「水曜どうでしょう」という番組、皆さんご存知ですか?北海道のローカルテレビ局から生まれ、全国にファンを抱え持つ人気番組です。
この番組は、大泉洋と彼の所属事務所の代表でもある鈴井貴之、そしてディレクター2人で構成されたどうでしょう班が、国内外様々な場所を旅する旅番組です。
まだ水曜どうでしょうを見たことがないという方にも、この記事を読めば、彼らが訪れた素敵な場所に行ってみたくなるはず。今までのロケ地の中で、ここはぜひ行って欲しい絶景スポットを世界各地からご紹介します。
デビルズマーブル/オーストラリア
オーストラリア大陸縦断3,700キロ
水曜どうでしょうの初海外ロケとなったオーストラリア。オーストラリア大陸を縦断しているスチュアート・ハイウェイを、北のダーウィンから南のアデレードまで4日間で走破するという無謀な計画に挑戦したどうでしょう班。
彼らはその挑戦の途中で、丸い巨石たちが立ち並ぶ、世にも奇妙な光景に遭遇しました。ここはデビルズマーブルと呼ばれる場所で、大きな石たちがまるでオブジェのように立ち並んでいます。
オーストラリア先住民アボリジニの間では、「虹色の大蛇の卵」と考えられており、神聖な場所とされています。自然が作り出した造形美、まさに圧巻の一言です。
ハイジの家/ヨーロッパ
ヨーロッパ21ヵ国完全制覇
番組開始1周年を記念して放送した、ヨーロッパ21ヵ国完全制覇の旅。実質8日間でヨーロッパ21ヵ国をレンタカーで回るという、これまた無謀すぎる企画です。
ミスターこと鈴井貴之が旅のテーマとして掲げたのは「メルヘン」。「くまのプーさん」のゆかりの地や、シンデレラ城のモデルとなったといわれている「ノイシュバンシュタイン城」などを訪れています。
その中でも印象的だったのは、「アルプスの少女ハイジ」の舞台となったスイスのマイエンフェルトで、ミスターがハイジとして丘から駆け下りてくるシーン。まさにメルヘンというテーマにふさわしい、爽やかさが溢れる清々しい場所です。
タマンヌガラ国立公園
マレーシアジャングル探検
壮絶すぎるほど過酷なロケとなった、マレーシアジャングル探検の旅。どうでしょう班一行が、マレーシアの国立公園に野生動物を観察しに訪れた伝説的なロケです。
このタマンヌガラ国立公園は、普段は見ることができない野生動物たちの生活を見ることができる、素敵な場所です。この国立公園のジャングルには、ブンブンと呼ばれる動物観察小屋が複数あります。
その中でも、一番人気のなかったブンブンブラウという粗末な動物観察小屋で、一夜を過ごすことになってしまった彼ら。トラへの恐怖と戦いながら「拷問だ」「バリケードを作れ!」などといった名セリフが生まれたのも、このロケです。