ライター

ライターとして1年目で、海外やフリーランス、エンジニア関連の記事をメインで書いています。

海外で生活するとふと思うことは、「この日本語って英語でなんて言うんだろう?」ということです。例えば、日本語でよく使われる「おつかれさま」。これは英語では表現されない、というより、英語において「おつかれさま」という使い方は基本しないと友人から聞いたことがあります。

今回は、「ただいま」そして「おかえり」を英語で表現したらどうなるのかについてご紹介していきたいと思います。

*編集部追記
2017年2月に公開した記事に新たに加筆しました。(2019/02/14)

 

「I’m home」 は使う?

photo by pixta

ただいまを英語で直訳すると 「I’m home」 となると思います。そもそも 「I’m home」 は使われるのかと言うと、日本のように帰ってきて必ず「I’m home」とは言いません。しばらく家を空けていて、久しぶりに帰ってくる時に使います。

1年ぶりに帰ってきた息子が「I’m home!!」(ただいま、帰ってきたよ!) というような状況で使います。

 

また、家に帰ってきても誰かいるかわからない時に、

「Hey, I’m home! Is anyone there?」(ただいま、帰ってきたよ。誰かいる?)というような時に使われます。それでは、日常での「ただいま」 という言葉はどう使われるのでしょうか。

 

ただいまを英語で表すには「Hi」 や「Hey」 などが一般的

帰ってきたら「Hello」「Hey」「Hi」 などを一般的に使います。あえて 「ただいま」 という表現を使うより、あいさつ程度で声をかける、という感覚です。

例えば、下記のような使い方になります。

A: Hi, Mom. (お母さん、ただいま)

B: Hey, how was your day? (おかえり。今日はどうだった?)

 

まず帰ってきたら、今日どうだったか、学校や仕事はどうだったかなど、一日についての話を聞いてコミュニケーションをとることが多いです。

「It was fine」 (よかったよ) とか 「Same as usual」 (いつも通りだったよ)、「I had a great day at school」 (今日の学校楽しかった!) などで返すといいでしょう。

 

おかえりの英語表現は「Welcome back」?

photo by pixta

「Welcome back」「Welcome home」 においても、毎日使う表現ではありません。「I’m home」 同様、しばらく家を空けていた相手に対して、「Welcome back」(おかえり! 帰ってきて嬉しいわ)というようなニュアンスで使います。「Greate have you back」 なども同様な使い方が多いです。

そのため、「I’m home」と言われて「Welcome back」と返すのはちょっと変。 おかえりの表現も 「Hi」「Hey」 などの表現を日常的に使い、その後に、「How was your day?」 などで続けます。

 

英語でただいま、おかえりはコミュニケーションの合図

「ただいま」「おかえり」と全く同じような使い方をしている英語はありません。しかし、帰って来たことを家族に知らせたり、コミュニケーションを始める合図として使われることが多いです。

今日はどんな一日だったか、何か変わったことがなかったか話のきっかけにして、心の距離を縮めます。もしホームステイや留学先で家に帰って来た時には、積極的にコミュニケーションを取りましょう。

 

英語で挨拶だけでなく、その後のコミュニケーションを大切に

hug

photo by pixabay

英語の表現は時に日本語に比べてシンプルなことがありますが、「ただいま」 や 「おかえり」 はそれに該当すると思います。

挨拶のみで帰ってきたことを伝えるのではなく、その後の「今日はどうだった?」 「どんなことしたの?」 と、家に帰ってきて会話を楽しむ、帰宅後にハグやキスで愛情表現したりというコミュニケーションをとることを大切にしていると感じました。

 

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