1988年生まれ。株式会社xins代表 / HowtoTaiwan編集長。大学時代に2年間台湾の大学へ留学したことをキッカケに海外へ目覚める。一人旅歴はNY、フィリピンなど。2016年10月に ”今よりもっと台湾が好きになる” をコンセプトに「HowtoTaiwan - 台灣指南(http://howto-taiwan.com )」をリリース。現在も3ヶ月に一度は台灣へ行き、取材も兼ねた一人旅を楽しんでいる。

こんにちは!台湾マニアの小伶(しゃおりん@TanakaRei_vd)です。

突然ですが、皆さん、台湾南部の街・高雄(たかお/gāoxióng)へは行ったことはありますか?「台湾といえば、台北!」というイメージが強いけれど、実は台湾の第二の都市として最近じわじわと人気を集めているのが、高雄。

 

台湾の南部に位置するため一年を通して比較的温かく、港町として栄えた名残や日本統治時代の歴史が色濃く残る、南部ならではのノスタルジックな街なんです。

高雄の市内にアクセスできる左営駅へは、新幹線(快速)で約90分という近さ!全駅に停車するタイプの普通新幹線でも、2時間ほどと、実は日帰りでも気軽に行けちゃうスポット。

 

市内には地下鉄(MRT)も通っているためアクセスも良く、女子旅にも最適!そこで今回は、初めての高雄旅にぜひお薦めしたい、最旬のフォトスポットをご紹介しちゃいます。

 

1.幻想的な美しさで世界2位の地下鉄駅に指定された「美麗島」駅

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photo by tanaka rei

日本人建築士の高松伸によってデザインされた、”祈り”をテーマに設計された美麗島駅は高雄のシンボルにもなっている観光スポット。かつて 「世界で最も美しい地下鉄駅トップ15」の2位にランクインしたこともあるというこちらの駅は、素通りするのはもったいない美しさ!

現地の台湾人も、この駅へ来たら撮影大会がスタートです。

Aliceさん(@alice612_)が投稿した写真 – 2016 11月 19 7:21午前 PST

こちらのコンコースは改札の外にあるため、改札内に入らずとも記念撮影ができるのが嬉しいポイント。

また美麗島駅といえば、高雄ではお馴染みの二大夜市のひとつ、六合夜市(ろくごうよいち)が目の前に位置しています。駅11番出口を出ればすぐに夜市にアクセスできますので、ぜひ写真撮影ついでに、お腹を満たしてくださいね♪

 

2.台湾の古き良き文化と最新の芸術を体験できる、駁二藝術特區

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photo by tanaka rei

こちらは長らく倉庫として閉鎖されていたエリアをリノベーションした施設で、2006年に高雄市政府文化局に引き継がれ、芸術やカルチャーに特化した様々な催しが開催されるようになりました。

KRT「鹽埕埔」の1番出口から出て、徒歩5分。気軽にアクセスできる上に、半日でも十分に遊べる、現地の若者に人気の観光スポットです。

 

世界各国から集めたお洒落なステーショナリーが手に入る文房具屋さんや、日本の「蔦屋書店」のモデルになったことで有名なライフスタイル提案型の書店「誠品書店」、さらに日本の表参道にも店舗を構える人気パイナップルケーキ店「Sunny Hills」も、倉庫のある街並みをうまく活用して出店しています。

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photo by tanaka rei

さらに、ちょうど期間限定(2017年2月まで)の出展となっていたのは「Upsidedown house(顛倒屋)」。

ここはまさに、お家がまるごと逆さまになった造りになっていて、中に入ると家具も景色もすべてが逆さま!

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photo by tanaka rei

とっても不思議なトリックハウスですが、ここで写真を撮ると…あとで写真を逆さまに加工したときに、あら不思議!

こんなアクロバティックな、普通じゃありえない写真が撮影できちゃうのです!

どんな風に遊ぶかはアイデア次第!Instagramなどを参考に、皆がどんな風に撮影しているかを確認してからチャレンジしてみると、完成度の高い写真が撮れますよ。

■詳細情報
・名称:駁二藝術特区
・住所:高雄市鹽埕區大勇路1號
・アクセス:KRT「鹽埕埔」1番出口、徒歩約5分
・営業時間:月曜~木曜 10:00~18:00/金曜~日曜 10:00~20:00
・電話番号:(07)521-4899
・料金:入場無料(一部展示会場は有料)
・公式サイトURL:http://pier-2.khcc.gov.tw/home01.aspx?ID=1

 

3.日本統治時代、1910年代の名残が残る「旧鉄道橋」

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photo by tanaka rei

続いては、「旧鉄道橋」とも呼ばれる舊鐵道。この線路は、日本のエンジニア飯田豊二氏によって監督施行され、1913年末に完成しました。単体レールは1526メートルで、アジアで最も長い鉄橋と言われていたそう。

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photo by tanaka rei

現在は使われていない旧鉄道ですが、鉄橋建設100年後の2014年に高雄市によって全長307メートルの旧鉄道ブリッジが作られました。天空の線路を思うがままに歩く体験なんて、なかなか出来ませんよね。

👋 41さん(@sz9363yi)が投稿した写真 – 2016 9月 12 1:13午前 PDT

郭耀宗さん(@lifhtpeach)が投稿した写真 – 2016 9月 1 12:23午前 PDT

開放時間は、AM9:00~PM18:00なので、明るい時間帯を選んでくださいね。

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photo by tanaka rei

■詳細情報
・名称:舊鐵橋濕地公園
・住所:高雄市大樹區竹寮里竹寮路109號
・アクセス:「九曲堂」駅から徒歩15分
・営業時間:AM09:00~PM18:00 (10月〜3月はPM17:00まで)
・料金:10元(約35円)
・公式サイトURL:http://www.oldbridge.org.tw/tour/oldBridge1.aspx

 

1988年生まれ。株式会社xins代表 / HowtoTaiwan編集長。大学時代に2年間台湾の大学へ留学したことをキッカケに海外へ目覚める。一人旅歴はNY、フィリピンなど。2016年10月に ”今よりもっと台湾が好きになる” をコンセプトに「HowtoTaiwan - 台灣指南(http://howto-taiwan.com )」をリリース。現在も3ヶ月に一度は台灣へ行き、取材も兼ねた一人旅を楽しんでいる。

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