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yui ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。

こんにちは!TABIPPO編集部の西嶋です。みなさん、TABIPPOのメンバーについて、どのくらい知っていますか?

TABIPPOが10周年を迎えたこの機会にもっと一人ひとりのことを知りたい!ということで、社員さん全員にインタビューしてみるチャンスをいただきました。

今回お話を聞いたのは、コミュニティマネジャーの恩田倫孝さん(以下:恩田/みっちーさん)と、同じくコミュニティマネジャーの青木良祐さん(以下:青木/ロイ)。シェアハウスの同居人でもあったおふたりです!

まず、自己紹介をお願いします!

恩田

みっちーです。コミュニティマネジャーとエデュケーション事業を担当しています。

TABIPPOにかかわり始めたのは、2010年のイベントから。(前田)塁とは大学の友だちだったんですが、彼が「イベント運営といえばみっちーだよね」と誘ってくれたんです。

イベント後、海外に行きたい気持ちもあったのですが、震災直後だったこともあり、商社に就職。この頃、塁やしみなお(清水直哉)たちと13人でシェアハウスに住んでいたんですが、この中で世界一周を経験していないのは僕ともう1人だけ。かなり迫害を受けていました(笑)。

社会人3年目のタイミングでTABIPPOを会社にするという話がでたので、「帰国後の就職先は確保できた」と安心して、会社を辞めて世界一周しました。

青木

札幌出身のロイです。大学3年生まで、飲み会とバイトの毎日を過ごす、典型的な大学生でした。英文学科だったんですが、海外には一切興味がなかったんですよね。

ある日、居酒屋のカウンターで隣り合わせたおじさんに話しかけられました。彼は世界を旅する舞台監督で、「若いうちに海外に行ったほうがいい、ワーホリに行きなよ」とアドバイスしてくれたんです。

ワーホリがどんなものかも知らない僕でしたが、すぐに調べ、行くことを即決。行き先はオーストラリア。せっかく大きい国に行くんだからと、1万キロのチャリ旅もしました。

「自分を変えてくれた旅を、今度は広めていく番だ」と考えていた頃、タイミングよくTABIPPOに出会い、2年間の学生インターンを経て社員になりました。

次は、お互いの紹介をお願いします!

恩田

ロイに出会ったのは、2017年、TABIPPO札幌支部の立ち上げのとき。各地方の代表を務める学生が集まって合宿をしたときのことです。

髪が青くて、愛想はいいけどあまりしゃべらない、クールな印象でした。なのに、自己紹介をするときになって、突然サンシャイン池崎さんのモノマネを始めて…びっくりしたんだよね(笑)

ロイが社員になって一緒に過ごす時間が増えてからは、「何でもできるんだな」っていう発見があった。イベントの司会やトークを担当することも多いし、写真撮影、動画の撮影・編集も得意。器用で、マルチな才能を持ってるよね。

青木

みっちーさんは、「愛され力」がすごい!コミュニティマネジャーには愛され力、場を回す力が大事だと思うんですが、みっちーさんはその両方を持ってますよね。

それって、「自分の矢印」と「相手の矢印」をうまく使えるからだと思ってます。いろんな人に興味を持って接して、それがみっちーさんにも返ってきてる。だから人間関係づくりが上手なんです。

TABIPPOといえば旅!一番思い出深い旅は?

恩田

アメリカ・ネバダ州の砂漠で開催される音楽とアートのフェス、バーニングマンに参加したときのこと。実はバーニングマンには2回参加していて、2回目は、世界一周の初日に行ったんです。「今回の参加が前回より楽しければ、この旅は絶対楽しくなる!」と思って。

バーニングマンは、お金は一切使えなかったり、「傍観者であるな」というルールがあったりと、ユニークな思想を持っているイベントなんですよね。みんなが思い思いの自己表現を楽しんでいて、どこから来た人かではなく、どんな表現をしている人かで判断される。

バーニングマンに参加したことで、自分を表現することの楽しさに気付くとともに、自分の考えをもっと表現しようと思えるようになりました。

青木

やっぱり原体験になっているのは、オーストラリアで1万キロを自転車で旅したこと。

チャリ旅の楽しみって、点(観光地)と点(観光地)の間の移動にあると思うんです。飛行機や鉄道での移動とはまた違って、移動のときに素敵な出会いがあったり、ガイドブックにない絶景に心を打たれたりすることが多かったです。

特に印象的だったのは、ある家族との出会いです。彼らは夫婦と1歳の息子、飼い犬1匹でチャリ旅をしていんですが、初海外・初旅の僕に、いろいろなことを教えてくれました。他の移動手段だったら絶対にできなかった出会いですね。

TABIPPOでのお仕事、実際どう?

恩田

やりたいことをやれる環境があるのがありがたい!会社は器であって、会社に合わせるんじゃなくて、自由にやらせてもらっているなと思ってます。それは入社したときから今まで、ずっと同じです。

青木

僕自身のやりたいことは、旅を広めること。これがTABIPPOのミッションとまるっきり同じなので、毎日楽しいです!旅する機会に恵まれていて、本当にありがたいですね。

モチベーションが上がるのはどんな時?

恩田

おもしろい人たちが集まって、自分ひとりではできないことを一緒にやれるとき!自分にはない力を持っている人たちと、ゴールに向かって前進してると感じられるとき。

青木

大きいミッションに向かって、チームで動いているとき。個人でも仕事はしてるけど、みんなで何かをなし遂げるのが好きなんです。学生支部の代表をやってたときも、仲間を鼓舞してチームを良くしていくのが楽しかった!

TABIPPOで成し遂げたいことはありますか?

恩田

どこか特定の街や地域を盛り上げること!地方創生でもいいし、渋谷をもっと楽しくする活動でもいいし。

今の拠点は渋谷のオフィスだけだけど、ゆくゆくはビルを一棟持っておもしろい人を集める、拠点を増やす、リアルでもオンラインでもコミュニティを作る……と広げていきたい。

青木

自分に影響されて、旅に出る人が増えればいいな。写真や動画を使って、海外のリアルな様子や旅のワクワク感を発信していきたいと思ってます!

シェアハウスで同居していたおふたり。会社でも家でも一緒だったわけですが……?

恩田

日々、同居人たちから影響を受けてますし、学びが多いですね。たとえばロイなら、毎朝ライブ配信をしてたし、ぬま(長沼)は料理や掃除が得意。一人ひとりから影響を受けて、一人暮らしではできない経験をさせてもらってると思う。

青木

会社のメンバーと一緒に住むことで、みんなの意外な一面が垣間見えたり、コミュニケーションの量が増えたりしたのが良かったな。みっちーさんにはコミュニティ運営についての相談をフランクにできるし、ぬまさんとはカメラ好き同士、機材を貸し借りし合ったり技術を教えてもらったりしてます!

――恩田さん、青木さん、ありがとうございました!初対面のエピソードはなかなかのインパクトでしたが、職場でも自宅でも一緒というだけあって、息ぴったりのコミュニケーションでした。

 

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TABIPPOは2020年4月10日、10周年を迎えます。10周年を機にブランドリニューアルクラウドファンディングに挑戦しました。

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次回は、キャリアに共通点があるおふたりにインタビューします。お楽しみに~!

All photos by Arisa Takeshima
Interview&Direction by Manami Mukai

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出版社出身のライター・編集者。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。

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