3. ドストエフスキーのお墓もあるチフヴィン墓地
Photo by Nitta Hiroshi
ロシア通でなくても、ドストエフスキーやチョイコフスキーの名は聞いたことがあるでしょう。ドストエフスキーなどの著名なロシアの文化人に出会えるのがチフヴィン墓地です。
「墓地」と聞くと暗いイメージを持たれるかもしれませんが、ロシアやヨーロッパでは公園のように整備されているため、癒しのスポット。
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また、目貫通りにあたるネフスキー通り沿いにあるため、主要観光地からも簡単にアクセスできます。私が訪れたのは平日の午後でしたが欧米からの観光客が訪れていました。したがって、長時間にわたって無人ということはないと思います。
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入口で英語入りの地図が渡されるため、すぐに有名人の墓を見つけることができます。こちらはドストエフスキーのお墓。いかにも、威厳がある立派なところですね。
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こちらがチャイコフスキーのお墓です。なぜかご本人よりも天使の方が目立ちます。
・名称:チフヴィン墓地(チーフヴィンスカヤ クラードビシチェ)
・住所:Ploshchad’ Aleksandra Nevskogo, 1Б, Sankt-Peterburg, ロシア 191167
・地図:
・アクセス:地下鉄プローシャチ・アレクサンドラ・ネフスコヴォ駅下車
・営業時間:9:30~18:00
・定休日:無休
・電話番号:274-26-35
・料金:300ルーブル
・所要時間:1時間
・オススメの時期:冬以外
4. 世界初のホームドア、サンクトペテルブルク地下鉄
Photo by:Nitta Hiroshi
現在、日本の都市部を中心に普及が進むホームドア。実は世界で最初にホームドアを採用したのがサンクトペテルブルクの地下鉄です。導入年はソ連時代の1962年。ちなみに、日本が初めてホームドアを導入したのは1974年です。
こちらは3号線、マヤコフスカヤ駅のホームドアです。ホームドアと思えない分厚いドアになっています。また、ドアの壁面がロシアらしく華やかですね。
ビデオのように勢いよく閉まります。これでも10年前と比べると少し遅くなったような気が。いずれにせよ、指を挟んだら大怪我につながること間違いなし!サンクトペテルブルク地下鉄では絶対に駆け込み乗車はしないようにしてください。
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車両も更新され、とても乗りやすくなっています。また、電光掲示板には英語表記もあるため、ロシア語が読めなくても問題はありません。
ただし、混雑時はスリにご注意。リュックサックは前がけにし、後ろポケットには絶対に財布を入れないようにしてください。
サンクトペテルブルク観光にはトロリーバスが便利
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サンクトペテルブルクを歩き回る際に地下鉄オンリーだと意外と不便。特に新オランダ島やマリンスキー劇場は地下鉄駅から離れているため、徒歩での移動ですとかなり疲れます。
そこで、おすすめしたいのがバスです。「バス」と聞くと「難しそう」と思うかもしれませんが、Googleマップがあれば簡単!Googleマップの地図検索で調べるとバスを使った経路を教えてくれます。もちろん、バス乗り場や乗車するバス系統などの情報もわかります。
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バスの運賃は車内にいる車掌に渡します。また、地下鉄駅で購入したカードはバスでも使用できます。カードを使用する際は車内にあるIC読み取り機にタッチします。
ネフスキー大通りの地上にはバス、地下には地下鉄が走っています。サンクトペテルブルクのホームは深いので、駅を昇り降りするだけで時間のロスになります。バスを使いこなせるようになると、効率よくサンクトペテルブルク観光が楽しめますよ。