東ティモールの物価
物価については日本よりは若干安いように感じましたが、スーパーに並ぶほとんどのものがインドネシアやオーストラリアからの輸入品のため、あまり安くない印象です。
水1.5L 1本 1米ドル(スーパー)、安宿1泊2000円以上、料理(レストラン)は10米ドル以上、Burger Kingのセットで5ドル以上です。
食事については、東ティモールの人々がが通うワルンという小さな食堂のようなところで済ませば、1食 2米ドル程度で食べられます。
東ティモールの美味しかった料理や食べ物
東ティモールの食事は基本的に米が主食です。麺・とうもろこし・キャッサバも主食として食べられるそうですが、いくつかのお惣菜と、新鮮な魚またはお肉などを豊富に使って1プレートで済ませるのが東ティモールの一般的な食事。
具体的な東ティモールの料理ですが…特に名前をつけていないとのこと。但しワルン(食堂レストラン)では、インドネシア料理が少しアレンジされているような食事が色々揃っています。
例えば肉や魚のすり身団子のスープ「バクソ」や鶏肉や野菜をふんだんに入った麺「ミアヤム」、好きなお惣菜を乗っけて食べる「ナシゴレン」、バナナやハーブの葉と魚を蒸し焼きにした料理など、優しい味でとても美味しいものだらけです。ミアヤムにトマトケチャップ+チリを大量にかけるのが美味しい食べ方だと教えてもらいました。
東ティモールのエンターテイメントやアクティビティ
是非ダイビングやシュノーケリングで、手付かずの海の世界を楽しんで欲しいです。世界で最も豊かな海洋生態系を有するエリア、コーラルトライアングルの中に東ティモールは含まれており、ここでの海の旅は世界中のダイバーが注目するスポット。
イルカやジュゴンの群れはもちろん、クジラも近くで生息しているため、ホエールウォッチングも人気なアクティビティの一つとなっています。
海の次は、山も登ってみてはいかがでしょうか。ティモール島にはディリから比較的近い位置に2986m ラメラウ山があり、簡単に登山もできるようです(2018年10月頃まで道の整備のため登山禁止)。またはアタウロ島やジャコ島など、アイランドホッピングをしてみても良いかもしれません。
生物多様性を誇る自然の宝庫を楽しんでください!
東ティモールのナイトライフ
ディリ内にはクラブやディスコなどがあり、週末には朝までカラオケやダンスをする若者で溢れます。またワルン(食堂)も夜中の12:00頃まで空いているため、踊り明かす前の軽食をとっても良いかもしれません。
東ティモールのお土産
東ティモールの伝統的な手織物である「タイス」はお土産に大抜擢です。アタウロ島まで足を運べば、毎週土曜日にマーケットが開かれているので、そこでタイスはもちろん、手作りのアクセサリーや洋服、バッグなども購入できるでしょう。
“Made in Timor Leste”を探すのは少し難しいかもしれませんが、スーパーへ行けばコーヒーはもちろん、ティーパックや焼き菓子などを手に入れることが出来ます。また空港の出発ゲートの近くには小さなお店があり、東ティモール産のお菓子やグッズを揃えることができるでしょう。
そこで売っているジンジャーキャンディとタマリンドは、喉をよく痛める私のお気に入りの一品です!
東ティモールのビザ
All photo by なみー
アライバルビザ 30米ドルで取得が可能。ただし東ティモールを出国する航空券が必要となります。入国審査カードが2枚ありますので、空港に到着してからお書き下さい。
出国税として10米ドルが必要とのことでしたが、私は特に求められませんでした。出国審査カードが必要になりますので、チェックインカウンター周辺でお書き下さい。
※渡航前は必ず外務省や大使館からの最新情報を調べましょう!
東ティモールの基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)
首都:ディリ
通貨:米ドル
言語:テトゥン語、ポルトガル語、インドネシア語、英語
面積:約1万4,900平方キロメートル
人口:約118.3万人
宗教:キリスト教、イスラム教
時間帯:日本との時差はありません
気候:熱帯モンスーン気候
東ティモールへの行き方(日本から行った場合)
日本からの直行便はないため、インドネシアやシンガポール、オーストラリアなどで乗り継ぎ。
東ティモールにある有名な世界遺産
2018年8月現在、登録されている世界遺産はありません。
最後に一言
2002年に建国された東ティモール。決して豊かとは言えないものの、東ティモール人の透き通った瞳と笑顔、優しさは、彼らの心の豊かさと幸せを象徴しています。
一日一日新しい国として成長し続ける国、東ティモール。その広大な大自然と人々の温かさに触れてみる旅はいかがでしょうか?