TABIPPO社員
浦川 拓也 執行役員 CHRO

滋賀県出身・1991年生まれ。大阪大学理学部数学科卒。学生時代、に初めての海外にしてで世界一周の旅を経験。TABIPPOでは経営メンバーとして事業戦略・組織開発を担当。2021年5月から神奈川県の小田原へ移住し、パーソナルジムを開業。趣味は登山とボードゲームとサウナ。

こんにちは。TABIPPOの浦川拓也です。

浦川拓也
TABIPPO社員。滋賀県出身で、登山やアウトドアが大好きな27歳。学生時代に世界一周の旅を経験し、これまでに訪れた国数は35ヶ国。最近は忙しい仕事の合間をぬって、週末登山に出かけている。日本百名山を全て制覇することが人生の目標。twitter@urakawatakuya  Instagram@urataku_mountain

僕はTABIPPOで働きながら週末は登山に行くのが趣味で、今週もこちらの山にやってきました。山の名前は「雪山」で、標高は3,886mです。察しのいい方、山好きの方はお気づきかも知れませんが、実はこの雪山… 、富士山(3,776m)よりも高く、台湾にある山なのです。

台湾は山岳面積がなんと「55%以上」を占めており、標高3,000m以上の山が200座を超えている山岳大国です。日本に3,000m峰は21座しかないので、その数は圧倒的ですね。その中でも雪山は、台湾で標高第2位を誇る山。そんな山に挑戦しに週末を使って台湾へやってきました。

日本で富士山に登るとなると、まる2日間はかかってしまいます。そんな富士山よりも高い山に台湾で登ることが週末の1泊4日(金夜~月朝)で可能なのでしょうか? この旅でチャレンジした結果をお届けできればと思います。

Peachの深夜便があれば、会社帰りに台湾へ行ける

今回、会社帰りに台湾へ行けるフライト調べ、僕が見つけたのはPeachの深夜便です。

(プラン詳細は、Peachの公式サイトから )

このフライトプランを使えば、金曜の仕事終わり(の深夜)に出発し、土曜の早朝に台湾に到着。そして、帰りは日曜の深夜に台湾を出発して、月曜の早朝に帰国。そのまま仕事へ向かうことが可能です。週末の弾丸旅でもしっかり滞在時間を確保することができます。

学生時代はLCCにたくさんお世話になっていましたが、こうやって社会人になっても安さだけではないLCCの恩恵を受けることができるのはいいですね。おおきにPeach!

京都でリモートワークしてから、バスで関空へ

金曜日は京都のカフェで仕事をしていました。


TABIPPOでは働く場所を自由に選ぶことができ、リモートワークを多用しているメンバーも多くいます。今回、僕は大阪や京都での仕事が重なったため、滋賀県の実家に1週間ほど滞在し、せっかくなのでその間の土日休みを使って台湾登山に行くプランを考えました。

仕事が終わった後、関空を目指して京都駅へ。


僕は、関空に行くときはいつもバスを利用しています。面倒な乗り換えがいらず荷物を預けておけるので非常に移動が快適。京都駅や大阪駅からはもちろん、関西各所から直行バスが出ているので、いつも電車移動が多い方はぜひ使ってみて下さい。京都駅からは、八条口のホテル京阪前から出ているバスに乗れば関空まで直行できます。

関空内の手荷物一時預かりサービスが便利

関空に着いたら手荷物預かりサービスを利用して、いらない仕事道具を預けました。仕事終わりにそのまま台湾に向かう形で、PCなどの仕事道具は邪魔になるので、空港の手荷物預かりサービスを利用してみました。

深夜遅くまで多くの飲食店が営業している!

荷物を預けたあとは、晩ごはんを食べに行ってみました。


関空には深夜まで空いている飲食店も多いので、ちょっと遅めの晩御飯でも安心して済ませることができます。僕は深夜でもお腹に優しいうどん屋さんを選びました。

出発前にグローバルwifiをレンタル

海外でも使えるグローバルwifiのレンタルも忘れずに行います。


事前にこちらのページから申し込みをしておけば、届いたメールを空港のカウンターで見せるだけで、wifiを受け取ることができます。返却の際はポストに入れておけばそれでOKです。出発前にwifiを手に入れておくことができると、到着後もスムーズなのでとてもおすすめです。

出発まではラウンジでゆっくり

フライトが深夜2:30発と遅めなので、関空の「KIXエアポートラウンジ」を利用しました。シャワーを浴びることも、仮眠をとることも、漫画を読むこともでき、仕事終わりの社会人には非常にありがたい施設です。


そして万全の準備の元、無事台湾に出発することができました。

行ってきます!

