名な場所は「つぐみ横丁」という通りです。細い通りですがワイン酒場やお土産屋さんがいくつも連なり、観光客が多く訪れて賑わう場所です。また、リューデスハイムはライン川クルーズの寄港地のひとつでもあります。

 

歴史

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リューデスハイムは古代からワイン作りを行っていたとされ、文献にリューデスハイムの名前自体が出てくるのは1074年頃と言われています。

 

代表的なグルメ

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リューデスハイムに来たのなら必ず口にしたいのが白ワイン。ドイツのワインは8〜9割が白ワインであり、主にリースリングというぶどうを使っています。

リューデスハイムに来たら地元産の白ワインを飲まずして帰ることはできません!ぜひワイン作りの本場、リューデスハイムで飲んでみてくださいね。辛口から甘口までいろいろあります。

 

成田からのアクセス

リューデスハイムに空港はありません。最寄りの空港は日本から直行便もあるフランクフルト空港です。リューデスハイムへはフランクフルトから約1時間10分程度なので、日帰り旅行も可能です。ライン川クルーズで訪れるのもおすすめですよ。

 

リューデスハイムに行ってみての感想

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私がリューデスハイムを訪れたのは昨年の夏でした。ドイツの夏は日本と違って乾燥しているので、気温が高くても不快感はあまりなく、夏といえど非常に快適な旅ができました。

ワインが有名なリューデスハイムは、ドイツの中でも比較的小さな町です。緑が豊かで、ライン川に沿って町が開けており、背後には広大なブドウ畑の丘が続いています。町には居酒屋が多く、夜は常に地元のワインを楽しむ多くの人々で賑わっていました。

ドイツ国内からの観光客はもちろん、その他ヨーロッパの国々から訪れる観光客も多く、私もちょうどイギリスから来たという観光客の方と居酒屋で話す機会がありました。異国ではあるものの楽しい時間を過ごすことができ、リューデスハイムの良い思い出となりました。

 

観光する際のアドバイス

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リューデスハイムは夜でも気軽に出歩けるほど治安が良いと評判なので、安心してください。物価は標準的なドイツの物価なので、日本人であればさほど高いとは感じないでしょう。衛生的にも問題なく安全です。

 

おすすめのベストスポット

つぐみ横丁

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私がおすすめするのは、やはり、リューデスハイム一の観光スポット・つぐみ横丁です。ここには、ワインが好きな方はもちろん、そうでない方も楽しめる賑やかさがあり、リューデスハイムの夜を楽しむのにぴったりの場所です。狭い通りの両脇にワイン酒場やレストラン、土産物店などが立ち並び、地元民・観光客関係なく和気あいあいとお酒を楽しんでいます。リューデスハイムを訪れたなら、ぜひ足を運んでみてくださいね!

 

つぐみ横丁

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リューデスハイムで一番有名な観光スポットであるつぐみ横丁。ライン通りから横に入る細い路地で、全長は約145mです。細い道ながらもワイン酒場やお土産さんが連なっており、観光シーズンのときはいつも賑わっています。

■詳細情報
・名称:つぐみ横丁(Drosselgasse)
・住所:Drosselgasse, 65385 Rüdesheim am Rhein
・アクセス:リューデスハイム駅から徒歩約5分
・マップ:

・営業時間:店舗による
・定休日:冬季はオフシーズンのため閉店しているお店が多い
・公式サイトURL:http://www.drosselgasse.de/

 

ワイン博物館 ブレムザーブルグ

リューデスハイム駅の近くに12世紀ごろ建てられたブレムザーブルグ城があります。お城は現在ワイン博物館として利用されており、醸造人についてや各時代で使われてきたワイン作りの道具やワイングラスが展示されています。

ワインの試食付き入場チケットもあるなど、ワイン好きであれば訪れたい博物館です。

■詳細情報
・名称:ワイン博物館 ブレムザーブルグ (Rheingauer Weinmuseum Bromserburg)
・住所:Rheinstrasse 2, 65385 Ruedesheim Am Rhein
・アクセス:リューデスハイム駅から徒歩約3分
・マップ:

・営業時間:3月1日~10月31日10:00~18:00(最終入場17:15)
・定休日:上記以外の冬季
・電話番号:067 2223 48
・料金:5ユーロ、ワイン1杯付き7.5ユーロなど
・公式サイトURL:http://www.rheingauer-weinmuseum.de/deutsch/index.htm

 

ブレムザー館(ジークフリート・メカニカル楽器博物館)

リューデスハイムのOberstraße(オーバー通り)にあるブレムザー館(Broemserhof)は16世紀ごろに造られた建物。とても可愛い木組みの館です。ここでは、さまざまなオルガンやオルゴールなどの自動演奏の楽器を展示しています。ガイドツアーは不定期に開催なので、まずは訪れてみて開催時間を確認しましょう。

■詳細情報
・名称:ブレムザー館(Broemserhof)(ジークフリート・メカニカル楽器博物館/Siegfried’s Mechanisches Musikkabinett)
・住所:Oberstraße 29, 65385 Rüdesheim am Rhein
・アクセス:リューデスハイム駅から徒歩約6分
・マップ:

・営業時間:3月~12月10:00~18:00
・定休日:上記以外
・料金:7.5ユーロ
・公式サイトURL:http://www.ruedesheim.de/de/sehenswertes/museen/

 

中世拷問博物館

中世の恐ろしい拷問器具などを展示している中世拷問博物館がリューデスハイムにはあります。こんなに可愛らしい街並みにちょっとそぐわない内容ですが、魔女狩りや犯罪所の処刑、異端者への拷問の際に実際に使われていた拷問器具が置いてあります。

冬季は土日のみ、それ以外は毎日オープンしているので興味がある人はぜひどうぞ!

■詳細情報
・名称:中世拷問拷問博物館(Mittelalterliches Foltermuseum)
・住所:Oberstraße 49-51, 65385 Rüdesheim am Rhein,
・アクセス:リューデスハイム駅から徒歩約12分
・マップ:

・営業時間:聖金曜日(Karfreitag)~10月までの毎日10:00~18:00、
11月~聖金曜日までの土・日曜日のみ13:00~17:00
・定休日:上記以外
・電話番号:067 224 7510
・料金:6ユーロ
・公式サイトURL:http://www.foltermuseum.com/
ライター
Yuki 海外旅行課に配属 / 35ヵ国以上訪問

旅が好きで旅行会社に入り、それまで国内派だったのに海外旅行課に配属され海外にハマる。 会社に入るまで2ヵ国しか行った事がなかったのに、いつの間にか35ヵ国以上訪れる事に。もちろん並行して国内旅行もかかさずに。 一生旅を楽しみ生きていければ幸せだと思っています。

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