旅をして、新しい価値観に触れ、新たな可能性を発見する。新しい選択肢を知り、より豊かな生活を実現できるようになる。あなたは、そんな経験をしたことがありますか?
旅は人を幸せにし、強くし、利他的にする。そんな旅の価値を信じて、旅を日本文化として根付かせようとしているのが、株式会社TABIPPOです。
今回はこの想いに共感し、学生時代から10年以上もTABIPPOに関わり続けている平野嵐さんにお話しを伺いました。
彼はなぜこの会社に魅力を感じ、そして、どんな成長を遂げてきたのか?TABIPPOの姿を、彼のストーリーを通じて探っていきたいと思います。

見出し
TABIPPOから動き出した人生
ー2014年からTABIPPOに関わってきた嵐さんですが、はじめにTABIPPOに関わったきっかけはなんだったんでしょうか?
大学時代にBackpackFESTAに参加したのが初めてでした。その当時は特別、旅好きという感じではなかったんです。一緒に旅にいった友達に誘ってもらって、半信半疑で参加してみることにしたんです。
イベントでTABIPPOの社長のしみなおさんとか、実際に世界一周した方のお話を聞いて、もう生き方がめちゃくちゃかっこいいと思って。今まで知らなかった世界の広さと、それに挑む”人類の可能性”を肌で感じました。
それで「世界一周絶対行こう」っていう目標ができて。僕にとって人生を変えた瞬間だったと思います。

平野
ーそれから、TABIPPOの学生支部に入ることになったと思うんですが、学生支部ではどんな活動をしましたか?
学生支部の雰囲気

平野
ーそのあと、TABIPPOのインターンにも参加していますよね。学生支部の活動とインターンとの違いはなんでしょうか。
学生支部の1年間の活動を作っていくのが、インターンの主な業務になります。社員さんともやりとりしながら、200人くらいの学生をまとめるマネージメント的な役割を担います。
インターンに参加する前に、休学をしてセブ島留学と夢だった世界一周旅行も経験しました。だから、余計に旅の魅力を伝えたいという気持ちが強くなり、インターンに参加することに決めました。

平野
ーインターンとはいえ、200人の学生をまとめるという経験を大学生の時にされたのは本当に貴重な経験ですね。
ちょっとした、小さな企業の社長のような役割ですよね。あの頃はイベントの成功という目標のために、仲間たちと協力して実行する毎日に本気でしたね。
大学との両立も大変でしたが、「誰かの人生を変えられる、たくさんの人の心を動かした」と感じられた瞬間の感動は本当に大きかったです。そう思うと、TABIPPOのおかげで貴重な大学生活を過ごせたと思いますね。

平野
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旅のよさを多方面で伝える、TABIPPOの社員に
サイパンの海を見つめる嵐さん
ーそれから正式にTABIPPOの社員としてジョインされたという経緯でしょうか?
新卒では別の繊維商社に勤めることにしたんですが、旅への想いや学生支部で熱中したという記憶が頭から離れなくて。それで、仕事をやめて、旅行とか留学とか、そういう業界で働きたいなと、東京で就職活動をしていたんです。
そのとき、TABIPPOの事務所にもよく出入りしていて。そしたら、「新しい事業を始めるから、うちに来ないか」としみなおさんに誘ってもらって、正式にジョインすることになったという経緯です。

平野
ー入社してからは、どのようなことをされてきたんですか?
はじめは旅人採用というキャリア事業の立ち上げを担当しました。旅から帰ってきた人たちのキャリアの相談にのる仕事です。
社会にはまだまだ旅での経験をただの「遊び」と捉えてしまう風潮がありますが、旅での経験は絶対に遊びじゃないんです。
旅は数字では測れない「非認知能力」、つまりコミュニケーション能力、創造力、目標に向かってやりぬく力みたいな、目には見えにくい能力が本当に身につく体験だと思っていて。
そういう能力を持っている人材は今の社会に絶対必要だと僕は信じているし、そういう人材を求めている企業はとても多いんですよね。

