編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

旅のお供に持って行くといえば、その王道はスーツケース。ですが、いくら最近のスーツケースは軽くて機動性の良い物が多いといっても、やっぱり大きな荷物であることには変わりありません。

旅を楽しむためにも、必要以上でも必要以下でもない、その旅に最も適した、ちょうど良いスーツケース選びが必要です。そこで今回は、旅行期間別にどんなスーツケースを選べばいいのか、その秘訣をご紹介いたします。

*編集部追記
2016年3月に公開した記事に新たに加筆しました。(2019/02/26)

 

飛行機に持ち込めるスーツケースのサイズは?

スーツケースを選ぶ時にまず知っておきたいのでが、飛行機へのお預け可能サイズや持ち込み可能サイズです。制限を超えてしまうと追加料金が取られてしまいます。スノーボードやサーフボードなど特殊なものは仕方がないですが、スーツケースはどこにでも預けられるサイズで選びたいですね。

エコノミークラスかファーストクラスかで持ち込めるサイズは変わってきますが、JALでは 重さ20kgまで。大きさ50cm×60cm×120cmであればどんな場合にも無料で持ち込めます。ANAになると、これが23kgまで可能です。ちなみに、1週間以上の旅行で使う大型のスーツケースでもよっぽど重いお土産でも入れていない限り、この範囲内に収まります。

 

スーツケースの素材はハード?ソフト?

素材はハードケース?ソフトケース?

photo by pixabay

スーツケースは大きく分けてハードケースとソフトケースの2タイプがあります。

 

ハードケース

ハードケースの特徴は、強度や耐久性があり、中身が壊れる心配がないところです。鍵が標準装備されているため、セキュリティ面も比較的安心です。

デザインも豊富でステッカー等でカスタマイズできるのも魅力です。しかし、両開きのため、荷物の出し入れの際、中身全体が毎回見えてしまうことや、重量があるため持ち上げるのが大変といったデメリットも挙げられます。

 

ソフトケース

一方、ソフトケースは軽く柔軟性があるのが特徴です。狭いところでも中身を取り出せたり、リュックのように背負えるため、複数の都市をスーツケースを持って移動しながら旅行をする場合にバックパックのような使い方ができます。

耐久性やセキュリティ面が心配という方もいるかもしれませんが、滅多なことで穴が開いたりすることはなく、鍵が装備されているソフトケースも多く見られます。しかし、スーツ等型崩れを避けたいものや、ハードケースに比べるとしみが出来やすいといったデメリットがあります。

 

スーツケースの稼働性は?

スーツケースの稼働性は?

photo by shutterstock

スーツケースには運びやすさも大切です。この時に注意しておかないと行けないのは、キャスター部分。キャスターが一方向にしか回らないものが時折ありますが、必ず、360度度の方向にも動かせるものにしておくことが便利です。

 

スーツケースにTSAロックは必要?

TSAロックは必要?

photo by Sydney Treasures Photography

TSAロックとは、アメリカ運輸保安局TSAによって認可・容認されているロックのことです。テロ対策のために最も厳しいセキュリティチェックを行うアメリカでは、スーツケースを開けて荷物をチェックすることがあります。そのため、鍵をかけて荷物を預けてしまうと鍵を壊されてしまうことがあります。

「鍵を壊されたくないが、鍵をかけないのは不安」という方のために登場したのがTSAロック。TSA職員が特殊な合鍵を使って開錠できるため、ほとんどのスーツケースに標準装備されています。

しかし、最近では、TSAロックでさえも壊されるケースがあるため、TSAロックであっても鍵をかけずに荷物を預ける場合が増えてきています。従って、TSAロックが装備されているかどうかはあまり気にする必要はないかもしれません。

 

スーツケースベルトは買うべき?

スーツケースベルトは買うべき?

photo by pixabay

海外では、空港で預けた荷物が雑に扱われる場合は多くあります。先にお伝えしたアメリカ旅行の場合のように、鍵をかけずに預けてしまうと、スーツケースが開いてしまうこともあるようです。鍵をかけていた場合でも、ハードケースの場合、投げられた衝撃で鍵が壊れてしまい、中身が飛び出してしまう、なんてことも考えられます。そのような事態を避けるために、ベルトを巻いて預けるのは有効な手段の一つです。

また、似たようなスーツケースが多いため、ターンテーブルで他の人の荷物と区別をつけやすくする、といった役割も果たしてくれます。「必ず必要!」というわけではありませんが、あると便利なグッズですよ。

編集部

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