常夏というのはよく聞くけど、「常春」とはどんな気候を指すのでしょう?
常春の国とはどういう土地なのか調査してみると、「赤道の直下に位置するにもかかわらず、標高が2000メートル以上の高地」のことを指し、熱帯地帯の特徴を保ったまま、全体的に気温が下がるといういいとこどりの地域のようです。
ここでは代表的な5つの地域をご紹介します。
ラパス(ボリビア)
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ラパスはボリビアの首都で標高は3600メートル。すり鉢状の地形を持つ。その高さから雲の上の町と呼ばれます。
キト(エクアドル)
エクアドル共和国の首都で2番目に人口が多い都市です。南米有数の世界都市で標高2800メートルです。
ラサ(チベット)
7世紀に成立したチベットの古都で、ダライ・ラマ政権時代には政権の本拠地がおかれて政治的中枢となった場所です。現在もチベット仏教文化圏の中枢として機能しています。標高は3650メートルです。