平野
ー改めて、旅というひとつの経験が成長させてくれる部分って本当に大きいんですね。
いや、本当に。だからこそ、これからもエンターテイメントだけじゃない旅のよさを、多方面でずっと伝えていきたいです。

平野
フラットで個人を認めるTABIPPOの文化と価値観
ーTABIPPOに関わって10年以上になると思うんですが、TABIPPOの働く環境はどうでしょうか?
働き方みたいな意味では僕のライフスタイルにすごくあっているなと思っています。僕は自分のことは自分でコントロールしたいタイプなので、働く場所や働く時間を選ばずに仕事ができることはすごくありがたいですね。
実際にTABIPPO だったから、東京を離れて、地元の和歌山に戻ってくるという決断ができました。社員個人のライフスタイルを重視してくれる会社だと思います。やりたいことはなんでも応援して後押ししてくれるという風潮も僕にはとても合っていますね。

平野
合宿中に作業するメンバー
ー一緒に働くメンバーはどうでしょうか?
お互いの得意分野を深く理解し合っているからこそ、苦手な部分は自然と補い合える。そんな強いチーム力を持ったメンバーが集まっています。旅の経験が豊富なこともあって、柔軟性が高く、自分自身をよく理解している人が多い。だからこそ、組織としての力も強いのかもしれません。
この環境にいると、自分の得意なことが存分に活かせている実感があり、それが「ここで必要とされている」という感覚にもつながっています。だからこそ、やりがいを持って働けているのだと思います。

平野
ーお互いの得意を理解して、それを尊重できるチームって、口でいうのは簡単ですが、体現するのはホント難しいと思うんですよね。そういう環境が整っているのは、TABIPPOの強みですね。
社内もとてもフラットな環境です。社長以外はあえて役職はつけずに、上下関係を持たせないようにしています。
その分野が得意だから、その分野を担当しているということだけで、誰が偉いとかそういうのはないんだという考え方で成り立ってますね。それが強いチーム力を生んでいるのかもしれないですね。

平野
和気藹々としたメンバー
ー嵐さんが働くうえで大切にしていることはありますか。
働くメンバーに対してもそうですが、クライアントに対しても、TABIPPOのビジョンに共感して、そのビジョンに向かって進んでいける施策になっているかというのは大切にして仕事をしています。
実際に今任せてもらっている仕事も、TABIPPO単体で成り立っているものというよりは、どこかの企業とタッグを組んでパートナー提携して進んでいる業務がほとんどなんです。
これからも、周りを巻き込みながら、うまく関係性を築いて、社会にインパクトを生み出していきたいと思っています。

平野
たくさんの人を巻き込みながら、旅のよさを伝えていきたい
ーこれから先、TABIPPOでやっていきたいことなどはありますか。
僕は現在主にメディア事業を担当しているので、「新しい旅を広める」というミッションのもと、今はSNSの運用を強化していきたいと思っています。
そのうえでTABIPPOが長年大切にしてきている学生支部の活動などの、コミュニティ事業との連携をはかって、社員やスタッフだけでない、枠組みを超えた活動をしていきたいというのが目先の目標です。
ビジョンの実現にブレることなく、旅という経験の価値を多くの人に伝えていけるように、長く繋がっていけるパートナー企業の方々ともタッグを組んで、いろんなことをやっていきたいですね。海外だけでなく、日本の地域の”あたらしいかたち”の観光も広めていきたいです。

平野
仲間と作ったTABIPPOだからこそ、伝えていけることがある
旅は単なる遊びではなく、人生を豊かにし、成長を促すもの。その価値を信じて、嵐さんはTABIPPOでのキャリアを歩んできました。「TABIPPOは僕の人生を作ってくれた恩人だ」と笑顔で語る彼の表情が忘れられません。
TABIPPOは、旅を通じて人々の可能性を広げ、新しい価値観を届けることを使命としています。その思いに共感し、共に歩んでいく仲間がいるからこそ、TABIPPOは10年以上にわたって多くの人の人生を変えてきたのだということを実感させてくれる時間となりました。
旅の価値を改めて考えた方、あなたの人生を変えた旅の経験がある方。TABIPPOとともに、その可能性をもっと広げてみませんか?
Photos by TABIPPO
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