スマホやPCでたくさんの情報にアクセスできるようになった今の時代、旅先の情報を得るためにSNSなどを活用する方が多いのではないでしょうか。

そんな中、今回TABIPPOがあえて提案するのは、インターネットを使わない“セレンディピティな旅”。

“セレンディピティ”とは「幸運な偶然」のことを指します。ネットで調べた情報を基にスケジュールを組んで巡る旅も良いですが、地域の情報に詳しい観光のプロフェッショナルのおすすめの場所に行ってみて、そこでの偶然の出会いを楽しむ旅もおもしろいと思いませんか?

そんなセレンディピティな旅をするときに活用をおすすめしたいのが、「東京観光情報センター」です!この記事では、東京観光情報センターがどんな施設かをご紹介すると共に、セレンディピティな旅のスタイルをご提案します。

無料で旅の相談ができる!東京観光情報センターとは?

東京観光情報センター新宿バスタ東京観光情報センターバスタ新宿

東京観光情報センターとは、国内外から東京を訪れる旅行者の方々へ情報を提供する施設です。観光のプロであるコンシェルジュに無料で相談できるほか、おすすめのスポットやルートの案内をしてもらうこともできます。

「今の季節のお花が見られるスポットはどこ?」「東京の穴場スポットを知りたい」「〇〇までの行き方を教えて」など、さまざまな質問にも親切に答えてくれます。

ほかにも、「初めての東京観光でどこへ行ったらいいのかわからない」「地方から東京に来た両親を案内するときの最適ルートを知りたい」「子どもを連れて東京観光をするときのおすすめスポットを教えてほしい」といった相談にものってもらえます。

東京観光情報センター京成上野

また、気軽にパソコンやスマホから東京観光情報センターのコンシェルジュに旅の相談ができる、オンライン観光案内も実施しています。

さらにアクセシブル・ツーリズム(高齢者や障害者など、移動やコミュニケーションに困難を抱える方のニーズに応えながら、誰もが旅を楽しめることを目指す取り組み)にも対応しています。

目や耳の不自由な方ともコミュニケーション支援ツールを通じて、バリアフリー対応のおすすめ観光コースやホテルの紹介など、旅を楽しむためのあらゆる手助けをしてくれるので、初めての観光地でも安心ですね。

東京観光情報センターは都内に5か所!

東京観光情報センター東京都庁東京観光情報センター東京都庁

東京観光情報センターは、東京都庁、バスタ新宿、羽田空港、京成上野、多摩(立川)の5か所に設置されています。

飛行機で来た際には羽田空港、高速バスなら降りてすぐのバスタ新宿、電車なら駅直結の京成上野と、東京に着いてすぐセンターに行くことができます。

東京都庁では展望室の観光と合わせて情報収集ができ、多摩ではエキュート立川でのお買い物ついでに立ち寄ることが可能です。各施設の詳細はこちらをご確認ください。

東京観光情報センター羽田空港
東京観光情報センター羽田空港

5か所とも、旅に欠かせないパンフレットをたくさん取り揃えているので、「観光のアイデアがわかない…!」といった場合にも、センターを覗いてみることをおすすめします。

東京観光情報センターからスタートする旅がおすすめ

東京観光情報センター 多摩東京観光情報センター 多摩

「旅先で出会った人に勧められた穴場スポットがすごくよかった」「たまたま入ったレストランの料理がすごく美味しかった」といった、偶然によってもたらされた思い出って強く心に残りませんか?

東京観光情報センターを利用する旅は、まさにそんな偶然の出会いをもたらしてくれます。

インターネットで気軽にたくさんの情報にアクセスできるようになった今だからこそ、あえてスマホを使わないセレンディピティな旅。たまにはスマホを置いて町へ繰り出すのも、新鮮で楽しいはず!

母と娘の東京観光の様子

TABIPPO.NETでは、そんな東京観光情報センターを活用するセレンディピティな旅をテーマにした「スマホを置いて、町へ出よう」特集が始まります。

実際に東京観光情報センターを活用して観光する親子旅の記事も掲載予定なので、ぜひお楽しみに。

みなさんも、地域のパンフレットや街歩き情報が揃う東京観光情報センターを訪れて、偶然の出会いを楽しんでみてくださいね。

その他

1996年東京生まれ。ステキな人やモノを広めるライター。2019年にフリーライターとして独立し、インタビュー記事、地方取材記事、イベントレポート、プレスリリースなどの執筆を手がける。短期間でサクッと行く旅と音楽が好き。普段は多国籍なシェアハウスで暮らしています。

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