ライター
Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

メキシコ人の夫と2人の娘と世界中を引っ越し&旅行三昧の日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数30ヵ国。現在は10年ぶりにドイツ滞在中。

こんにちは。10年ぶりにドイツに引っ越してきたばかりのライター・Yuです。今度はいつ旅行に行けるのか?と日々のモチベーションが下がったり、休暇を持て余したりしている方も多いのではないでしょうか。

そんなみなさんに、今回ぜひ紹介したい旅の思い出があります。それは、マラソン目的の旅。

本格的な運動経験もない私ですが、数年前にカナダのカルガリーで、ハーフマラソンに参加してきました。軽いノリから挑戦しましたが、出発前のトレーニング期間含め、とても楽しくいい思い出になったんです。

また、コロナ禍で旅行に行けない今は、次回のマラソン旅行に向けてトレーニングをはじめるのにもってこいの時期です。こんな旅の方法もあるんだ、と思ってもらえたら嬉しいです!

初心者でも簡単に参加できる海外マラソン

海外マラソンというとハードルが高そうだし、申し込み方法が面倒そう。旅行先でのマラソンは、体力的にも手続きの言語的にも不安。という方もいるかもしれません。しかし実際は、申し込みも支払いもオンラインで完結します。


マラソン前日までに、スタート地点へのアクセス方法をきちんと下調べさえしておけば、当日もスムーズでした。

海外マラソンと一口に言っても、リゾート地(ホノルルやグアムなど)、大都市(ニューヨークやベルリンなど)、歴史ある街並み(ローマ・ヴェネツィアなど)、と開催地や雰囲気もいろいろ。また、ディズニーキャラクターと走れるディズニーランや、クリスピークリームチャレンジ(5㎞ランの間に12個のドーナツを食べる)など、ユニークな体験型マラソンもあります。

残念ながら、現在は新型コロナウイルスの影響で、どのマラソン大会も、次回の開催は未定です。なので今は、どの街を走ってみたいか、いろいろ想像してモチベーションをあげていきましょう!

初心者の私が試したトレーニング方法

私が参考にしたのは、「HAL HIGDON Marathon Training Programs」というサイト。

これはアメリカで最も有名なマラソントレーニングコーチが、5㎞ランからフルマラソンまで、ビギナーから上級者のために、さまざまなトレーニングプランを紹介しているサイトです。

私が挑戦したのは、「Novice 1 Program」という、ハーフマラソンを目標とした3ヵ月間のビギナー向けプラン。

以下が12週間の毎日のプランです。

1週目 休み 4.8kmラン 3.2kmランorクロス 4.8kmラン 休み 30分クロス 6.4kmラン
2週目 休み 4.8kmラン 3.2kmランorクロス 4.8kmラン 休み 30分クロス 6.4kmラン
3週目 休み 5.9kmラン 3.2kmランorクロス 5.9kmラン 休み 40分クロス 8.1kmラン
4週目 休み 5.9kmラン 3.2kmランorクロス 5.9kmラン 休み 40分クロス 8.1kmラン
5週目 休み 6.4kmラン 3.2kmランorクロス 6.4kmラン 休み 40分クロス 9.7kmラン
6週目 休み 6.4kmラン 3.2kmランorクロス 6.4kmラン 休みor簡単なジョギング 休み 5㎞レース
7週目 休み 7.3kmラン 4.8kmランorクロス 7.3kmラン 休み 50分クロス 11.3kmラン
8週目 休み 7.3kmラン 4.8kmランorクロス 7.3kmラン 休み 50分クロス 12.9kmラン
9週目 休み 8.1kmラン 4.8kmランorクロス 8.1kmラン 休みor簡単なジョギング 休み 10㎞レース
10週目 休み 8.1kmラン 4.8kmランorクロス 8.1kmラン 休み 60分クロス 14.5kmラン
11週目 休み 8.1kmラン 4.8kmランorクロス 8.1km ラン 休み 60分クロス 16.1kmラン
12週目 休み 6.4kmラン 4.8kmランorクロス 3.2kmラン 休み 休み ハーフマラソン

このプランを作ったコーチによるポイントは以下の通りです。

・早く走る必要はない。(走りながら会話ができるくらいがベスト!それができないようなら、早く走りすぎている)

・休むことも、トレーニングとおなじくらい大事。必ず週に2日は休息日を。

・クロストレーニングの日も作る。クロストレーニングとは、自転車や水泳、ウォーキングなど。

・ランニング中、疲れたら歩いてもOK。

・このトレーニング中は、ウェイトリフティングなど、きつめの筋トレを新たにはじめない。

・5kmランや10kmランがあれば、トレーニング期間中に参加してみる。(自分のトレーニングの進捗状況の確認になる)

・このプラン通りの日程でなくてもOK。例えばこのプランでは日曜日がロングランの日だが、自分のスケジュールに都合の良い日をロングランにするなど、プランは変更可能。

トレーニングのあとには、自分にご褒美を!

