編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

インド洋に浮かぶ小さな島スリランカ。「光り輝く島」と呼ばれるとおり、豊かな自然やいくつもの世界遺産を抱き、宝石のようなきらめきをもった美しい島です。

2009年に内戦が終結して以来、観光地&リゾート地としでだけでなく、アーユルヴェーダ(古代から伝わる伝統医療)が体験できるスポットとしても人気。

そんなスリランカの文化をたっぷり楽しめて、現地のスーパーでも買える、とっておきのお土産をピックアップしてみました!

*編集部追記
2015年9月公開の記事に新たに5品を追加しました(2018/1/31)

スリランカに行ってみての感想

photo by pixta
インドの南東にある島国・スリランカ。国土は北海道ほどの小さな国ですが、雄大な世界遺産シギリヤロック、貴重な仏教遺産が残る聖地キャンディ、おいしいと評判の紅茶など見所満載で、今じわじわと注目を集めている観光スポットでもあります。

全体的な印象ですが、スリランカは治安もあまり悪くなく、インドのような激しい客引きもないので、比較的旅しやすいと感じました。小さな国ながら世界遺産が8つもあるスリランカは、今後ますます人気となっていく場所だと思います。

スリランカではほぼ毎日カレーを食べていましたが、アーユルヴェーダ式のあまり辛くないカレーもあったためか、お腹を壊すこともありませんでした。

 

お土産について

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スリランカでは、スパイスやカリーの種類が豊富だったので、家族用にお土産として購入しました。スパイスやカリーは軽いので、お土産として持って帰る負担も少なくおすすめです。スーパーマーケットでリーズナブルな価格で販売されているので、ぜひまとめ買いしておきましょう。

また自分用のお土産として、アーユルヴェーダの薬用オイルと軟膏も購入しました。どちらも使い心地が良く、ノンケミカルなのでアトピー肌の私でも安心して使えました。

お土産購入の際のアドバイス

photo by unsplash
スリランカのお土産は、ぜひ地元のスーパーを活用しましょう!コロンボで一番大きなスーパー「アルピコ(ARPICO)」には、スパイスから紅茶、アーユルヴェーダ商品まで、お土産として人気の品々が一堂に揃っています。

種類が多い上に値段も安いので、ここでまとめ買いするのがおすすめです。

種類も豊富なスパイス&カリー

IMG_0327photo by Mio Ozaki
医食同源にこだわるスリランカのローカルフードの代表選手はなんといってもカリー。

インゲン、茄子、オクラ、じゃがいも、茸、豚肉、鶏肉、羊、魚、エビ、イカ、カシューナッツ、レンズ豆などバリエーション豊富な季節の食材を、スパイスとココナツミルクで煮込んだカリーを数種類、ライスとまぜながら手で食べるのがスリランカ流。

まろやかだけどコクのあるスパイシーな味わいに虜になる人も多いはず。そんなスリランカのカリーを日本で再現するための食材は、地元のスーパーマーケットで驚くほど安く購入することができます。

スナックとしても美味しいパパダム

018b6a6848252e2e5c103d7739dbbfdfb68d9fa23fphoto by Mio Ozaki
スーパーで購入したいのはココナツミルクやスパイス、スリランカ米の他に、スリランカカリーに欠かせないハーブ「カリーリーフ」や、お味噌汁的存在の豆カリー「バリップ」に使われる「レンズ豆」。

そして何といってもサクサクの食感がクセになる「パパダム」。煮込み料理には必ずと言ってもいいほど添えられている豆せんべいで、砕いてカリーと一緒に食べます。

マーケットでパッケージされたものを買って帰れば、揚げるだけですぐ食べられて、スナックとしても、お酒のおつまみとしてもおすすめです。

ノンケミカルなアーユルヴェーダアイテム

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photo by Mio Ozaki
スリランカの街にはどこでもアーユルヴェーダの薬局があり、ナチュラルな素材を使ったノンケミカルの薬用オイル・薬酒・煎じ薬・粉薬・軟膏などが売られています。

