ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、大手メーカーで営業をしながら、トラベルライターを両立。長期連休は自転車旅に充て、土日は山に足繁く通うアウトドアスタイルを信条とする。 春は桜を愛でながらサイクリング、夏は冷涼な北日本へ自転車で大冒険、秋は秘境の紅葉を求めて登り、冬は輝く樹氷と白銀の世界に魅了される。そんな自然の中へ身を投じる旅がルーティーン。 「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞、「YAMAP夏のフォトコンテスト2020」入賞など。現在は夫婦揃ってトラベルライター。

四季折々美しい京都ですが、やはり一番人気が高いのは春ではないでしょうか?趣深い寺院に、淡いソメイヨシノが添えられる風景は、何度眺めても飽きることがありません。

そんな春の京都ですが、特に人気名所になると、人で混み合うのが難点。そこで今回は、そうした人気名所に引けを取らない絶景を味わえる「マイナー桜名所」を、ランキング形式でご紹介します!

第3位:カーテンのような一本しだれ桜が美しい「本満寺」


まず紹介したいのは、上京区の古刹「本満寺」。近衛家とゆかりのある、日蓮宗京都八本山のひとつであり、戦国武将・山中鹿之介のお墓があることでも有名です。

一般公開はされておらず、堂内拝観はできないもののが、春になると境内にある、一本のしだれ桜が咲き誇り、訪れる人を魅了します。


樹齢約90年、円山公園「祇園しだれ」の姉妹樹である、この大樹。一本桜でありながら、細部まで花が咲き、本当に見応え抜群!青空を背景にしても良いですが、曇天の下に望めば、まるで優しいカーテンに包み込まれているようです。

少し離れて眺めるのもよし。木の下で散っていく桜を眺めるのもよし。穏やかに、心洗われる時間が流れています。

■詳細情報
・名称:本満寺
・住所:京都府京都市上京区 今出川上2丁鶴山16
・地図:
・アクセス:京都市営バス:バス停「河原町今出川」下車徒歩約5分 /京阪電車・出町柳駅から徒歩約10分
・電話番号:075-231-4784
・料金:無料
・所要時間:1時間
・URL:広布山 本満寺|日蓮宗 寺院ページ

第2位:多宝塔と桜のコラボレーションに見惚れる「本法寺」


2位も同じ上京区にある古刹「本法寺」。有名な寺院が少ない上京区ですが、実は穴場スポットがとても多いのが特徴です。「本法寺」が位置しているのは、茶道の聖地と言われる小川通。

趣深い街並みの一角、茶道の名門・裏千家に向き合うように佇んでいます。石橋を渡るのが目印です。


観光名所として認知されておらず、人がまばらなお寺ですが、桜が咲くと、見惚れてしまうほど美しい境内へと変わります。正門をくぐると、そこには多宝塔と桜が共演する道。青空とのふんわりとした対比に癒されます。

桜がアシンメトリーに並んでいるため、引き込まれる構図になっているのもポイント!またメジャーではないものの、”The京都”と言える一枚が撮れる、という点でもオススメなお寺です。

■詳細情報
・名称:本法寺
・住所:京都府京都市上京区 寺ノ内上ル本法寺前町617番地
・地図:
・アクセス:京都市営バス:バス停「堀川今出川」下車徒歩約10分
・営業時間:10時00分~16時00分
・電話番号:075-441-7997
・料金:無料
・所要時間:1時間
・URL:本法寺公式サイト

第1位:赤鳥居と桜の共演!二つの神社が坐る「吉田山」


堂々の1位に選んだのは、京都大学に面する左京区の「吉田山」。観光名所としては、吉田神社が知られていますが、春に訪れる時は、裏手に回り込むのがオススメです。なぜなら、宗忠神社と竹中稲荷神社という2つの桜名所が隣接しているから。

まず前者については、鳥居の先に広がる桜のトンネルが特徴。パステルカラーのピンクと水色、そして鳥居がとてもよく調和しています。


一方で後者は、朱い鳥居とソメイヨシノが交互に続いていく、珍しい桜名所。風情と華やかさが共演する風景は、どう切り取っても絵になります。鳥居にピントを合わせてもよし。桜にピントを合わせてもよし。思い思いにカメラを向けてみてください!

特にオススメは、千本鳥居を途中までくぐって、振り返った構図。朱色の玉垣も合わせて、色のコントラストが際立った写真を撮ることができます。

■詳細情報
・名称:吉田山
・住所:京都府京都市左京区吉田神楽岡町
・地図:
・アクセス:京都市営バス:バス停「浄土寺」下車徒歩約10分 /バス停「東天王町」下車徒歩約15分
・営業時間:9時00分~17時00分(宗忠神社)
・電話番号:075-771-2700(宗忠神社)
・料金:無料
・所要時間:1時間

宝探し感覚で”春の京都”を巡ろう!


いかがでしたか?今回は、通常よりもっと美しくなる”春の京都”について取り上げてみました。数多くの寺社仏閣があり、様々な表情を見せてくれる京都は、桜の咲く時期、どこを歩いても楽しむことができます。

もちろん有名な観光名所には一度足を運んでおきたいですが、その一方でふとしたところに、素晴らしい景色との出会いがあるかもしれません。ぜひ自分なりにアンテナを立てて京都を巡ってみてくださいね!

All photos by Yuhei Tonosyou

《短期連載》とっておきの、京都 |旅好きが選ぶこだわりの「京都BEST3」


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土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、大手メーカーで営業をしながら、トラベルライターを両立。長期連休は自転車旅に充て、土日は山に足繁く通うアウトドアスタイルを信条とする。 春は桜を愛でながらサイクリング、夏は冷涼な北日本へ自転車で大冒険、秋は秘境の紅葉を求めて登り、冬は輝く樹氷と白銀の世界に魅了される。そんな自然の中へ身を投じる旅がルーティーン。 「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞、「YAMAP夏のフォトコンテスト2020」入賞など。現在は夫婦揃ってトラベルライター。

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