世界一周旅行を手軽にする方法として世界一周航空券を利用するというのがあります。スター・アライアンスの世界一周航空券は加入航空会社が多く、またマイル制をとっているので自由にルートが選べます。
そもそも世界一周航空券って?
世界一周航空券とは各航空会社グループ(アライアンス)が出している世界一周用の航空券です。航空券ごとにルールは異なりますが、期限は一年間、16区間を利用でき、全ての区間において事前予約が必須の航空券です。
LCCを利用した世界一周もブームですが、時間がなかったりサクッと世界一周したい、世界一周の期限が決まっている人にはぴったり。
さらにピークシーズンになると航空券の値段は一気に上がりますが、世界一周航空券なら季節を問わず航空券を予約することができるので、ベストシーズンに行きたい場所へ行くことができるのも、大きなメリットでしょう。
さらに詳しい世界一周航空券については「「世界一周航空券」とは?夢を叶えるなら知っておきたい6つのこと」をご覧ください。
スターアライアンスの世界一周航空券はマイル制ってどういうこと?
スター・アライアンスのチケットはマイル制といって、初めに29,000マイル、34,000マイル、39,000マイルの3種類の中から1つ選ぶことで料金が決まります。
たとえば、29,000マイルのチケットでは大阪を出発して、バンコク、イスタンブール、カイロ、カサブランカ、リスボン、ニューヨーク、ロサンゼルスそして東京に帰ってくるということができます。
スターアライアンス世界一周航空券運賃では、行きたい都市を入力すると勝手にルートを組んでくれるので、おすすめ。ぜひ試してみてくださいね。
世界一周航空券の旅行期間はどれくらい?
チケットは1年間有効で、1年の間に10日間以上の旅行をします。もう1つの世界一周航空券ワンワールドと違うのは3カ所以上で途中降機という24時間以上の滞在が必要なことです。
普通に旅行する場合は問題なくクリアできますが、出張などで利用する場合、たとえばデュッセルドルフで7日間、その後ニューヨークで5日間の予定だとワンワールドは使えますが、スター・アライアンスは使えません。
世界一周航空券のフライトの回数に制限はあるの?
1年間の有効期間中に16回のフライトクーポンがついています。また、1つの国の中での途中降機は3カ所までで、同じ都市で複数回途中降機することはできません。ただし、アメリカでは5回まで途中降機できます。
つまり、アムステルダムの滞在からパリに行き、観光した後もう1度アムステルダムへ戻ってからロンドンへ向かうことはできません。
世界一周航空券のルートにはどんな制約があるの?
スター・アライアンスでは、世界を3つの地域に分けています。南北アメリカ、ヨーロッパ・アフリカ・中近東、アジア・オセアニアの3グループです。
グループからグループは1回しか横断できないことと、大陸間の移動は西回りか東回りを決めて一定方向への移動になります。また、太平洋と大西洋はそれぞれ1回ずつの横断になります。