ロンドンの匂いはいつも、雨が降る直前のすこしドキドキするような匂い。「急いで帰らないと。」とつい思ってしまいます。そして、湿気に濡れたロンドンのコンクリート造りの建物が発する匂いが、宿への足をまた少し早めさせます。
宿に帰って「あれ?そんなに急いで帰ってこなくてもよかったな(笑)」なんて思うのがロンドンならではです。
野良猫と砂場の匂い マラケシュ/モロッコ
モロッコは砂漠の国です。空気がとても乾燥しており、鼻の調子が悪くなりがち。ですが、ミントが入ったモロッコのチャイを飲めば、鼻の調子も復活!街の匂いを鼻に届けてくれます。
最初に感じるのはやはり砂漠の国らしく、砂やらほこりっぽい匂い。それに合わせて、マラケシュには野良猫がかなり多いので、野良猫の匂いがします。
これが合わさると・・・野良猫の憩いの場所、公園の砂場の匂いがします。遠く離れたモロッコなのに、ちょっと懐かしい匂いです。
とにかくごちゃごちゃした匂い ニューヨーク/アメリカ
人類のるつぼ、ニューヨークの匂いは、かなりごちゃごちゃしています。特にタイムズスクエア周辺の匂いはかなり独特。
香水、汗、制汗剤、たばこ、酒、ハンバーガー、カレーなどなど、とにかくごちゃごちゃした匂いがします。
でも、それがニューヨーク。毎日ころころ変わるのに、毎日ごちゃごちゃした匂い。それがニューヨーク。
探せばどんな匂いでも見つけられるんじゃないか?と思わせるのはさすが世界一の大都会といった感じです。
まとめ
旅行といえば、目や舌で楽しむのがメインになっていると思いますが、実は鼻でも結構楽しめます。
実は筆者はかなりひどい鼻炎もちで、あまり匂いを感じません。そのため、逆に匂いを感じられたときはうれしくて嗅ぎまくってしまいます。この癖のおかげで、世界の街の匂いをいまだに覚えています。
旅をより楽しくする要素として、匂いに注目してみてはいかがでしょうか?