ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

本島から離れていて独特の雰囲気を持っている離島っていいですよね。なんだかゆったりとした時間が流れていて、自然豊かで夕日がきれいで、暗くなったら星が見えて。

親子二代で東京生まれ東京育ちな私(@XxPeach)は昔から田舎がなかったので、離島に来ると夏休みのようでテンション上がるんです。あ、ちなみに今年27歳になります。懐かしいなあ、夏休み。

今回は、香川県にある小豆島にやって来ました。マイナスイオンを堪能するだけでなく、オリーブオイルの魅力に取り憑かれた、小豆島での一日をご紹介します。

エンジェルロードから迷路の道を制覇するなら自転車レンタルが必須

香川県高松港から小豆島へ行くにはフェリーを利用します。ここが乗り場です。空港からバス停「高松築港」で降りてすぐ。

私は間違えてフェリーよりずっと高い高速艇に乗ってしまいました……。土庄港に到着したら、まずは自転車を借りましょう。バスも通っていますが、本数があまりないのと降りたい場所ですぐに降りて観光するには、自転車がおすすめ。

レンタサイクルは土庄港の待合センターをはじめ、港の近くのいくつかの施設で提供されています。私は土庄港のすぐ隣にある「土庄港観光センター」で借りました。

改装されたばかりだというきれいなで大きな建物の中に、観光センターと小豆島一大きなお土産やさんが一緒になっています。入口のすぐ隣にレンタサイクルの受付があるので、そこで必要事項記入し貸出の説明を聞いてレンタル開始。

■詳細情報
・名称:土庄港観光センター
・住所:〒761-4104 香川県小豆郡土庄町甲6194-10
・地図:
・アクセス:土庄港から徒歩10秒
・営業時間:8:00〜18:00(レンタサイクルは17:50返却)
・定休日:年中無休
・電話番号:0879-62-1666
・料金:レンタサイクルは営業時間内で500円、荷物預かりは営業時間内で200円
・公式サイトURL:http://www.s-olive.co.jp/kankou-center/index.html

エンジェルロードは朝のうちに向かおう

小豆島で一番有名なエンジェルロード。実は、見られる時間帯は午前と午後の約3時間ずつ、計6時間しかないのはご存じですか?小豆島観光ガイドの公式ホームページにエンジェルロード潮見表があるので、出発前は必ず確認してから訪れましょう。

ちなみに、私は朝のうちに訪れましたがほとんど観光客はおらず、思う存分写真を撮ることができました。

エンジェルロードまでは港から自転車で10〜12分。少し登ったところに展望台があり、そこから写真を撮るとしっかりエンジェルロードを写真に収めることができます。

日差しを遮るものは何もないので、日焼け対策は忘れずに。

■詳細情報
・名称:エンジェルロード
・住所:〒761-4101 香川県小豆郡土庄町銀波浦
・地図:
・アクセス:土庄港からバス・タクシーで5分、自転車で10〜12分
・営業時間:0879-62-7004
・公式サイトURL:http://www.shodoshima-kh.jp/angel/

エンジェルカフェにしかないスイーツとその裏のホテルから絶景を堪能する

エンジェルロードにある唯一のカフェである「エンジェルカフェ」は、ここでしか楽しめないドリンクやスイーツを取り揃えています。

一番人気はエンジェルソフトクリーム。香川の伝統お菓子「おいり」とエンジェルロードから少し離れた迷路のまちにある「池本芳栄堂」さんの特製クッキーを自分好みにトッピングしていただきます。

ただ、本当に日よけが何もないので、写真の通りすぐドロドロに溶け始めます。ソフトクリームと小豆島を一緒に写真に収めるなら、時間が勝負ですよ!

