ライター
篠原 輝一 TABIPPO / 創業メンバー・マーケター

1989年、福岡生まれ。2010年11月〜2011年6月まで210日間の世界一周の旅に出る。それが原体験となり旅を通してグローバルな人材を育成していきたいという想いでTABIPPOに従事。 2014年にはITベンチャー企業に就職するも、1年後にはTABIPPO創業期にジョイン。共同創業メンバーとしてマーケティング事業の立ち上げ等を行う。

こんにちは、TABIPPOの篠原ケンイチ(@ken10720)です。

僕は仕事柄、月に1〜2回は飛行機に乗ってどこかに出かけていますが、空港に行くまでの手間や搭乗前の手続き、機内の空間(乾燥や異常に寒かったり)など結構ストレスで、実は大の飛行機嫌いなのです。

とはいえ、海外であればもちろん飛行機で行くしかないし、地元の福岡に帰るにしても新幹線より遥かに移動時間は短いので、飛行機を使うしかありません。

そんな僕にとって飛行機内で少しでも快適に過ごせるかどうかがすごく大事で、いつも寝るポジションを探したりとか音楽を聴いて気を紛らわせたり…といろんな工夫をしています!

そんな僕が、つい先月仕事で福岡に行く機会があったので、フライトを探していた時に、スターフライヤーが面白い試みをしていたので、今日はそれをご紹介したいと思います。

 

スターフライヤーが新音楽体験プログラム「Star Chorus」を導入!

宇宙空間を連想させるサウンドは、各分野の専門家と連携し「脈動変光星」と言われる鼓動を持つ星から表現しました。さらに飛行音に近い周波数の音を採り入れ機内の飛行中の音をマスキング(周波数マスキング)し、まるで機内にいることを忘れてしまう様なリラックスに特化したサウンドを開発いたしました。 / ニュースリリースより

 

ほう! なんか良さそう…!! さらに詳細を見ると色々と搭乗者のストレスを解決できるように試行錯誤されており、ますます興味がわきました。

様々な好みや心理状態を包み込む!

搭乗者の様々な心理状態に対して、インパクトがあるキャッチーなメロディーで“楽しい”や“悲しい”気分に誘導するのではなく、どなたでも副交感神経へ切り替えられるよう主張しすぎないサウンドをつくりあげました。「Star Chorus」はリラックス状態に導きやすい自然に起因した音で、5つの星の音をコーラスのように組み合わせて、波のさざめきや風のそよぎのような自然の有機的な振る舞いを表現しています。

5つの星の鼓動から音を表現している!

5つの星の鼓動の周期を音程やテンポに変換し、それぞれ違う音色をもった楽器や音響で表現しました。アンタレスは弦楽器、アルデバランは低音のベース、ポラリスはピアノ、ベテルギウスはサウンドエフェクト(効果音)、もっとも変化の激しいミラの動きは電子音で表現しています。

飛行中の機内音を軽減してくれる!

音はそれぞれ固有の周波数特性をもっているため、同じような周波数特性の音を重ねることで、元の音が目立たなくなります。この効果を「周波数マスキング」と呼びます。今回は、飛行中の機内音を周波数解析し、機内音と同等の周波数特性を重ねて「Star Chorus」を仕上げました。

 

実は機内はリラックスに向いている!?


今回、本企画の監修にも入ってる白濱 龍太郎氏は以下のようなコメントをしています。

白濱 龍太郎氏
筑波大学医学群医学類卒業。東京医科歯科大学医歯学総合研究科統合呼吸器病学修了。東京医科歯科大学呼吸器内科・快眠センター、公立総合病院睡眠センター長ほかを経て、2013 年に RESM 新横浜を設立。経済産業省海外支援プログラムに参加し、海外の医師たちへの睡眠時無呼吸症候群の教育を行うとともに、順天堂大学公衆衛生学非常勤講師として睡眠予防医学の観点から臨床研究発表、講演も行っている。

機内はリラックスに向いている

実は、フライト中の飛行機内は、この現代社会で刺激から物理的に隔離される数少ない空間(機外Wi-Fi環境ではない場合)です。機内ではPC やスマートフォンを電波の発信しない状態にせざるを得ないので、電話もかかってこない、メッセージも届かない状態になります。数十分の短い時間でも、副交感神経を優位にして脳をリラックス状態にすることは、その後の活動に積極的な効果があることがわかっています。

