金額も1枚1〜2万円程度でそれなりの席を購入できます。今回は時間がなくホテル預けにしましたが、無事届いていたのでオススメできるサイトです。
スタジアムまでの移動手段
チケットを入手したら、次はスタジアムへの移動手段です。
ドイツは日本と比べて非常に国土が広いため、移動距離が相当なものになります。そんな時に飛行機も良いですが、オススメはジャーマンレイルパスという鉄道パスです。
ジャーマンレイルパスは日本の新幹線にあたるドイツのICEをはじめ、ドイツ鉄道(DB)の運行する列車に期間中乗り放題になります。サッカー観戦ついでにドイツの都市を周遊するなら是非オススメです。
例えば、私が購入したのは1ヶ月の有効期間の内、4日間乗車日を選べるフレキシブルタイプで2人で約45,000円です。これだとフランクフルトとドルトムントを往復するだけですぐに元が取れてしまいます。
購入はHISなどの大手旅行代理店やレイルヨーロッパなどのヨーロッパ鉄道サイトでできるので、出発までに日本で手配できます。
また、ドルトムント中央駅からスタジアム最寄り駅へは観戦チケットがあれば無料で移動できるので覚えておきましょう。
試合前の盛り上がりを楽しむ
試合会場の街まで着くとすぐにスタジアムに行きたくなるものですが、まずは街の中心にある広場に行ってみましょう。例えば、ドルトムントならマルクト広場には黄色サポーターが試合の数時間前から集まってビールで乾杯しています。
こういった場所でランチしながら雰囲気を味わってみるのもいいかもしれません。日本人選手のユニフォームなんか着ていれば、必ずと言っていいほどサポーターにイジられるでしょう。
語学がある程度できる人は、そんなサポーターとビールを飲みながら試合の予想なんかできれば楽しいこと間違いないです。
スタジアムグルメを見逃すな
試合時間が近づいてきたらスタジアムへ。
ここで是非チェックしてもらいたいのがスタジアムグルメです。特にこの写真にあるホットドッグですが、見た目があんまりだと思いませんか?
それがめちゃめちゃ美味しいのです!これとビールをグイッといった時には「し・あ・わ・せ」と感じることでしょう。
ドイツと言えば、ビールとソーセージ。それを食してほろ酔い気分で応援しましょう!
ちなみに、ドルトムントのスタジアムでは支払いが基本的には現金ではなくプリペイドカードです。まずは構内の係りの人にチャージしたい金額を渡したら「StadionDeckel」というカードをくれるのでコレで買いましょう。
8万人の熱気!試合中はみんな友達
ビールとソーセージを買ったら、いよいよスタジアム内へ。
もう圧巻です。8万人の黄色いサポーターで埋め尽くされたスタジアム。開幕戦、そしてボルシアダービーであるボルシア・メンヘン・グランドバッハ戦ということもあり、すごい熱気です。
テレビやネットで観る世界とは全然違います。特にゴール裏の「黄色い壁」と言われているドルトムントサポーターの光景をみるためだけに行ってもいいと思えるくらいの迫力です。
席には早めにつきましょう。試合前の練習やセレモニーも独特な雰囲気です。
試合が始まればゴール裏、メインスタンド関わらずみんなで声を枯らして応援します。いいプレイをすれば全員で拍手し、選手が倒されれば全員で立ち上がって抗議する。
そして、ゴールが決まった瞬間は大盛り上がり。スタジアムが揺れ、周りのドイツ人サポーターとハイタッチ&ハグです。
ビールもまわって酔っ払ってるので最高に気持ちいいです。なんだか日本にいる時より社交的になっている自分に気づくことでしょう。
試合は3−1でドルトムントの勝利。香川もスタメンでアシストを決めたので、最高の気分でスタジアムを後にしました。
サポーターと一緒に家に帰ろう
試合が終われば8万人が一斉に帰ります。この光景だけでもすごいのですが、是非サポーターと一緒に帰ることをオススメします。
特に、試合に勝った時は帰りの電車でサポーターが大盛り上がり。ビールを飲み、歌を歌い、お祭りの大行進がはじまるのです。
日本人選手がゴールを決めた試合ともなれば、サポーターに囲まれてさらに盛り上がるでしょう。なので、体力があればタクシーなど楽して帰らずに、是非サポーターと一緒に余韻も楽しみましょう。
最後に
ずっと憧れだったブンデスリーガ観戦。色々と分からないことだらけで不安かと思いますが、是非一歩踏み出してみてください。
そこにはテレビで見て「凄い!」と思った以上の素晴らしい世界が待っています。そして、迎え入れてくれるドイツ人、ドルトムントサポーターは実に優しく、一緒になって盛り上がってくれます。
さぁ、テレビの前にいないで世界へ旅立ってみましょう!