外国でマナーを「知っている」のと「知っていない」のとでは大違い!初対面と食事する際には、食べ方で相手の態度も変わってくることもあります。
今回は知っているようで知らない、テーブルマナーを見ていきましょう。
そもそも、マナーを知っていいことあるの?
そもそも、マナーを知ってプラスになることはあるのでしょうか? 日本でも「食べ方を見ればその人の人柄がわかる」と言われます。特に、ヨーロッパでは食べ方のマナーは厳しいように思えます。
少し想像してみましょう。例えば、あなたがヨーロッパを訪れた際、あなたの才能を高く評価してくれる有力者に旅先で偶然、出会ったとします。
そして、それなりのレストランで話をすることに。そこで、その有力者があなたの食事作法を見て幻滅したら…もったいないですよね。このようなケースにならないためにも、頭の片隅にマナーを入れておきましょう。
グラスを「カチン」と合わせるのは御法度?
よくテレビで、ワインの入ったグラスを「カチン」とさせて乾杯するシーンが見られます。しかし、「カチン」とグラスを合わせるのは御法度!正しくは、グラスを軽く持ち上げるだけでいいのです。
その昔、グラスを「カチン」と合わせてOKなのは王様だけでした。勢いよくグラスを合わせることで、自分の液体が相手のグラスに入ります。これが重要なのです!
つまり「毒は入れてませんよ」というサインになったのです。家来は「カチン」と合わせることなく、ただグラスを上げるだけでした。