夏季登山ならこれがゴールとなりますが、富士山スキー・スノーボードはここからがスタートです。
山頂の神社とダイナミックな火口を眺めつつ、いざ滑る準備をしましょう。
至福の瞬間
Photo by TKY
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ここまで早い人で4〜5時間ほどです。長い人だと8〜10時間かけて登った苦労が報われる時がきました。
日本の天井から遥か遠くの都市や海を眺めつつ、スピーディーに重力を味わいます。ただし登りで足が疲れているので飛ばしすぎには注意。
富士山のマグマで出来た岩が見え隠れしヒヤヒヤしますが、別の惑星で滑っているかのような特別な風景が広がります。
景色を遮るものは何もありません。なんせ標高日本一なのですから!
登りの所要時間は何だったのかと思うほど、下りはあっさり滑り終わります。ただし、急な気圧変化に体調を壊さないように気をつけます。
まとめ
Photo by TKY
ただの富士登山ではなく、さらにただのスキー・スノーボードでもなく、ちょっと気違いなチャレンジではありますが、日本一の山を滑るということにロマンを感じずにはいられません。
実際かなりハードで危険が伴うので、楽しいというよりは修行かと錯覚する瞬間も多々ありますが、それもすべて含めて富士山スキー・スノーボードチャレンジです。
重ねて書きますが、富士山スキーは常に危険と隣り合わせです。過去に死者や遭難者が多数出ていますので、安易な挑戦だけは慎むようにして下さい。