中でもアーユルヴェーダ初心者におすすめなのが、歯が白くなると評判の「歯磨き粉」や、保湿や日焼けなど美容にいい「サンダルウッドオイル」、レモンバームの香りが心地いい「アンチモスキートオイル(虫よけ)」など。

スーパーでもアーユルヴェーダを称した商品が売られていますが、薬局で買う方がより安心です。

スリランカといえばセイロンティー

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ヌワラエリヤ、ディンブラ、キャンディ、ウバ、ルフナなどの山岳地帯にみずみずしい茶畑を有するスリランカは、世界から高い評価を受ける紅茶生産国のひとつ。

「香りとコク、渋みのバランスがいい」と言われるスリランカの紅茶ですが、実は、生産地によって個性が違います。

繊細な爽やかさでセイロンティーのシャンパンと称されるヌワラエリア、バラのような芳香にしっかりした渋味のディンブラ、モルティ―な風味とコクが特徴のキャンディ、甘く爽やかなメントール系の風味に定評のあるウバ、濃厚で個性的な味わいのルフナなどなど…、それぞれ飲み比べてみるのも楽しそう。

専門店ならフレーバーティーも豊富!

IMG_1686photo by Mio Ozaki
紅茶を買うなら、品質には定評がある「ムレスナ(MlesnA)」「ディルマ(Dilmah)」「チャプロン(chaplon)」などがおすすめ。オーソドックスなセイロンティーはもちろん、フルーツやフラワー、スパイスなどのフレーバーティーや、ハーブティーも種類が豊富。

直営の専門店に行けば、テイスティングをさせてくれたり、グラム売りをやっているところもあるので、じっくり好みの紅茶をセレクトできます。

フルーツフレーバーティーでも有名なディルマの紅茶は観光地のお土産物屋さんやスーパーでも購入できるので、専門店に行く時間がない人は、ぜひ探してみてください。

ジンジャークッキー

スリランカは、紅茶だけでなく生姜の栽培も盛んで、その生姜を使用した製品が多く販売されています。なかでも「ジンジャークッキー」は紅茶と一緒に楽しむお菓子として人気です。お手ごろ価格なので、ばらまき用のお土産としてもおすすめです!

カシューナッツ

スリランカ名産品のカシューナッツは、濃厚な味わいを持つことからお酒のおつまみにもぴったり。ジンジャークッキー同様に、ばらまき用のお土産としておすすめです。

ココナッツオイル

スリランカのココナッツオイルは、オーガニック基準値の高いアメリカでも受け入れられているくらい品質が高いものが多いのが特徴です。また日本よりもリーズナブルに購入することができるので、プレゼントにもぴったりです。

コホンバの石鹸

noza99さん(@noza9929)がシェアした投稿 – 2017 9月 20 10:45午後 PDT

スワデシというメーカーが販売している「コホンバの石鹸」は、ニームやマルゴサという植物を利用した石鹸です。緑色や乳緑色をした石鹸で、殺菌・消毒・抗菌作用があり、お土産として人気です。

象のグッズ

スリランカを代表する動物といえば、やはり象です。マグカップやマット、置き物やエコバッグ、Tシャツといったかわいい雑貨や、象をモチーフにしたお土産がたくさんあります。

日本でもスリランカの文化を楽しみたい

スリランカ

photo by Mio Ozaki

スリランカを訪れて、アーユルヴェーダが息づいた庶民の暮らしや、医食同源の食生活に触れ、すっかりその魅力の虜になってしまいました。

スリランカの人たちが日常的に使っているアイテムを買って帰れば、日本でも、自然と共存しながら心身のセルフコントロールを行うその思想を、ちょっぴり真似して暮らすことができます。

ぜひ、トランクいっぱいお土産を詰め込んで、たっぷりスリランカを楽しんでくださいね。

編集部

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