ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞など。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

【レンタサイクルスポットも提案】瀬戸内でおすすめしたい自転車旅スポット5選

それでは具体的に、瀬戸内で「ゆるポタ旅」を楽しめる場所をご紹介しましょう!どこも魅力満載で、瀬戸内らしい癒やしに触れられるので、ぜひ一度思い切って自転車で訪れてみてはいかがでしょうか。

なお、使用するスポーツ自転車ですが、マイ自転車を持っていない方のために、レンタサイクルスポットも併記していきたいと思います。

【初級】竹原&大崎上島


最初に紹介したいのは、広島県竹原市と、そこから船で行ける大崎上島。竹原は旅情薫る瀬戸内らしい港町で、有名アイドルが出演するCMやアニメ「たまゆら」の舞台になるなど、マニアに根強い人気を誇る場所。そんな場所に大崎上島を組み合わせるのは、自転車の旅ならではでしょう!

人通り少ない午前中は、癒やしの町並みをポタリング。聖地巡礼ならアニメのキービジュアルやお気に入りのシーンの舞台を探してもよし。古き良き町並みに心洗われる時間です。


お昼から午後にかけては、フェリーで大崎上島へと渡り、美しい景色を眺めながらの海岸サイクリングがおすすめ!一周するとなかなか距離があるため、北側一周だけでも十分楽しめます。個人的には、無料で見学が楽しめる老舗醤油蔵「岡本醤油」がおすすめスポットです。

【初級】ゆめしま海道


サイクリストの聖地といえば“しまなみ海道”ですが、実はその周囲にもいくつか海道が張り巡らされているのはご存知でしょうか。そのうち、最もホットな海道が「ゆめしま海道」です。

この海道は愛媛県上島町に属す4島を結ぶ海道なのですが、実はまだ完成していません。生名島と岩城島の橋が開通する2021年に全面オープンします。


その特徴は“ミニしまなみ海道”という点。生名橋から弓削大橋までは海道らしい白い橋梁と多島美の風景が広がり、島の海岸沿いでは、潮風を感じ、青い海に心奪われる極上サイクリングが楽しめます。


手軽ながら満足度が高く、加えてレモンポークや久司山展望台など、各島にはディープな魅力がいっぱい散りばめられているのもポイント!しまなみの各島から船で移動する時間も瀬戸内ならではです。

<レンタサイクル情報>
https://www.town.kamijima.lg.jp/site/kanko/428.html

【初級~中級】しまなみ海道


自転車旅をするなら、絶対に訪れたい場所が「しまなみ海道」。広島県尾道市から愛媛県今治市に至るまで約70kmの海峡を、自転車で渡り切ることのできる世界有数の道路です。

近年は国内外の自転車乗りが集まる“サイクリストの聖地”として知られており、ロードバイクを購入したら一度は訪れたい!と誰もが憧れるスポットです。

しまなみ海道の素晴らしさは、走った人にしかわかりません。走らなければもったいないないと言い切れるほどに、魅力にあふれています。

潮風を感じ、美しい海を眺め、心地よく走り抜ける疾走感。橋の上からはダイナミックな瀬戸内海。そして橋の眼下に広がる多島美。旅情香るシーンが連続し、70km走破すれば一つのストーリーが完結します。

また因島はっさく大福や、大島伯方の塩ソフト、生口島レモンケーキなど、各島ごとに名物スイーツもあるので、休憩も楽しめるはず!

<レンタサイクル情報>
https://shimanami-cycle.or.jp/rental/

【初級~中級】小豆島


瀬戸内大好きな私のイチオシは、香川県の「小豆島(しょうどしま)」。初心者から上級者まで何度訪れても飽きることはない、まさに自転車旅の楽園です!

島のコースは難易度別に分かれており、初心者であれば土庄町や小豆島町を中心にした海沿いサイクリングがいいでしょう。町の随所には、アート作品やグルメスポット、小豆島オリーブ公園やエンジェルロードなどといった観光スポットも多いため、コンパクトに回っても島を満喫できます。


少し負荷が欲しい中級者は、島を一周する冒険サイクリングや、島の最高峰を形成する寒霞渓ヒルクライムなどといったアドベンチャーな内容がおすすめ。あなたの冒険心に火をつけてくれる、ポテンシャルの高い島です。

<レンタサイクル情報>
https://shodoshima24.net/bus-rental/cycle/

【中級】安芸灘とびしま海道


近年、“裏しまなみ海道”として脚光を浴びてきているのが、愛媛県岡村島から広島県呉市まで渡れる「安芸灘とびしま海道」。まだまだレンタサイクルや休憩スポットが少なく、やや玄人向きな場所ではありますが、しまなみ海道とはまた違う、気持ちの良いサイクリングを楽しめます。


ポイントは、昔ながらの瀬戸内の漁村景観が残り、穏やかな島時間が流れていること。しまなみに比べて観光客が少ないため、より落ち着いて風景や雰囲気に向き合えます。特に、御手洗の町並みはおすすめです。


総長30kmほどと、しまなみの半分ほどの距離ですが、海峡道路ならではの橋の風景を満喫できるのも魅力!マイ自転車を購入したら一度は旅してほしいスポットです。

<レンタサイクル情報>
https://train-cycling.com/tobishima-rental-cycle//

旅の可能性が広がる!自転車でディープな日本を味わおう


今回は、瀬戸内エリアに絞って、ロードバイクでめぐる自転車の魅力とおすすめコースを紹介してきました。自転車旅となると、一見大変そうに思うかもしれません。確かにそれは事実ですが、その困難さを補って有り余る魅力に溢れています。

普通の旅より何倍も日本を深く知れる旅行ツール=自転車(ロードバイク)。ぜひロードバイクで日本を巡ってみませんか?

All photos by Yuhei Tonosyou

【特集】NEXT JAPAN TRAVEL – あたらしい旅、だいすきな場所。-


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土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞など。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

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