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二宮信平(アマゾニアン) 国連加盟国193カ国にすべて渡航

大学時代からバックパッカーを始め、就職は蹴り29歳までバックパッカー。20代で102か国を渡航。10か月だけ日本で社会人(私にとっては日本でワーホリ)して、30歳の誕生日に独立。旅する雑貨屋コパカバーナを経営、お店が波にのってから新しい国々を周りだし、40歳で国連加盟国193カ国にすべて渡航。日本最大の海外旅行オフ会の会長も兼ねる。

アフリカの島国と言えば、マダガスカルがまず思い出されるでしょう。マダガスカルはアフリカ東部のインド洋にありますが、そのほかにコモロ、セイシェル、モーリシャスがあります。

これらの国はどこにあるかは知らずとも、なんとなく聞いたことくらいはあるとは思います。知られていないのがアフリカの西!世界地図は好きでも、西側に島国があることすら知らなかった人がほとんどではないでしょうか?

これらはかなりマイナーで国名すら知られていません。カーボベルデ、赤道ギニア、サントメ・プリンシペが挙がります。今回はそのうちのひとつサントメ・プリンシペをご紹介します。

二宮信平(アマゾニアン)
大学時代からバックパッカーを始め、就職は蹴り29歳までバックパッカー。20代で102か国を渡航。10か月だけ日本で社会人(私にとっては日本でワーホリ)して、30歳の誕生日に独立。

旅する雑貨屋コパカバーナを経営、お店が波にのってから新しい国々を周りだし、40歳で国連加盟国193カ国にすべて渡航。日本最大の海外旅行オフ会の会長も兼ねる。

Facebook : https://www.facebook.com/shimpei.ninomiya
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サントメ・プリンシペで訪れた都市とルート、移動方法

photo by Ninomiya Shimpei

ガボンのリーブルビルからAfrijetという航空会社を利用。スカイスキャナーを通して購入しましたが、AfrijetのHPにはタイムテーブルなどなにも記載がないので、本当に飛ぶのか不安でした……。

リーブルビルの空港に着いてもここではないと言われ、他のターミナルからでしたし、行っても乗客らしい人は全くおらず。乗ってみてわかりましたが、乗客がたった3名だったのでわかるはずがありません(笑)。

首都のサントメ以外に宿泊はしていませんが、島の規模からしてサントメ島に限れば日帰りがどこでも可能なので、他に宿泊しなくても良いと思います。プリンシペ島に行く場合は、そちらに宿泊したほうが良いでしょう。

この後、赤道ギニアに飛ぶ予定だったのですが、日程が合わずそこまでいなくても良いなと思いつつ、予定で5日間の滞在となりました。しかし、実際に行ってみると長めの滞在で大正解!

 

サントメ・プリンシペでのエピソード(人とのエピソード)

サントメ・プリンシペの人は、全員がとーっても親切でお金目当てとかではない純な笑顔が魅力的でした。アフリカも田舎含めていろんなところに行きましたが、ここの国が一番人当たり良かった!

宿の人たちもとっても良すぎて、始めはほとんど観光地ないのに5日間!って思っていたけれど、「もっと長く滞在したい!」と思うほどでした。

ただ、あいにく公用語がポルトガル語なので、英語が街中ではあまり通じません。私はブラジルが大好きなので、似ているスペイン語を話せるためそれなりに会話できました。宿では英語が通じたので、情報が乏しいのもあり宿で情報をたくさん仕入れてから街中へ出て行きました。

 

サントメ・プリンシペでのエピソード(場所のエピソード)

photo by shutterstock

メインであるサントメ島は長さ50キロほどと大きな島ではないですが、道路事情は悪く距離の割に移動に時間がかかりました。赤道直下のため、密林が生い茂っています。

カングランデ峰という世界的にも稀な奇抜な山があり、どうやら登れるらしい……。しかし急こう配すぎて時間が数日かかるらしいので、興味はあったたのですがガイド必須で時間がそこまでないので断念しました。

サントメ島から見える範囲にある長さ2キロほどの小さい島、ロラス島はリゾート地となっているですが、ここには赤道が通りモニュメントがあります。

 

知っておくべきキーワードは「世界最貧国」

世界最貧国のうちのひとつ。幹線道路、停電、車の質、雨が降った後の排水設備など見ていると露骨にインフラ整備が遅れていることを痛感します。

特に際立った産業もなく、アフリカにあるポツンとある島国ですし、存在感全く、各国の援助もなかなかない模様。アフリカのどこの国に行っても日本や中国などの援助の形跡は絶対に見るのですが、ここでは全く見かけませんでした。

小さな国ということもあり、他の国からすると仲良くしても恩恵ないから援助も少なく最貧国になってしまったのかと思います。ただ、お金がなくても本当に皆幸せそう!

 

サントメ・プリンシペ旅行を楽しむためのアドバイス

photo by Ninomiya Shimpei

この国はポルトガル語が公用語なので、英語を第二言語とする人にとっては難点ですが、人との関わり合いが最も楽しかったです。観光客すら少ないので、日本人なんて珍しすぎるようで喜んでくれます。

日本と同じく島国だからか、恥ずかしがりやで向こうから話しかけてくることはほとんどなかったです(笑)。それが私的にはまた良かった!市場やその辺に暇そうな人はたくさんいるので話しかけてみてください!

また私の泊まった宿はSweet Guest Houseというところで、booking.comで検索するとかなりの良いレビューなので目立っているはず!どうやら英語学科の大学生が持ち回りで受付をしているらしいので、彼らとはたくさんお話しできます!向こうも喜んでくれますよ。

 

サントメ・プリンシペの治安

治安はアフリカの他の国々と比べて、比較的良さそうなイメージですが、停電があるので夜は出歩かないほうが無難。夜、外に出ても飲食以外することはなさそうな雰囲気でもあります。

昼間の街歩きに関しては問題ありません。市場や人が混み合う場所でのスリなど、最低限の注意を払っていれば犯罪などに巻き込まれることは無さそうです。日本大使館はこの国にないので、パスポートの管理には気を付けましょう。ガボンにある日本大使館が兼轄しています。

ライター
二宮信平(アマゾニアン) 国連加盟国193カ国にすべて渡航

大学時代からバックパッカーを始め、就職は蹴り29歳までバックパッカー。20代で102か国を渡航。10か月だけ日本で社会人(私にとっては日本でワーホリ)して、30歳の誕生日に独立。旅する雑貨屋コパカバーナを経営、お店が波にのってから新しい国々を周りだし、40歳で国連加盟国193カ国にすべて渡航。日本最大の海外旅行オフ会の会長も兼ねる。

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