久々に潜ろうかな!と意気込むあなたに思い出して欲しいダイビング5つの基礎

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プロダイバーとして世界を周っていますYauichiです。

「久しぶりのダイビングで怖いな…。何に気をつければいいんだっけ?」あなたはこんな悩みを抱えていませんか?僕は現在メキシコでダイビングインストラクターとして働いています。その中で、たくさんのブランクダイバーさん(=久しぶりに潜るダイバーさん)を、海の世界にご案内してきました。

そこで、今回はブランクダイバーさんに向けて「ダイビングで思い出して欲しい5つの事」をご紹介します。

 

基本中の基本。耳抜きはコツを掴んで頻繁に行おう

photo by shutterstock

多くのダイバーを困らせるのが「耳抜き」です。特に久しぶりのダイビングだと”緊張”がつきものですが、緊張しているとどうしても耳抜きが難しいんですね。

一番効果的な方法は「バルサルバ法」。鼻をつまんで、そこに空気を送りこむ方法です。これをやってみて、両耳から「プチッ」という音が聞こえて、耳の中が開く様な感じがすればokです。

また「トインビー法」と呼ばれる方法もあります。唾を飲み込んだり、顎を左右に動かして耳抜きを行う方法。事前にガムを噛んでさらに唾が出やすい状況にしておくとさらに効果的です。

 

そしてポイントが「耳抜きがうまくいかない時どうするか?」という事。耳抜きが上手くいかない時は、その度に浮上する事は決してしません。耳抜きができない深度から、すこーしだけ深度をあげて耳抜きを再トライしてみてください。耳抜きができるまで深度を上げていきます。

少し深度を上げた所で耳抜きが成功したのならば、今度はそこから更に頻繁に耳抜きを行いながら、潜行していきましょう。そうすれば、先ほど耳抜きがつまづいた深度でも問題なく耳抜きを行う事ができます。

 

水圧から肺を守るために必要な重要事項2つ

photo by pixta

陸上と水中で最も激しい外的変化は「水圧」です。この水圧の変化は、肺にも影響を及ぼします。

例えば、水中20mで風船をパンパンに膨らませて水面まで持ち上げるとどうなるでしょう?答えは「破裂」です。水面まで持ち上げる過程で周囲圧が下がり、風船内の空気が膨張してしまうんですね。

これと同じ事が肺にも起こります。どういう事かと言うと、水中で肺にパンパンに空気を入れたまま、息を止めて水面まで浮上すると肺が過膨張(または破裂)してしまいます。

 

これを防ぐ為の方法はシンプル。「息を止めない事」です。そうすれば、肺の中の空気が膨張したところで、息を吐く際に体の外に余分な空気が出て行きます。「ダイビング中は常に呼吸を続ける事」これはダイビングの”黄金ルール”と呼ばれるくらい重要なものなので、しっかり頭に入れておいて下さい。

 

またもう一つ重要になってくるのが「急浮上しない」という事です。いくら呼吸を続けていたからといって、浮上速度が早すぎると肺の膨張を招いてしまいます。更に、浮上速度が早すぎると「減圧症」と言う気圧の変化からくるダイビング特有の障害を患ってしまう危険性があります。また別のリスクとしては、突然水面に浮上した所にボートが猛スピードで突っ込んできて轢かれてしまう恐れだってあるのです。

急浮上は肺の膨張以外にも、上記の様な沢山のリスクがあります。死に繋がるような事件を引き起こす要因にもなります。ダイビング中に問題があり、浮上したくなった時はインストラクターに問題がある事をハンドシグナルで伝えて下さい。そうすれば、インストラクターが安全な浮上速度で水面まで連れて行ってくれます。

 

大切なハンドシグナルを思い出そう

ハンドシグナルとは、水中でダイバーがコミュケーションをとる為に使う、手を使ったシグナルの事。手話みたいな物だと考えるとわかりやすいかもしれません。

重要なハンドシグナルは以下の通り。

 

ok

photo by shutterstock

このサインは文字通りokの意思表示の際に使用します。ガイドがOK?とこのサインを使って聞いてくるので、その際はOKと同じようにサインを作って返答してください。

 

問題あり

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OKじゃ無い時に使用します。例えば、耳抜きができなくて痛い!異常を知らせたい!なんて時はこのサインの後に耳を指差すようにすれば伝わります。他にも、足がつった時はこのサインと足を指差せば足が痛いという事が伝わりますし、すべての問題を伝える時に使えます。

 

浮上

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水面に上がる時に使います。最も使われるシチュエーションは、安全停止をチームで終えて皆で上がる際にガイドが出します。ダイビングを終えますよ!と言うような状況ですね。ただ、例えば久しぶりのダイビングで問題が発生し水面に浮上したい!なんて意思をガイドに伝える時に使えます。

しかし、ダイビング中になんども浮上するのは体に強い負担をかけてしまいますので、浮上させてくれるかどうかは状況次第です。とにかく、ダイビング中にどうしても水面に出たくなったらこのサインでガイドに意思を伝えましょう。

 

エア切れ

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基本的には、自分のタンクのエアがなくなった時に使用します。しかし実際は本当にタンクの中のエアがなくなった時にはサインなんて出している余裕なんてありません。バディのオクトパス(予備の空気源)をすぐに見つけて、それで呼吸してください。それから、このサインを使ってバディにエア切れである事を伝えれば大丈夫です。

この辺りをマスターしておけば大丈夫です。

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WRITER

やういち
メキシコ在住プロダイバー
メキシコ在住ブロガー/タオ島産プロダイバー/元キーエンス営業/上智卒/元カリフォルニア在住 「好きな場所で好きな事をしながら生きる」人を増やす為のブログを書いています。旅行と海と筋トレが好き。現在…

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