桃園空港に到着! レンタカーで雪山登山口へ

台湾に着いたら、空港でレンタカーを借りて雪山の登山口へ向かいます。


空港に複数社のレンタカーカウンターがあり、そこで簡単に借りることができます。


日本から事前に免許証の中国語翻訳をもって行く必要があるので、調べてから行きましょう。

無事に雪山の登山口まで(?)

約3.5時間の運転を経て、無事に雪山の登山口までやってきました! 雪山は登山口の時点ですでに美しくて、登るのが楽しみです。


が、しかし!!!

問題発生!!!


なんと登山口には「No Enter」の文字が。職員の方によると、台風が接近しているとのことでこの日に限って入山が禁止されていたようです。

台湾の主要な山は国立公園や地元警察の管轄にあるようで、入山にも許可が必要です。今回も事前にインターネットでパーミッションを取得して用意周到でやってきたのですが、最終的には当日ここまで来て入山禁止の状態になってしまいました。あぁ、荷物も気合を入れてパッキングしたのに…。


まだまだいい天気だったのですが、台風となるとやはり自分の身を守ることが最優先。はるばるやってきましたが今回の雪山登山は断念することになりました。残念! そこで急遽プランを変更し、天気のいいうちに台湾の大自然をドライブで巡る旅に切り替えました。

これが実は大成功。

台湾って実は自然大国なんですが、特に雪山や雪覇国家公園を含む台湾東部には海も山も楽しめる大自然が広がっていました。台湾の魅力が小籠包やタピオカ、九份などの定番のものだけだと思っている方は、ぜひこのエリアにも足を運んでみてください。雄大な自然に囲まれてリフレッシュすることができますよ。

ということで、ここからは台湾東部で見つけた大自然の数々を、写真を中心にご紹介したいと思います!

台湾東部の大自然① 雪覇国家公園

こちらは雪山がある「雪覇国家公園」での写真です。


この国家公園の中やそれまでの道のりのドライブするだけでも台湾の自然に驚愕しました。登山口から見える山々も美しい。

(このときはまだ登る気満々です)

雪覇国家公園までの道から見える景色も最高ですね。


山の中には、キャベツ畑も広がっていました。


公園付近(山中の)ドライブや散策は心身ともにリフレッシュでき、おすすめですよ。

■詳細情報
・名称:雪覇国家公園
・住所:364 台湾 Miaoli County, Dahu Township, 100號
・営業時間:9:00〜17:00
・電話番号:+886 3 799 6100
・公式サイトURL:https://www.spnp.gov.tw/

台湾東部の大自然① 粉鳥林漁港

雪山の登山口で会った台湾人の方に「今から行けるオススメの自然スポットはないですか?」と訪ねてみたところ、「粉鳥林漁港」をおすすめして頂きました。すぐに、港まで行ってみるとこのようなキレイな海と山が広がっていました。


テトラポッドと僕も抜群の写真映えですね!


入場料も必要なく、だれでも簡単に入れるのでおすすめです。

■詳細情報
・名称:粉鳥林
・住所:台湾南澳鄉蘇花路三段

台湾東部の大自然② 男心をくすぐるタロコ国家公園の峡谷

次に行ったのがタロコ国家公園! 台湾のガイドブックには大体載っている有名な国家公園です。


タロコ渓谷と呼ばれる断崖絶壁や渓谷が壮大過ぎて、写真ではなかなか表現できないのですが、大きく存在感のある岩肌が男心をくすぐります。


このような川沿いにある岩のトンネルをひたすらドライブで進んでいきます。


ガイドブックにも載っている絶景、タロコ渓谷のベストスポットはこちら。台湾にこんなところがあるなんて思いもしませんでした。


こういった写真映えする橋もたくさんあり、車から降りては撮影、降りては撮影と時間がどれだけあっても足りません。もちろん都心からバスなどでアクセスすることも可能です。


タロコ国家公園は、台湾で自然を楽しみたい人にはぜひ訪れてほしいベストスポットです。

■詳細情報
・名称:タロコ国家公園
・住所: 972 台湾 Hualien County, Xiulin Township, 富世291號
・営業時間:12:00〜0:00
・電話番号:+886 3 862 1100
・公式サイトURL:https://www.taroko.gov.tw/ja

