シュティアヴニツァ新城や聖カタリーナ聖堂など、旧市街にはロマネスク・ゴシック・ルネサンス・バロックの建築様式の建物が交じり合って残されています。
アグテレック・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群
ハンガリーとスロバキアで共同登録されている世界遺産です。二つの国にまたがる洞窟の中には、長い時間をかけて自然が作り上げた鍾乳洞が700以上もあり、別世界のような神秘的な空気が漂っています。
夏には鍾乳洞内でオペラなども開催されます。同時に、カルスト地形によってできる地形や高原など、自然が生み出した美しい産物を見ることができます。
バルデヨフ市街保護区
1241年の書物に既にその歴史が残るバルデヨフは、中世の町がそのままに保存されています。14世紀に造られた城壁が旧市街を囲み、オレンジ屋根の家がラドニツネー広場を中心に広がっています。
広場にある旧市庁舎はスロバキアで最初のルネサンス様式の建築物であり、聖エギディウス教会ではゴシック様式の美しい建物の中に絵画や装飾品などが展示されています。
スピシュスキー城とその関連文化財
この一帯では紀元前5000年頃から人が住み、1世紀には砦と共に住居が建設されました。スピシュスキー城は13世紀前半に建造された後、改修や増築が加え続けられ、元々ロマネスク様式の聖堂のみだった建物にはゴシック・ルネサンス・バロック様式の要素が加えられていきました。2009年より世界遺産に登録されています。
まとめ
いかがだったでしょうか。ちなみに、スロバキアとよく混同されるスロベニアは、クロアチアとオーストリアに接した別の国です!あまりに名前が似ているために、月に1度はスロバキアとスロベニア大使館同士で間違って配送される郵便物を交換しあってるのだとか。