日本国内の田んぼアートおすすめ5選
じっくりと時間と手間をかけて作られる田んぼアート。どこに行けば見られるのか気になりますよね。現在田んぼアートは、日本全国約20箇所で作られています。その中からおすすめの5箇所をご紹介します。
田んぼアート2017(北海道)
6月中旬に田植えをする北海道上川郡鷹栖町の田んぼアート。親子で見て楽しめるような動物がモチーフで、縦横の広々とした水田を舞台に作られています。緑や黄、黄緑・オレンジ・赤・白・紫の7色の稲を駆使した作品は色鮮やかですよ。
鷹栖町は北海道第二の都市旭川に近いので、旭山動物園や大雪山旭岳などの観光コースに田んぼアート見学を加えてみるのはいかがですか?
・名称:田んぼアート2017
・電話番号:0166-87-2111 鷹栖町役場
・オススメの時期:8月中旬
・公式サイトURL:http://www.town.takasu.hokkaido.jp/kankou_event/tanboart/
田舎館村田んぼアート(青森県)
約20年前に村おこしとして始まった青森県南津軽郡田舎館村の田んぼアート。日本初の田んぼアート作品として作られた「モナリザ」は、遠近感などを考慮せずに作成してしまい、裾広がりで太めになり大ブーイングの嵐だったとか。その後は年を追うごとに劇的な進化を続け、2016年は「シン・ゴジラ」と「真田丸」をテーマに展開。
「風と共に去りぬ」や「スターウォーズ」などの映画をモチーフにすることも多く、作品の完成度はもはや田んぼアート界のレジェンド。海外から見学に訪れる人も多く、村おこしとしてもプラス効果を生み出し、大成功をおさめています。
・名称:田舎館村田んぼアート
・電話番号・0172-58-2111
・オススメの時期:6月初旬~10月初旬
・公式サイトURL:http://www.inakadate-tanboart.net/
「田んぼアート」in行田(埼玉県)
2015年に「最大の田んぼアート」としてギネス世界記録に認定された埼玉県行田市の田んぼアート。公式記録は27,195平方メートルで、これは東京ドームの約半分強の広さ。2016年は「ドラゴンクエスト」とのコラボを実現するなど、熱気を感じる田んぼアートを展開しています。
高さ50mの古代蓮会館展望室からは田んぼアートを一望できるほか、蓮池や関東平野、天気が良ければ東京スカイツリーや富士山を眺めることもできます。
・名称:「田んぼアート」in行田
・電話番号:048-556-1111(内線386)行田市役所
・オススメの時期:6月初旬~10月初旬
・公式サイトURL:https://www.city.gyoda.lg.jp/15/05/10/tanbo27/images/2016tanbo.html
さんむ田んぼアートプロジェクト(千葉県)
「さんむ田んぼアートプロジェクト」は、東日本大震災からの復興を目指し、福島県相馬市・千葉県山武市・神奈川県横浜市に在住するメンバーが集まり2014年に始まりました。まだ新しいプロジェクトですが、一般参加ができる5月の田植えには、すでに定員を超える勢いの応募があるほどの人気!
裸足で田んぼの中に入って行う田植えは、かなり爽快でハマる人続出らしいですよ!7月中旬には鑑賞祭りを開催しているので、中下海水浴場や史跡めぐりの行き帰りに立ち寄るのもおすすめです。
・名称:さんむ田んぼアートプロジェクト
・電話番号:なし
・オススメの時期:田植え5月・鑑賞祭7月
・公式サイトURL:http://tamboartsys.wixsite.com/sammu
田んぼアート(群馬県)
2009年から始まった群馬県高山村の田んぼアートは、毎年6月初旬に、ボランティア参加の人たちによって田植えを行っています。ゆるキャラの「ぐんまちゃん」や「くまモン」などの親しみやすいモチーフが多く、素材に使う古代米は田んぼアートの聖地田舎館村から取り寄せるなど、こだわりを感じます。
「道の駅 中山盆地」の前の田んぼに作られているので、群馬グルメのみそまんじゅうを食べながら眺めるのも良し、道の駅の温泉に入ったあとじっくり鑑賞するのも良しです。
・名称:田んぼアート
・電話番号:0279-63-2111 高山村役場 地域振興課
・オススメの時期:7月~9月
・公式サイトURL:http://www.takayama-kanko.jp/info/shizen/tanbo-art.html
完全手作りの田んぼアート
田んぼアートは、すべての行程が人の手によって作られた完全手作りとなっています。春から秋の季節をまたいで、自然に任せて作りあげる田んぼアート。
田んぼアートは京都や愛知、岡山などほかのエリアでも開催されているので、近くの田んぼアートを探してみてください。