ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

4.”食材”にこだわったレストランが豊富


photo by Abe saxophone

こだわりの食材とは、高級な食材を意味するわけではありません。一見普通のレストラン「Sop köket」は、お店の名前を英語にすると「Gabage kitchen」。日本語に訳すと、「ゴミ(廃棄)のキッチン」という意味になります。

実はこちらは、スーパーのまだ使用できる食品廃棄を利用したレストランなんです。廃棄される予定の食材といっても、もちろん安心して食べられるものばかり。厳しいチェックを通った食材のみを利用し、その日の食材次第で当日のメニューを決めるそうです。


photo by Abe saxophone

お店のテーブルや机もセカンドハンドのものが多く、ケータリングもサステナブルを意識して車を使わずに電動自転車を利用しているのだとか。お客さんには食事を入れるパッケージを持参してもらったり、残ったものはホームレスの方に寄付するなど、今までケータリングにおける食料廃棄はゼロだといいます。

もちろん、料理はどれも絶品! 日本にもあったら、間違いなく積極的に利用したいレストランの一つに入ります。ぜひレストラン選びの際は、”食材”に着目してお店を選んでみるのはいかがでしょうか?

■詳細情報
・名称:Sop köket
・住所:Medborgarplatsen 3, 118 26 Stockholm, Sweden
・地図:
・公式サイトURL:https://sopkoket.se/


photo by Abe saxophone

「Restaurang Varma Skillebyholm」も、食材にこだわっているレストランのひとつ。敷地内で作られたオーガニックな野菜、そしてローカルな食材を使うことをモットーとしているそうで、素材を生かしたできるだけシンプルな料理を心がけているそうです。

少し悪くなった野菜も、皮を厚めにむいてできるだけ使ったり、使えないものはガーデンの肥料にしたりと、食材廃棄を減らそうと取り組んでいます。

■詳細情報
・名称:Restaurang Varma Skillebyholm
・住所:SKILLEBYHOLM 6, 153 91 Järna, Sweden
・地図:
・電話番号:08-551 577 84
・公式サイトURL:https://www.skillebyholm.com/konferens-mat/restaurang-varma-38689634

5.かわいいお土産だらけで迷っちゃう!


photo by Abe saxophone

旅先の思い出として、日本で待つ友人にプレゼントとして、お土産を選ぶ時間も楽しいもの。特に海外は日本では見ないようなデザインのものや食品が多いため、スーパーを見るだけでもわくわくしますね。

日本では「オーガニック」は健康志向の人が選ぶ高級なイメージですが、スウェーデンではオーガニックな食品や製品を選ぶのは当たり前。特に有名なメーカーは、小麦粉や穀物系などを作っている「Saltå kvarn」です。

スウェーデン在住の方によると、どれにしようか迷ったら「KRAV」のマークがついているものを選べば、まず間違いないそうです。パッケージもかわいくて、どれにしようか迷っちゃう……。


photo by hoshi maaya

たまたまスーパーで発見したのは、この大きなパン(!)。クネッケブロートと言われるパンで、薄いビスケットのような食感です。レストランでもよく出されるので、きっと目にする機会もあるはず。パン自体の味はシンプルですが、チーズなどを合わせて食べるとぱくぱくいけちゃいます。

このパッケージのイラストもとってもかわいい! 小さいサイズも売っているので、お土産にはそちらがおすすめです。


photo by Abe saxophone

スウェーデンのスーパーには、びっくりするほど大量のグミが並んでいます。カラフルで日本では見たことがないグミが豊富で、見るだけでも楽しめますよ。量り売りで自分の気になるものだけ購入できるので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。

旅行者を魅了するスウェーデン

旅好きを刺激する「絶景」や「グルメ」はもちろん、環境への意識やサステナブルの考え方など、スウェーデンでは日本とは違う一面を見ることができます。人も優しく穏やかなので、安心して旅行を楽しめます。ぜひ次の旅行は、スウェーデンまで足をのばしてみませんか?

ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

RELATED

関連記事