台湾東部の大自然③ 清水断崖の絶壁と美しいマリンブルー

次に訪れたのが清水断崖。こちらは海沿いの道から見える切り立った崖です。


台湾にはビーチリゾートもびっくりなほどに青くて美しい海が広がっており、ここは、その海を崖の上から見下ろせる絶景スポットでした。


ぜひドライブで訪れて、その素晴らしい景色を見て頂きたいです。

■詳細情報
・名称:清水断崖
・住所:花蓮県新城郷

実は温泉も湧いている台湾

山岳大国でもある台湾では、日本と同じように温泉がたくさん湧いています。特に、宣蘭県にはたくさんの温泉があり、その中でも礁渓温泉という温泉街には様々な温泉に入ることができます。今回、僕が訪れたのはこちらの湯圍溝溫泉公園。


台湾の温泉は基本的に水着を着用して入るのですが、こちらの公衆浴場は裸で入ることができる日本式の銭湯になっています。

■詳細情報
・名称:湯圍溝溫泉公園
・住所:宜蘭縣礁溪鄉德陽路99之11號
・営業時間:8:00~12:30、13:00~17:00、17:30~24:00
・電話番号:03-9874882
・サイトURL:https://www.jiaoxi-tourism.tw/Portal/Content.aspx?lang=0&p=002030001&area=1&id=3

アウトドアショップもたくさん

最後に、僕が台北でどうしても行きたいアウトドアショップがあったのでご紹介します。それがこちらのSamplusというショップ。「山と道」という日本の登山メーカーが運営している台湾のアウトドアショップです。


「山と道」は日本の登山フリークの中では超人気のブランドで、直営店舗には事前予約をしないと入店できないシステムになっています。新商品が出るとネットで即売り切れもあるような知る人ぞ知る日本のブランドです。

そんな「山と道」のショップが台湾にも出ているとの情報を嗅ぎつけ、絶対に行きたいと思っていました。雑居ビルの2階にひっそりと入っているので見つけにくいのですが、中にはいるとオシャレな空間が広がっています。


ショップ内には「山と道」をはじめとした、登山好き・アウトドア好きならたまらないアイテムが勢揃いしていました。

日本国内で「山と道」のショップに行くには予約が必要なので、今すぐにショップに行きたいという人はいっそのこと弾丸で台湾に飛んでみるのはいかがでしょうか?

■詳細情報
・名称:Samplus
・住所:106 台湾 Taipei City, Da’an District, Lane 107, Section 1, Fuxing South Road, 11號
・営業時間:13:00〜21:00
・電話番号:+886 2 2775 5574
・公式サイトURL:https://www.yamatomichi.com/stores/7277/

さらに、台北の中心部には、アウトドア用品店が並ぶエリアもあります。そこで店員さんに台湾ブランドについて教えてもらったり、日本で買えない商品を物色するのも最高の楽しみ方だと思います。

■詳細情報
・名称:登山友
・住所:台北市中山區中山北路1段18-20-22
・営業時間:12:00〜21:30(日曜は18:00まで)

帰国

そしてまるまる2日間の台湾のアウトドア旅を終えて、桃園国際空港から関空へ帰国します。


到着は早朝の3:50。またまたKIXエアポートラウンジを利用させて頂き、シャワーと仮眠でリフレッシュしました。


そのまま空港の早朝バスに乗り仕事へ。(月曜日の朝だったことを完全に忘れていた・・・)電車の始発まで待たなくても、早朝バスを使えばすぐに帰ることができます。


そして今、帰国そのままの足でカフェでPCを開いてこちらの記事をせっせと書いております!

Peachの深夜便で大満足の週末台湾旅!

台湾では想像以上の大自然の絶景を見ることができました。日本国内にいても大自然に浸るにはそれなりの移動距離や時間が必要になり、土日だけだと満喫できない場合も多々あります。

今回はPeachの深夜便と空港のサービスを効果的に利用することで、1泊4日(金夜~月朝)の弾丸旅行でも大満足のアウトドア旅を楽しむことができました。

外に出たくなるこれからのシーズンに自然を楽しみたい方は、ぜひ、台湾アウトドア旅を検討してみてはいかがでしょうか。

Peachで週末旅へ

TABIPPO社員
浦川 拓也 執行役員 CHRO

滋賀県出身・1991年生まれ。大阪大学理学部数学科卒。学生時代、に初めての海外にしてで世界一周の旅を経験。TABIPPOでは経営メンバーとして事業戦略・組織開発を担当。2021年5月から神奈川県の小田原へ移住し、パーソナルジムを開業。趣味は登山とボードゲームとサウナ。

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