旅から帰国後、鬱になったり自殺未遂したりした僕が考える自分がクズだと感じたときに思い出したい5つのこと
自分と長いこと付き合っていると、その自分とかいう人間がどうしようもないほど「クズ」だと思ってしまうことってありませんか?
ありえない失敗をしたり、嘘をついてごまかしてしまったり、引っ込みがつかなくて人を傷つけたり…
僕は何度も何度も自分を「クズ」だとののしってきました。クズと呼ばれて当然な行動をとってきました。
そして、気が付きました。自分を傷つけ続けるのはしんどい。というわけで、今回は「ああ、自分ってクズだなぁ。」と感じたときに思い出したいことをまとめて紹介します。
逃げてよし。でも、どうせなら派手に逃げろ。
そもそも僕が世界一周に出たのは、明らかな逃げでした。
学生時代に就職活動をしたのですが、僕は自分が仕事ができないことに気が付いていました。というのもアルバイトすらまともにできなかったからです(笑)。そして、就職から逃げて世界に出ることにしました。
変な言い訳をしたり、頑張ってないのに頑張ってるふりをするタイプの「逃げ」は簡単に見破られて怒らてしまいます。
同じ逃げなら、より派手に逃げることを意識しましょう。その派手逃げの経験がお金になったり、攻めの一歩になることもあります。
目の前に逃げ出したいものがあって、選択肢が逃げるしかないなら、力の限り逃げてしまいましょう。
あ、死ぬのはなしね。それ自分を「攻めて」ますから。しっかり逃げてくださいね。
クズはおもしろい。馬鹿さ加減は超一流。
ありえない失敗を繰り返すと「ああ、自分はなんてクズなんだ。」と思ってしまうかもしれませんが、そうでしょう。ありえない失敗を繰り返すからクズなのです。
確かに失敗というのは基本的に「悪い」ことです。とはいえ、よく考えてみましょう。人の失敗は自分に迷惑がかからない限り…基本的におもしろいのです。
バナナの皮で滑って転べばおもしろいのです。犬のフンを踏めばおもしろいのです。
つまり、何度も失敗してしまうクズの行動は基本的におもしろい。自分に迷惑が掛かっているから落ち込んでしまいますが、よく考えればクズの行動はおもしろいことばかりでしょう。
自分の行動のおもしろさに常に注目するようにすれば、「転んでもタダじゃ起きない」をリアルに体現できます。
世の中クズばかり。やったぜマジョリティ。
「自分ってクズだなぁ。」と感じたとき、「まわりはあんなにできているのに…。」と感じてしまうものですが、基本的にみんなクズの一面をもっています。
だれでも嘘をつきますし、失敗もしますし、不用意に人を傷つけます。
でも、自分ばっかりクズだなぁと思っている目線では、周りがよく見えすぎてしまって周りのクズさに気が付けなくなってしまっているのです。