ライター
西嶋 結 ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。本の仕事をしています。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。有給休暇をフル活用して弾丸旅に繰り出すべく、筋トレに励んでいます。

きれいなものを見てリフレッシュしたいとき、仕事で嫌なことがあったとき、友達や恋人ともっとゆっくり時間を過ごしたいと思ったとき、最近なんだかつまらないなと思ったとき……そんなときにぴったりなのが「旅」ですよね!

少し日常を離れれば、心も体もすっきりリフレッシュ。「次の旅まで、またがんばろう!」と気分転換できます。

ただ、旅にはどうしても時間が必要。土日の2日間で海外に行くのはキツいし、国内だと新鮮みがないし……

そんな方におすすめしたい、新しい旅のスタイルが「サク旅」。ブロガー・作家のはあちゅうさんが著書『1泊2日で憧れを叶える! サク旅 〜国内編〜』の中で提唱する旅のスタイルです。

 

 はあちゅうさん流「サク旅」のルール

photo by pixta

サク旅のルールは以下の3つ。

1 期間は1泊2日。2日目の夜には家にいること
2 ひとつの旅でひとつの憧れを叶えること
3 スマホをフル活用すること

 

つまり、”次の日に疲れを持ち越さない、欲張りすぎない旅のスタイル”ということ。

はあちゅうさんによると、こんな方には特におすすめとのこと。

・細かいことを考えたくない人
・ミーハーを楽しみたい人
・日常と非日常のちょうど真ん中くらいの「すぐに日常に戻れる非日常」が欲しい人
・旅だからといって無理はしたくない人
・やりたいことしかやりたくない人
・体に負担をかけたくない人
・出張ついでにサクッと旅したい人

 

特に社会人であれば、ほとんどの方、いや全員に当てはまるはず。それでは、3つのルールをもう少し細かくみていきましょう!

 

1.期間は1泊2日。2日目の夜には家にいること

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タイトルに「国内編」とある通り、本書で紹介されている目的地はすべて日本国内。

だからといって三連休を使ったり、金曜日の仕事終わりに空港に向かったり、ということはありません。金曜日の朝、満員電車にスーツケースを持ち込むことを考えたら、ぐったりしてしまいますもんね。

私自身、月曜日の朝に東京に帰ってきてそのまま出社したことがありますが、その週の体感時間は通常比2倍でした。肌がくすんでる。水曜日の飲み会がしんどい。

サク旅は、1日目のお昼に東京を出発し、翌日の夜には家に帰りつくプランになっています。日曜日の夜は自宅でゆっくり過ごして、月曜日に備えましょう!

 

2.ひとつの旅でひとつの憧れを叶えること

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これが、サク旅の大きな特徴。せっかく旅に出たからと、あれもこれも欲張ることはやめましょう。旅のテーマをひとつ決めておき、それが達成できればよしとします。

はあちゅうさんの言葉を借りれば、

例えば「札幌でシメパフェを食べる」を叶えたなら、残りのことはオマケ。

 

という心意気でゆるりといきましょう!

 

3.スマホをフル活用すること

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海外旅行であれば、インターネットがつながらないのが普通。Wifiがつながったタイミングでくまなく情報収集し、計画を立てておく。計画通りに進まなければ慌てる……ということがありますよね。

サク旅であれば、そんな心配は無用。スマホがあれば、気分次第、行き当たりばったりの旅を満喫できます。

なんだか雲行きが怪しくなってきたから、雨でも楽しめる美術館や博物館に行ってみよう。歩き疲れたら、インスタで見つけたおしゃれカフェでひとやすみ……なんてことも可能です。

かえってその“行き当たりばったり”こそが思い出になるはず!

ライター
西嶋 結 ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。本の仕事をしています。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。有給休暇をフル活用して弾丸旅に繰り出すべく、筋トレに励んでいます。

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