リラックス状態に導く「Star Chorus」

音楽を聴くことは、副交感神経を優位にしてリラックスする方法のひとつです。そのためには、ビートの効いた激しい音楽や、歌詞やメロディーが耳に残る音楽よりも、メロディーやリズムがはっきりしない、ゆらぎがある音楽のほうが向いています。自然に起因した波のような音楽の方が、私たちはリラックスしやすいのです。
Star Chorus」は、周波数マスキング効果で機内の飛行音が気になりにくい設計になっているため、より音楽に集中できます。「Star Chorus」を聴きながら、今やらなければいけないこと以外のことをぼんやり考えていると、自然と副交感神経が優位になり、リラックスできるはずです。

▼「星々の歌、STAR CHORUS」紹介動画

冒頭でも言ったように、個人的には機内で中々リラックスできないことがストレスになっていると思っていましたが、実際はそんなことないんですね。確かに日頃はスマートフォンの画面に夢中な僕も飛行機の中では確かにスマートフォンは音楽を聴く程度しか利用しません。

もしかすると機内での過ごし方によっては非常に高いリラックス状態に自分を持っていくことができるのかもしれない?

 

ということで実際にスターフライヤーで「Star Chorus」を体験してきました!


東京から福岡までのフライトで実際にスターフライヤーに乗ってきました!!

さあ、いざ機内へ! 「Star Chorus」はいかがなものなのか楽しみすぎる〜

座席には液晶モニターが備え付けられており、最近LCCばかり乗っていたのもあり、少しテンションが上がりました! 離陸し、モニターが使えるようになったらすぐさま「Star Chorus」を探しすぐに発見することができました。

ちなみに、画面には脳波のようなものがうねうねとしていました笑

「Star Chorus」を体験しての感想

いつもメロディーや歌詞のある音楽を聴いていましたが、そうすると確かに感情のアップダウンがあり中々寝付けなかったりしていたのですが、「Star Chorus」だと複数の優しい音が重なりあって自然と心が落ち着いていくのを実感することができました。福岡までは1時間半程のフライトですが、いつも以上に早く着いた感覚があったのと驚くほど周囲の音が気にならなかったのをいまでも覚えています。

その他、「Star Chorus」を利用した人の声

柏田滉太
福岡県出身。九州大学大学院卒業後、就職で現在は東京にて活躍している社会人2年目。定期的に地元の福岡には帰省しており、スターフライヤーもよく利用しているとのこと。

羽田→北九州便利用時に「Star Chorus」を利用しました。友人から「Star Chorusがとても良い!」と、伺っての利用だったのですが、利用前は正直半信半疑。「オルゴール調の音楽が流れて眠くなるんでしょ。」くらいの気持ちで再生ボタンを押したことを覚えています。 実際に利用してみると、予想を遥かに上回る音質。複数の音が心地よく重なり合うハーモニーが何とも言えない心地良さを演出してくれました。周囲の音も気にならず、数分後には瞼が重くなり、気付いた時には北九州空港に到着していて驚きました。心から安らげる「Star Chorus」をまたぜひ利用したいです!

 

東京⇔福岡に行く際にはスターフライヤーがオススメ


僕も福岡に行く際には、よくスターフライヤーを使います。羽田空港から飛んでいるのと飛行機内がクールで洗礼された印象なので、個人的に落ち着くなと元々感じていたので、今回こういった搭乗者の不満を1つでも2つでも取り除こうという取り組みには非常に感銘を受けます。

ぜひ皆さんも福岡を訪れる際には、スターフライヤーを一度体験してみてはいかがでしょうか?

▶スターフライヤーの公式サイトはこちらから

ライター
篠原 輝一 TABIPPO / 創業メンバー・マーケター

1989年、福岡生まれ。2010年11月〜2011年6月まで210日間の世界一周の旅に出る。それが原体験となり旅を通してグローバルな人材を育成していきたいという想いでTABIPPOに従事。 2014年にはITベンチャー企業に就職するも、1年後にはTABIPPO創業期にジョイン。共同創業メンバーとしてマーケティング事業の立ち上げ等を行う。

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