私は、友人とカルガリー旅行を計画しているときに、たまたまカルガリーマラソンの存在を知り、「じゃあついでだし、走ってみる?」と軽いノリでマラソン参加を決めました。

友人はご近所さんでもあったので、雪の日も、マイナス10度の天気の中も、毎日無駄話をしながら一緒にトレーニング。


時には少し遠出して、ブルワリーをゴール地点としてコース設定し、走り終わった後は、ビールで乾杯!と、自分たちにご褒美をあげたり。楽しみながらトレーニングをしたのもきちんと続けられた秘訣だと思っています。

私のように、はじめてマラソントレーニングをする方は、「自分のペースで、無理せずに、楽しみながら!」をモットーに頑張ってみるといいかもしれません。

参加したカルガリーマラソンレポート


現地に到着したら、大会前日までにエキスポ会場に行って出場登録を行い、ゼッケンや、事前にWebサイトで購入していたグッズの受け取りをします。(記念Tシャツなど。それを身に着けて当日走る人も多くいます)

エキスポ会場には、いろいろなメーカーのブースがあり、歩いて回るだけでも楽しいです。


壁一面に張られた張り紙には、よーく探すと自分の名前があります。記念に名前を囲み、記念撮影する人も多くいました。

まわりにいるランナーの人たちと話を交わす人もいて、会場内は熱気にあふれ、一気にワクワク感が高まります。


もし日程に余裕があるなら、レース前日までに、スタート地点へ実際に行ってみることもおすすめします。当日のホテルからのアクセス方法や所要時間などを事前に見ておくと、余裕を持ってレースに参加できます。


そして、ついにレース当日。早めに到着してレース開始を待つ人で賑わっていました。


いよいよレース開始!カルガリーの観光名所である、カルガリータワーをはじめ、ダウンタウンなども交通規制がかかり、車が通行止め。いつもは車で賑わうカルガリー中心部を、悠々と走りながら眺める光景は最高!の一言。

沿道からはたくさんの人たちが横断幕を持ってエールを送ってくれたり、ライブミュージックの演奏があったり、地元の子どもたちがハイタッチを求めてきたりと、沿道の人たちを見るのもとても楽しかったです。


ゴール地点にて。天気も良く、完走した!という達成感は最高でした。


ゴール地点では、一人ずつ写真撮影もしてくれます。後日大会のWebサイトから、自分が映った写真の注文ができます。

参加者全員にメダルも授与されます。どんなお土産よりも思い出に残る、いい記念になりました!

■詳細情報
・名称:カルガリーマラソン
・電話番号:+1 403-264-2996
・料金:フルマラソン110ドル、ハーフマラソン90ドル、10㎞55ドル、5㎞40ドルなど
・公式サイトURL:https://calgarymarathon.com/

マラソンのあとはもちろん観光も!

今回のマラソン開催地であったカルガリーは、カナダの中でも急発展を遂げる大都市です。

高層ビルがそびえる大都市としての一面がある一方で、少し足をのばせば、カナディアン・ロッキーの雄大な景色やウィンタースポーツなど、さまざまな楽しみ方ができる観光地として注目を集めています。

日程に余裕があった私たちは、カルガリーから1時間半ほどのバンフ国立公園にも行ってきました。世界遺産「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」の中の国立公園の一つで、ここがまた、かなりよかったです!


壮大かつ美しい大自然の中、ハインキングやスキー、乗馬など、さまざまなことが楽しめるリゾート地で、観光客で賑わっています。なんと温泉もあり、ゆったり楽しむこともできちゃいます。

このエリアではアルバータ牛が世界的に有名で、ローカルグルメも楽しめますよ。

■詳細情報
・名称:Banff National Park
・地図:
・アクセス:カルガリー市内から、車かバスで約1時間半
・オススメの時期:夏季
・公式サイトURL:https://www.pc.gc.ca/en/pn-np/ab/banff

次の旅行に向けて、さあ、トレーニングをはじめてみよう

海外旅行にも行けないばかりか、友人たちと大勢でワイワイもできない日々。ストレスを発散する場もなかなかなく、日々のモチベーションが下がってしまっている方も多いのではないでしょうか。

そんな方にぜひおすすめしたいのが、「旅×マラソン」という旅のかたち。目標に向かってトレーニングをする達成感や、憧れの場所を走ることを想像する時間はとっても楽しいものです。

これから春になるにつれ、ランニング日和の日々がやってきます。次の旅行に向けて、あなたもトレーニングをはじめてみませんか?

All photos by Yu Villegas

ライター
Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

メキシコ人の夫と2人の娘と世界中を引っ越し&旅行三昧の日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数30ヵ国。現在は10年ぶりにドイツ滞在中。

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