ライター
hiroko 旅好きクリエイター

クリエイティブ業に携わり10年。 「自分を変えたい、美術館や世界の絶景を生で体感したい」という思いから、29歳で仕事を辞めバックパッカーで女ひとり旅へ。この旅が、生きる為に本当に必要なことを教えてくれました。そんな価値観を変えた世界一周の魅力をもっと若い人に伝えていきたい。 グラフィックと映像のモノづくり屋。現在まちおこしプロジェクト中。

毎年期間限定で発売される「青春18きっぷ」。

「青春18きっぷって大人でも買えるの?」と思っている人、実は結構多いですよね。このきっぷは子供も大人も買える夢のきっぷなんです。年齢にかかわらず誰でも全国のJR線の普通列車が1回あたり2,370円で1日乗り放題のこの切符。

では、この青春18きっぷで1日でどこまで遠くに行けるか知っていますか?

今回は、この青春18切符を使って東京駅から1日でどこまで行けるのかをご紹介したいと思います!

 

まずは青春18きっぷの規定をしっかり理解

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photo by pixta

利用期間・発売期間

青春18切符の今年の夏季利用期間は7月20日(水)〜9月10日(土)。この期間以外は使用できません。また、発売期間は7月1日(金)〜8月31日(水)で、9月に入ると購入できないのでここも注意が必要。

ちなみに、今年の冬季期間は発売期間が12月1日〜12月31日で利用期間が12月10日〜平成29年1月10日までと決まっています。

価格

大人も子供も同額で1枚11,850円です。1枚の切符で5回分(5日分)利用できます。つまり、11,850円÷5回分=1回分あたり2,370円。

利用条件

1枚の切符を5人グループなどで1度に使用可能。ただし、切符を切り離すことはできないため、同行する場合に限ります。

1人1回の有効期間は乗車日当日限りで、夜行列車など翌日にまたがる列車に乗車する場合は、0時から翌日0時を過ぎて最初の停車駅まで有効。

東京および大阪近郊の電車特定区間内では終電車まで有効ですが、特定区間外の乗車には、列車の停車駅パターンにかかわらず、特定区間内の最終駅から下車駅までの運賃が必要。

発売場所

みどりの窓口や旅行会社、指定席券売機で発券できます。出発日は始発に出掛けたい人もいると思うので事前に購入しましょう。

また、利用期間が開始されてまもなく経つと金券ショップやネットオークションで回数の残っている青春18切符が売られたりもしますので確認してみてください。5回も使用しないという方は、使った後に譲るのもいいと思います。

使い方

使用する当日に改札窓口で日付を入れてもらいます。青春18きっぷは自動改札を通ることができないので必ず窓口を通って下さいね。出発地が無人駅の場合には最初に乗車した電車の車掌さんに日付を入れてもらって下さい。

日付を入れてもらってその日の日本全国のJR全線の普通列車は乗り降り自由になります。途中下車する場合は改札の駅員さんに日付を見せれば乗り降り自由です。

 

北方面は岩手県・秋田県まで行ける!

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photo by pixta

東京駅出発の平日ダイヤで移動時間最短設定でご紹介します!

岩手(盛岡)行き

1.東京7:50発…快速 上野東京ライン(宇都宮線内快速ラビット)
2.…宇都宮9:27着→乗換5分→9:32発 JR 宇都宮線
3.…黒磯10:22着→乗換5分→10:27発 JR 東北本線
4.…郡山11:30着→乗換10分→11:40発 JR 東北本線
5.…福島12:28着→乗換12分→12:40発 快速 仙台シティラビット5号
6.…仙台13:55着→乗換39分→14:34発 JR 東北本線
7.…小牛田15:20着→乗換15分→15:35発 JR 東北本線
8.…一ノ関16:23着→乗換8分→16:31発 JR 東北本線
9.盛岡18:05着

秋田行き

盛岡行きの4までは同経路
5.…福島12:28着→乗換23分→12:51発 JR 奥羽本線
6.…山形15:22着→乗換24分→15:46発 JR 奥羽本線
7.…新庄17:04着→乗換8分→17:12発 JR 奥羽本線
8.秋田20:13着

 

東京から片道2,370円で行けるのは盛岡・秋田までです。時間的に青森まで行くことが可能ですが、盛岡〜青森間はIGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道の路線でJR線ではありません。

青春18きっぷで乗車する場合は、盛岡〜八戸間で別運賃片道2,960円かかります…。この料金を払えば上記の盛岡着の時刻から継続して乗り継ぎ、当日中に青森22:03着が可能です。

秋田行きは高崎→水上→長岡→新潟→秋田という経路でも1日で秋田に到着することができます。

上記の時刻経路は一例ですが、計画次第で東京を始発で出発し、宇都宮で途中下車して餃子を食べてみたり、平泉で途中下車して世界遺産登録された中尊寺を拝んでみることもできそうです。

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クリエイティブ業に携わり10年。 「自分を変えたい、美術館や世界の絶景を生で体感したい」という思いから、29歳で仕事を辞めバックパッカーで女ひとり旅へ。この旅が、生きる為に本当に必要なことを教えてくれました。そんな価値観を変えた世界一周の魅力をもっと若い人に伝えていきたい。 グラフィックと映像のモノづくり屋。現在まちおこしプロジェクト中。

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