実は、このエンジェルカフェは後ほど紹介する市内中心地にある「café de MeiPAM」と同じ系列のカフェ。エンジェルソフトはそちらの「café de MeiPAM」でも味わうことができますが、オリジナルドリンク「サンセット」と「サンライズ」はこのエンジェルカフェ限定です。

ピンクレモネードとレモンのシロップでサンセットとサンライズの名前通り朝日と夕日を表しています。

■詳細情報
・名称:エンジェルカフェ ANGEL CAFE.405
・住所:〒761-4100 香川県小豆郡土庄町甲
・地図:
・アクセス:エンジェルロードの目の前
・営業時間:11:00〜17:00
・定休日:水曜日
・公式サイトURL:https://angel-cafe405.business.site/

ホテルから絶景が見られるのは小豆島国際ホテルならでは

ちなみに、エンジェルロードに一番近いホテルが「小豆島国際ホテル」。このホテルの裏にエンジェルロードがあり、先ほど紹介したカフェのちょうど裏に立っています。

ホテルのスタッフに聞いてみたところ、すべての部屋からエンジェルロードを眺めることができるわけではありませんが、宿泊プランにエンジェルロードが見える部屋というプランがあるそうで、その部屋を選択すると確約だそう。

ロビーには訪日外国人旅行者が比較的多かったですが、ウェディングドレスで写真を撮りたい!そのままこのホテルに泊まりたい!というハネムーナーさんも年に数組訪れるとか。部屋も豪華だし、露天風呂から眺める瀬戸内海は最高の景色のようなので、次はここに泊まりたい……。

■詳細情報
・名称:小豆島国際ホテル
・住所:〒761-4101 香川県小豆郡土庄町豊島甲生24-67
・地図:
・アクセス:高山築港から車またはタクシーで約5分、自転車で約10分
・電話番号:0879-62-2111
・公式サイトURL:http://www.shodoshima-kh.jp/

ランチはオリーブ牛とオリーブ飯で

小豆島はオリーブの名産地。街の中心地にある「島メシ屋」では、一定量のオリーブが混ざっているエサを食べて育った牛の、ローストビーフ定食とカレーを提供しています。

味付けにもオリーブオイルが使用されているので「ちょっと油っぽくて胃がつらくないかな……」と思っていたんですが、とてもジューシーでぺろっと食べられました。

カレーも、牛の旨味がぎゅっと詰まっていて、絶品!

さらに、小豆島で作られた一本4,000円以上もするこの高級オリーブオイルがかけ放題なのも大きな魅力の一つ。塩とオリーブオイルをご飯にかけていただくオリーブ飯は、絶品すぎる一品でした。

実は、それまでオリーブオイルにそこまで執着心はなかったのですが、東京に帰ってからもドレッシングの代わりにするなど、何かとエクストラバージンオイルを掛けるように。オリーブオイル中毒になりそうです。

■詳細情報
・名称:セトノウチ 島メシ家
・住所:〒761-4101 香川県小豆郡土庄町甲398
・地図:
・営業時間:11:00〜14:00
・電話番号:0879-62-8500
・公式サイトURL:https://restaurant-31034.business.site/

小豆島でもうどんとデザートは外せない!

「やっぱり、香川県に来たらうどんは外せない〜」という方は、エンジェルロードから街の中心地である「迷路のまち」へ行く途中にある「来家(おいでや)」はいかがでしょうか?

セルフスタイルのうどん屋さんですが、オーダー方法はチェーン店のうどん屋さんと一緒。おぼんを持って好きなうどんを頼んで、トッピングを乗せます。さすが香川。うどんのハリとコシが最高で、ずっと食べていたくなるほどの美味しさです。

■詳細情報
・名称:来家(おいでや)
・住所:〒761-4101 香川県小豆郡土庄町 甲41-5
・地図:
・営業時間:11:00〜15:00
・定休日:火曜日
・電話番号: 0879-62-5656
・公式サイトURL:http://udon-oideya.com/

デザートには小豆島産苺を

さらに、うどん屋さんの前にあるワゴン車のお店「Shave Berry」では、小豆島産のイチゴを使った、いちごみるくタピオカが楽しめます。

スムージーの中にタピオカが入っていて、やさしい甘さが特徴的。タピオカはもちもちしていて美味しいですがそれよりスムージーの味がぎゅっと詰まっていて、タピオカはおまけのようなドリンクです。

ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

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