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Madoka 旅と写真が好き

月1旅行がモットーで、普段はOLをしながら休みを見つけてはカメラ片手に国内外問わず出かています。大自然からパワーをもらったり、自然の力を取り入れられるオーガニックコスメ、星の動きなどのスピリチュアルなことも大好き。いつも自分に正直に、自然体でナチュラルに生きていたい。

こんにちは。旅とカメラが好きな東京在住のOLのまどかです。

みなさんは、登山に興味はありますか?自粛期間や在宅勤務でお家にいる時間が多くなった今年は、登山やキャンプなど密にならないところでリフレッシュできる新しいアウトドアを始める人が急増しているそうです。

今回は都心からも約1時間と近く、プチ観光気分が楽しめて、お年寄りから子供、登山に馴染みのない初心者の方まで幅広い世代の人が楽しめる高尾山の魅力についてお伝えします。

高尾山ってどんなところ?

Photo by Madoka

2007年にフランスのガイドブックである「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」が三つ星として掲載したことでも有名となった高尾山。

現在では、年間300万人の登山者数が訪れる、世界で一番登山者数が多い山となっています。標高は599メートルで麓から山頂まで約2時間半で登ることができます。

日帰りで行ける手軽さと、初心者でも気軽に登山しやすい高さで、週末にはお年寄りから子供までたくさんの人が豊かな自然の中でリフレッシュするために訪れています。

山とはいえ、基本的に動きやすくて脱ぎ着しやすい格好と、歩きやすい靴があれば大丈夫。都山用の装備を持っていなくても登ることができます。水などの飲み物やタオルも持参し、初めての場合は、夕方までには下山できるようなプランでチャレンジすることをおすすめします。

もちろん高尾山の中であれば、ほとんどのエリアで電波も届くのでご安心ください。

■詳細情報
・名称:高尾山
・住所:〒193-0844 東京都八王子市高尾町
・地図:
・アクセス:京王線高尾山口駅下車徒歩約5分
・料金:入山料は無料
・所要時間:約5時間
・オススメの時期:秋から冬にかけて紅葉の季節
・公式サイトURL:https://www.takaotozan.co.jp/

ケーブルカー/リフトがあるので初心者も安心

Photo by Madoka

高尾山には、中腹までケーブルカーやリフトを利用して登ることもできるので、体力に自信のない方でも楽しめます。

ケーブルカーは片道約6分で、ケーブルカーの路線では日本で一番急勾配となっています。リフトは片道約12分で2人乗りで、景色や開放感を楽しみたい方はリフトに乗るのがおすすめ。

リフト乗り場までは、チケットを購入してから約100段の階段を登る必要がありますので、階段を避けたい方はケーブルカーを選びましょう。

ケーブルカーやリフトを利用して中腹まで行くと、高尾山の表参道と言われる1号路に出ます。そこからは舗装された比較的平坦な道に沿って、山頂を目指すことができます。

ゴールデンウイークや紅葉の時期はケーブルカーもリフトも大変混雑し、1時間以上待つこともありますので注意が必要です。

Photo by Madoka

ケーブルカーやリフトを降りてから約3分ほど山頂に向かって歩くと、「霞台展望台」があります。天気のいい日はここから東京都心のビル群がよく見えます。陽が落ちてくると、夜景も綺麗ですよ。

コースが豊富で何度来ても飽きない

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高尾山の登山路には、1〜6号路と稲荷山コースと呼ばれる全7つのルートがあります。登山道には案内がたくさんあるので間違えることはありませんが、初心者には足元が舗装されている1号路をおすすめします。

1号路は雨が降ったあとでもぬかるみが少なく、快適に歩けます。1号路には、薬王院や霞台展望台、茶屋やトイレもあるので、自然を楽しみながら観光気分で歩くことができると思います。

1号路以外のコースは、お店もトイレもない登山道ですので、ご注意ください。各コースによって楽しめる風景や植物が異なりますし、6号路ではびわ滝が、4号路では吊り橋が見られるなど、見どころも異なります。

どう楽しみたいかでコースを選ぶことができるので、何度行っても新しい発見がありますよ。

Photo by Madoka

1号路の途中には、さる園があります。さる園では、70頭以上の猿が大自然の中でのびのびと過ごす姿が観察できます。飼育員さんのユーモア溢れる猿の紹介に思わず笑みがこぼれます。子ども連れには、特におすすめです。

山頂からの眺めは東側と西側に分かれます。東側からは新宿などの都心を眺めることができ、西側からは富士山などの山並みを見渡せます。

季節によって異なる楽しみ方ができる

季節によって異なる楽しみ方ができるのも、高尾山の魅力の一つです。小さな山なのに約1,600種類の植物が自生していることから、春には多くのカメラ愛好家たちが訪れて、花の写真を撮影しています。

植物の他にも昆虫の数も多く、ムササビの観察ができることでも有名です。

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夏には、夜景をバックにビールや絶品グルメを楽しめるビアガーデン「高尾山ビアマウント」がオープンします。自然の中で心地いい風を感じることができるので、毎年多くの人で賑わいます。

ビアマウントの営業期間中はケーブルカーの夜間運転があるので、安心して夜景とお酒を堪能できます。

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秋の紅葉シーズンは比較的混雑しますが、心ゆくまで大自然の中で紅葉を楽しめるのは、高尾山ならでは。観光客が少ない平日や、昼前の時間を狙って見に行くのがおすすめです。

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冬は空気が澄んでいるので、夕方から夜にかけて都心の夜景を見下ろすことができます。キラキラと輝く東京の夜景は必見です。冬の山頂はとても冷えるので暖かくして見に行きましょう。

グルメやパワースポットも魅力的

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山頂では高尾山の名物であるとろろ蕎麦が、1号路の山道では食べ歩きができるものがたくさん販売されています。

私のおすすめは、ケーブルカーを降りてすぐのところで販売している「天狗焼き」です。(高尾山では天狗がシンボルとなっています)

1つ150円と手ごろな価格で、大粒の黒豆がたい焼きの皮のような生地の中にごろごろと入っています。温かくてホクホクの天狗焼きはとってもおいしいので、ぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。

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下山した後には、高尾山口駅周辺に広がっている食事何処や甘味処で一休みしてはいかがでしょうか。山菜をふんだんに使用したお蕎麦やうどんはもちろん、かき氷やあんみつなどをいただくことができます。

おまんじゅうやお団子、お煎餅など、食べ歩きを楽しめる手軽な食べ物もありますよ。

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高尾山の中腹には、高尾山薬王院と呼ばれる寺院があります。こちらはパワースポットとしても有名で、広い境内にはさまざまなご利益スポットがあります。

御朱印をいただくこともできますので、待ち時間の少ない平日を狙って行ってみるのがおすすめです。

プチ観光気分で非日常を味わえる高尾山へ

休みの日はいつもと違う大自然の中でリフレッシュしたい方や、手軽に登山にチャレンジしてみたい方は、次のお休みに高尾山に行ってみてはいかがでしょうか。自分で出したゴミは持ち帰る、植物は持ち帰らないなど、ルールを守って、大自然に広がる非日常感を楽しんでくださいね。

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