プニング温泉(クラーク、フィリピン)
ライター
かわい まゆみ 絶景ハンター&トラベルライター

かつてミステリーハンターに憧れた、好奇心旺盛、タフさ、度胸、鉄の胃腸とフットワークの軽さ、何より悪運の強さが持ち味の女ひとり旅88カ国。秘境絶景地球のワンダー、日本人になじみの薄いマニアックなスポット、B級グルメに屋台飯が大好物。世界は驚きに満ちている、老いも若きも男女の別なく、"外に出たい"その一歩を後押しする何かを提供できたら嬉しいです。

【食】ご当地メシ&おしゃれカフェでグルメに舌鼓

こちらでは、クラーク周辺でおすすめのグルメスポットを2ヶ所ご紹介します。

アーリン・ルーシン・シシグ

パンパンガ発祥のシシグ(アンヘレス、フィリピン)Photo by Mayumi
フィリピンを代表するご当地メシといえば、やはり何といっても「シシグ(Sisig)」。

シシグとは、刻んだ豚肉、玉ねぎ、にんにく、醤油、ビネガー、そして唐辛子で炒めた鉄板の家庭料理。しっかりした味付けと炭火の香ばしい、オイリーな味わいがクセになる逸品です。

そのシシグの発祥であり元祖といわれるのが、アンヘレス市にある「アーリン・ルーシン・シシグ(Aling Lucing Sisig)」です。

元祖シシグは、マヨネーズを一切混ぜないシンプルスタイル。日本でいうすだち風のカラマンシーを絞って、さっぱりいただくのが定番です。もちろん、シシグ以外の本場フィリピンフードももれなく楽しめますよ。

パンパンガ発祥のシシグ(アンヘレス、フィリピン)Photo by Mayumi
フィリピン・ルソン島全土に8店舗を構える人気チェーンの「アーリン・ルーシン・シシグ」 ですが、アンヘレス市のここ本店は、なかなかディープな界隈に位置します。とはいえ、フィリピン前大統領ドゥテルテ氏をはじめ、多くの著名人が詰めかけるお墨付きの有名店。

こうしたフィリピン・ローカルの生の生活風景が楽しめるのも一興ですね。

■詳細情報
・名称:アーリン・ルーシン・シシグ Aling Lucing Sisig
・住所:Glaciano Valdez St.Brgy.Agapito del Rosario Angeles City, Angeles City, Pampanga, Philippines
・地図:
・営業時間:9:00~21:00
・年中無休
・電話番号:+63-928-938-1503
・公式Facebook:https://www.facebook.com/lucingcunanan

VG Bakery + Bistro

おしゃれなカフェ VG Bakery(クラーク、フィリピン)Photo by Mayumi
うって変わって、こちらは2023年8月にオープンしたばかりのクラークで最先端をゆくおしゃれカフェ「VG Bakery + Bistro」。

モノトーン基調の洗練されたインテリアに天井高い開放的な空間には、焼きたてクロワッサンやさくさくデニッシュ、フィリピン定番パンデサルなど美味しいパンとコーヒーの香りが立ち込めています。

そのほか、フィリピン定番朝食の目玉焼きがのったワンプレート料理「タプシログ」や、シシグ、アドボ、チキンイナサルなどのフィリピンローカルグルメはもちろん、パスタ、ピザ、バーガーなど洋食イタリアンまで、食欲をそそるメニューが揃っています。

いろんなフィリピンのパンデサル VG Bakery(クラーク、フィリピン)Photo by Mayumi
今回は、フィリピン定番のご当地パン食べ比べと称して、当店自慢の5種類のパンを実食させていただきました。

香ばしくチーズ掛けされた「パンデサル」、ココナッツクリームが入った「パンデココ」、ピーナッツクリームが挟まれた「スパニッシュ・ブレッド」、細切りチーズがたっぷりトッピングされた「エンサイマーダ」、そして個人的に1番お気に入りだったのが、日本でいう紫芋のウベが練り込まれた「ウベ・チーズ・パンデサル」。

フィリピンのパンは日本の菓子パンに近く、日本人の舌になじむやさしい甘さとふんわり感が特徴。パン好きもうならせる逸品、ぜひお試しあれ。

■詳細情報
・名称:VG Bakery + Bistro
・住所:SRD Bldg, 2062 – B G/F E Jacinto St., Clark Freeport Zone , Angeles City, Pampanga, Philippines
・地図:
・営業時間:7:00~22:00
・年中無休
・電話番号:+63-999-378-7949
・公式Facebook:https://www.facebook.com/VGBakeryBistro/

【買】旅の終わりはSMモールでお土産選び

旅の終わりはやっぱりお土産選び。今回は、選択肢が豊富でリーズナブルな買い物が楽しめるSMモールをご紹介します。

SMシティ・クラーク/SMシティ・パンパンガ

SM シティ・クラークPhoto by Mayumi
フィリピンを旅していると、必ず一度は目にする巨大ショッピングモール「SMモール」。フィリピン最大手の財閥グループがフィリピン全土に展開するショッピングモールで、日本でいうイオンモールや、ららぽーとに近い複合商業施設。とにかく広くて、何でもそろっています。

そういうわけで、フィリピンにおいてお土産選びは近場のSMモールに駆け込むのが、もっとも手っ取り早く効率的。クラークの場合は、クラーク・フリーポート・ゾーン内にある「SMシティ・クラーク」か、パンパンガ州最大のSMモール「SMシティ・パンパンガ」がおすすめです。

SM スーパーマーケットPhoto by Mayumi
個人的におすすめなのは、モール内にあるこの「SMスーパーマーケット」。

お土産に買うドライマンゴーやチョコレート、フィリピンローカル菓子から化粧品、家庭用品、生活雑貨まで幅広く、かつリーズナブルなお値段で手に入ります。空港で購入するより何倍も安値で購入できるのがメリット。要チェックですよ!

SMパンパンガの遊園地Photo by Mayumi
ちなみに、SMシティ・パンパンガにはちょっとした遊園地が併設されていました。大型観覧車にフリーフォール、回転木馬まで完備。ショッピングの後、ぜひ息抜きに寄ってみてはいかがでしょうか。

クラーク旅はセブ・パシフィック航空の成田発直行便で!

フィリピンを訪れるとなると、頭が痛くなるアクセス問題。

フィリピンのメインゲートである首都マニラのニノイ・アキノ国際空港は、かつて「世界の空港ワーストランキング1位」にも選ばれた悪評高き国際空港。人も車も混雑が常態化し、施設老朽化や衛生面、職員の不正問題など旅のスタートから難易度は高めです。

そうした問題を解決するのが、セブ・パシフィック航空による成田発クラーク直行便。2022年5月にオープンしたばかりのクラーク国際空港の新ターミナルはとてもきれいで構造もシンプル。人混みとは無縁で、ストレスフリーで市内へアクセス可能です。もちろん他地域・都市への乗り継ぎもスムーズです。

今度のフィリピン旅はぜひ、魅力あふれるクラークを訪れてみてはいかがですか?

ライター
かわい まゆみ 絶景ハンター&トラベルライター

かつてミステリーハンターに憧れた、好奇心旺盛、タフさ、度胸、鉄の胃腸とフットワークの軽さ、何より悪運の強さが持ち味の女ひとり旅88カ国。秘境絶景地球のワンダー、日本人になじみの薄いマニアックなスポット、B級グルメに屋台飯が大好物。世界は驚きに満ちている、老いも若きも男女の別なく、"外に出たい"その一歩を後押しする何かを提供できたら嬉しいです。

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